虫送り

まーた暑くなってきましたねー
夏はこうでなくっちゃあ。
今年の夏はいい夏だな。

田んぼも早稲のところは
もう穂が垂れてきてます。

昨日はとなりの九十九里町で　虫送り。

虫送りって何だ？　って思いますよね
それは　田んぼ関係の行事です。

これです　これ
なんだか判りませんよね。
田んぼの近くの広場に10ｍを超えるくらいのものが立ってます。

これは櫓（ろ）と言って　夜　これに火をつけるんです。
竹の骨に　藁やなんかで出来ていますから
そらーもー　威勢よく燃えます。
そうすると　田んぼのまわりにいる害虫が
光にさそわれて飛んできて　火で焼かれて死ぬ　と。

農薬がなかった時代の防虫作戦ですね。
ファイヤートラップ？

でも　派手だよねぇ

でかいもの　これ。
こんなもんに火つけて　いいのか？
って　昔の人は度胸あるよな
山焼きとかもするし。

度胸じゃなくて
火を扱う　技術があった　ってことかな？

残念なことに　夜は仕事があって
行ったときには　もうこの状態。

燃え崩れた後でしたー残念。

東金の仲間に聞いたら
松明に火をつけて　子ども達が練り歩くこともあったし
なんか　腐ったものを台車にのせて　引いて歩いたこともあるそうです。

腐ったもの　っていうのは
やっぱり虫をおびき寄せるためですね
今風に言うと　ベイトトラップ　ですか。

いろいろなこと考えるなぁ。

来年こそは　天高く　燃え上がる櫓を写真に撮りたいです
と
ファイトをもやす　海岸屋でした。

そんなこんなで　今年の田んぼは　よさそうですよ。


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