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刻みが進んでます
(構造材の加工が進んでいる という意味です。) 左側は土台で ヒノキです。 右側に少し見えるのは 母屋で 杉です。 これは 桁と梁 屋根は軽いし 平屋なんだけど 寸法は少し大きめ。 この他に 松の梁があります。 材料ならば 高級な家と何も変わらない。 ヒノキの土台 杉の柱 松の梁・・・ もう基本通りです。 それを 大工が刻んでいきます。 プレカットは使わない。 実は 住宅建築の予算のなかで 木材費の占める割合は おおむね15%程度。 さらに外国材の値段が上がってきていることと 戦後に植林したヒノキ 杉が 伐採時期にきていることなどで 国産材が使いやすくなってきています。 節のあるヒノキなんかは 高価格な材料ではありません。 今回は 石膏ボードでみんな隠してしまうのではなく、 柱も 一部の梁も 見えるように作ります。 エコロジーな農家に必須な条件で 情報の公開っていうのがあると思いますが エコロジーな住宅も まぁ 同じかな? さすがに 間取りを公開したりはできないんだけどね。 にほんブログ村 にほんブログ村
by kaiganyafoo
| 2010-09-08 21:33
| 工事
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Comments(6)
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エコビレッヂ八百剛
at 2010-09-09 09:22
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いやー、いい材使ってますね。
さすが独居老人用エコ住宅。
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kaiganyafoo at 2010-09-09 22:03
飛騨の勉強会で
夕食のとき 隣の人に 「杉の柱は 1本 2000円ちょっとくらいが小売値ですから 林業家の取り分は400円くらいじゃないですかね」 と言ったら 絶句してました。 安いといって喜んでばかりもいられない。 中国やイギリスが 日本の山林を買ってるそうですね。 ときには日本の相場の5倍の値段で買うそうな。 開発途上国の天然林を乱伐してきた日本が むくいを受ける順番がきたのかな?
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エコビレッヂ八百剛
at 2010-09-10 09:43
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良いんじゃないですか、日本人が買わなければ
外国人が買っても、そうなって初めて皆が真剣に考えるのでしょう 一本2000円の杉柱が使えない建築業界のあり方も含めて 野菜は中国が野菜輸出国から輸入国に成るのは目に見えて言います、中国の富裕層は日本の有機野菜が大好きとか。 10年20年先、いやもっと早いかも、早いほうが良いな じゃ無いと農家が居なく成っちゃうし、俺達も居ないかも知れないから 成東の土屋さんが言うスイスのようにみんなで考えるように 成ってくれれば良いな。 自分自身としてはお客様に発信しているつもりだけど 琵琶湖の中のミジンコ一匹何処までできるか知れた物。
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kaiganyafoo at 2010-09-11 02:22
八百剛さん
あー 言葉が足りませんでしたね 杉の柱1本¥2000で 絶句した人は 林業家にはいるのが¥400くらい と言った部分に絶句したんでした。 「そんなことじやいけない。 何十年も育てた木がそんな値段では・・」 といった反応だったんです。 材木の値段をもっと高くすると 国産材離れが すぐに起きるのでしょうかね? アルミサッシの高性能化に伴う 高価格化や キッチンや 便器の高性能化は みなさん 無批判で受け入れてくれてますが・・。 それでいて 何十年も家を支えていく 構造材に 大きなコストをさかない というのは 今の日本人のお金の使い方を象徴している気がするんですがね。
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エコビレッヂ八百剛
at 2010-09-11 10:00
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疲れてるのに、コメントありがとうございます。
日本人の金の使い方は、八百屋も変に思ってます。 見せ掛けの、気持ち良い所にはお金は惜しまないけど 教養が無いことが恥で無くなったのでしょうかね、 金は自分で稼いだのだからどう使おうが自由、 と言うより金を自由に使う自由ぐらいしか 今の社会に自由が無いと言ったら良いのか? 生活する上での基礎知識があまりに疎んじられてる気がします。 建築も昔は近所の上棟式の手伝いに行って酒を飲みながら 古老から、大工から建築の知識を学び、自分が家を建てる頃には かなりの知識と経験が蓄積されていたのに、今はそれも無いしね
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kaiganyafoo at 2010-09-12 17:27
いつも思いますが
自分の生活を 自分の手のひらだと思えば その上に乗るものは限られています。 一つ乗せれば 一つ落ちる。 たくさん乗せることなんて できないと思います。 うっかりすると ガラクタばっかり乗せていますよね。
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