シンプルなお一人様の老後のエコ住宅14

エコ住宅　進んでいます。
大工工事もほぼ終わり　内装工事にかかっています。
パテ　パテ　パテ
養生　養生（汚れなんかを防止するための準備のこと　ここではね）
テーピング・・
これがすべて施主による仕事なんです。

左官工事を始める前の準備が
どんなに大変なものなのか
やった人にしかわかりませんが
これが　仕上がりを良くする決め手です。

特に素人工事の場合は。

天井の高いところも全部。

さあ　満を持して左官仕上げ開始
もくもくと塗る　塗る　塗る。


ちなみに　これは既調合の漆喰の薄塗り　一回仕上げです。
これには　真壁工法
下地の石膏ボードの張り方
ファイバーテープ処理
パテ塗り
プライマー処理　等々様々な処理を経た後の仕事　という前提があっての選択です。

海岸屋は一つおいた向こうの部屋で仕事をしていましたが
「うーん　こんなもんかな・・　まあいいや」　とか
「うおー　俺は日本一の左官職人だ！」　とか言う声が聞こえます。

そうです
Hさん（施主の名前）
すべての　ものづくりにかかわる者の毎日は
その二つの気持ちのあいだにあるのです。

そうやって　時間と情熱を打ち込んだ自分のすまい
きっとこのすまいはHさんを守ってくれるはずです。
そして多少の不具合は施主自身で手当てできるはずでもあります。

そういった　守り　守られる関係こそが
本来の住まいのありかただろうと　海岸屋は思ってもいます。

さて
本職の出番は　もういくつも残っていません。
「暮らし」が始まっていくのです。


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