海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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刻み仕事

昨日は上棟だったんで
刻み仕事について考えています。

刻み仕事 というのは
この地方の言い方なのかもしれませんが
上棟までの 構造材を加工する仕事のこと。

大工の技術の大半がここに注ぎ込まれます。
構造強度
経年変化
耐久性
美的側面
経済性 云々。

けれど 最近考えているのは プレカットのことです。

プレカットを言葉通りに受け取れば
大工の刻み仕事もプレカット。
そうではなくて
ここで言うプレカットとは プレカット工場でする仕事を指します。

工場でする加工。
実は 海岸屋はプレカット工場を見たことがありません。
たぶん 加工機械 システム 人的資源 と千差万別なんだろうけど。

プレカットの仕事をしない
このスタンスははっきりしています。
では なぜ? という部分については
いろいろと考えてはいますが
うまく考えがまとまりません。

ネット上でもいろいろな工務店 大工が プレカット反対の意見を言いますが
たしかに そうだ と同意できるものが ほとんどない。

そのなかの一つに「木のクセを読む」 というものがありますが
この部分で 手刻みの仕事の優位性が 本当にあると考えているのか。
その大工は「木のクセを読む」ことに
どれだけの情熱と時間をかけているのか。
とのかく
経験数では圧倒的に劣っているのだから。

そう プレカット工場では 2~3日で一棟分の加工を終わるのだそうだから
一月に10棟は刻む。
その経験は膨大だ。

大工は職人だから 知恵があって
プレカット工場の工員は 勤め人だから機械的に仕事をこなす などと
一体 だれが見てきた風景なのか。

「木のクセを読む」ことをする しない で
住宅の寿命がかわるような工法を
是としているのか いないのかも また別の問題としてあるけれど。

確かに これは木の使い方に問題があって
それが寿命を縮めたな という現場も何回かは見たけれど
今の新築現場には あてはまらないことになっている。

言い方を変えれば
今 新築されている住宅は
メンテナンス次第で 相当長持ちするだろう という事。

さて
大工の手刻みにどれほどの価値があるのか
仕事の根幹にかかわる部分なんですが
うまく考えがまとまらないままでいます。

だれも しっくりとくる説明をしていない という事は
だれも この道を歩いていない という事。
どうしても 言葉にする必要がある というのは
この事を見ただけでもあきらかです。

私達は なにを感じているのか
どこへ向かおうとしているのか
考え続ける必要があると思っています。

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by kaiganyafoo | 2010-10-03 23:43 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(0)
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