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みなさん おはようございます。
名誉南瓜博士になった海岸屋です。 なんのことだかわからない? まあ それはそれとして。 印西の現場の帰りに 佐倉に寄ってあちこち見たけど 佐倉はやっぱり 感心しますね。 街に歴史があるし それを大事なものだと みんなが理解している。 そんな印象です。 佐倉の歴史とは 佐倉藩の歴史で そしたら 藩主の住まいだった旧堀田邸は はずせませんよね。 これは 入り口ですが もう明治になってから建てた家ですから ものものしい長屋門なんかは ない。 玄関 とはいっても 玄関は身分によって使い分けられていて この立派な玄関を使う人は数人。 普通はこの右側 さらにその右側にも・・・ 海岸屋みたいな職人は 「裏へおまわり。」 とかいわれて勝手口だな。 なにしろ昔は入り口が5箇所もあったそうだから。 さて ここの旧堀田邸のなにがすごいか 何十枚も撮ってきた写真を見て考えたんだけど これかな ここは この屋敷でいちばんフォーマルな座敷で そこの縁側にしつらえた月見の準備です。 そう 海岸屋が行ったときは23日かなんかで 仲秋の明月を見ながら 佐倉のお囃子を聞きましょう という会がありました。 使っているんですね ここを。 たしかに 末口と元口の太さが変わらない6間ものの丸桁とか (何言ってるかわかんないすか すんません) 縁側に張った5間通しの栂の縁甲板とか 場所ごとに塗り分けている大津の磨きの壁とか それらは たしかに素晴らしい。 でもね それらを実際に生かして使っている佐倉の人達は もっと素晴らしいな。 それでこそ この建物も ここを復元修理した名棟梁 田中文男の苦心も 生きてくる ってもんだと思うな。 ここを修理するために4億円を出した佐倉市はえらい。 つまんないコンクリートの箱モノなんかを建てたかっただろうに。 修理するのに4億という見積もりを出した田中棟梁もすごいけど それを支持した市民はもっとえらいな。 それからね ここで説明をしてくれたボランティアガイドの鎌〇さん (名前を伏せているんじゃなくて ホントに思い出せないところが情けない) あんなに熱心なガイドさんは 今まで会ったことがないです。 そして 詳しい。 海岸屋の目から見ると そんなところにこそ 佐倉の文化程度の高さがあらわれている そう 見えます。 感激しました。 11月23日は 非公開になっている部分を公開する ということだったので また行かなくちゃね と思っている海岸屋でした。 にほんブログ村 にほんブログ村
by kaiganyafoo
| 2010-09-27 07:48
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Comments(4)
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by
エコビレッヂ八百剛
at 2010-09-27 09:41
x
名誉南瓜博士の委任状は、気の向いたときに発行しますので。
0
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by
kaiganyafoo at 2010-09-28 07:15
かっこいいやつにしてね
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by
mobiliantichi at 2010-09-28 21:18
佐倉市、ホントにえらい!つまらない箱ものを作るところがホントに多い!!つまらない箱ものを低予算で作ると、年月でどんどん古く、汚く、つまらなくなって、また壊して作ることになって結局お金がかかる。きちんと修復された古い建物は、年月とともに、さらに美しくなる、と思うのですが、そう考える人はすくないのでしょうか、、、。
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by
kaiganyafoo at 2010-09-29 00:26
mobiliさん
こういった建物を見ると テレビなんかで見る豪邸のたぐいが いかに程度の低いものかということをあらためて感じます。 現代人が持つ価値観が一律ではない と言うことは 多様性を認める健全さを持つ反面 わかりやすいものばかりが もてはやされるところもあるようです。 こういった奥の深い文化に価値を見出すようになれるのは 勉強と慣れ なんでしょうか・・。 文化程度の底辺を上げることとか 市民の啓蒙力 というか そんなものの重要性を感じますね。 古いものはみんな壊してしまう、そんな いちばん恐ろしい時代は過ぎつつある というような 希望的な感想を 私個人は持っています。 未来に希望を持ちたいですね。
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