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読みました。
話題の本(たぶんね) 面白かったです かなり。 正義の話 とありますが 内容は哲学の本。 このあいだ先輩の大工さんが作業場に来て NHKのテレビを見たんだかなんだかで 面白そうだ と言ってたので 買ってみました。 アメリカで一番立派な大学 と言われているハーバード大学で 一番人気のある授業をしている マイケル・サンデル という人の授業を 本にまとめたものだそうです。 アメリカ人のエリートは こんな授業を受けているんだね。 海岸屋は 一応大学を出てはいるけど(夜学だ) 生徒の脳みそを活性化することに成功している教授は ほとんどいなかったねぇ・・。 もっといい大学なら別なのかな? 本の中では カントやアリストテレスなんかの良く知られた哲学者の 学説や 功利主義 自由至上主義なんかもくわしく語られる。 なかでもカントの理論を説くくだりは本書の白眉で 普通であればさっぱりわからない かのカントが 少しはわかった気がするから うれしくなってしまう。 これはサンデルの講義の技術に負うところが大きくて 話がちょっと難しくなると 実社会の例をもちだして かみくだいて説明してくれる。 サンデル本人はアタマがいいのに バカをばかにしないで連れてってくれるのはえらいな。 子どもニュースじゃないけどな。 実際、こんな先達がいれば みんな勉強がもっと好きになったはずで、 立花隆や 司馬遼太郎の人気が高いのも 難しいことや 込み入ったことをやさしく 面白く教えてくれる という 共通した要素によるところが大きい と思ったね。 実際 先輩の大工さんも 海岸屋の作業場にあった カントの本を持って帰ったけど (ひろった本だ) たぶんわかんないまんま だと思うよ。 そう みんなわかんないまんま なんだと思うな。 そんな人にはお勧めだ。 それからもうひとつ。 アメリカ人は 正義というものが好きらしいけど こんな話を大真面目に繰り返してるってのは すごい。 皮肉とかじゃなく。 アメリカ発の文化は まさに世界を席巻してるけど その根底には こんな正々堂々としたわかりやすさ があるんじゃないかな。 値段は¥2300だから安くはないぞ。
by kaiganyafoo
| 2010-08-16 10:08
| 読んだ本
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