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けっこう疲れるな。
今週の仕事は風呂の改修工事。 既存の風呂をこわして ユニットバスにする というもの。 月曜日からはじめて 一週間で終わりにしますが そうすると 解体工事は一日でやらなくちゃいけないことになります これが 大変。 二人か三人、現場によって違いますが そのつど手伝いを頼みます。 「もう二度と来たくない。」 (一番正直なご意見 ありがとう) 「おまえ、もうちょっと楽なときに呼べよ。」 (バテてんのに威張っちゃいけない) 「あー 今ちょっと忙しいんで・・・。」 (大人の対応だな・・。) もう さんざんな評判です。 都合がつけば来てくれる人はわずかに3人。 大事にしなくちゃな・・。 海岸屋も50歳を越えて だんだんと体力が落ちてきたんだと思いますが こんな 純粋体力勝負の現場で いつまで通用するんだろうか って思います。 (何? もうすでに通用してない? ホントか?) いや まぁ それはいいんだけど 読書の話。 一日に一冊とか 二日で一冊とかのペースで本を読むんだけど 落ちてる。 あんまり読めないな。 ここんとこ読んでるのは、 塩野七生と ドナルド・キーン それから 藤森照信。 塩野七生は 「ルネサンスとは何であったのか」 新潮文庫 これはめっちゃおもしろい。 読みにくくもない。 まぁ 当然イタリアの話なんだが すごい。 全然知らなかったことが次々と出てきて 読むとお利口になった気がする。 気がするだけだけど。 藤森照信は 「明治の東京計画」 岩波現代文庫 ドナルド・キーンは 「明治天皇」 新潮文庫 みんな ものすごく面白くて お勧めなんだけど じつは 海岸屋はどれも読みかけ。 で、体力が落ちてんのかなぁ・・ と思うわけだ。 いずれも とんでもない分量の資料を読み込んで それを自在に駆使して 再構築する という 怪物的な頭脳労働の成果だけど 毎日の肉体労働でへろへろしてる読み手は ついていくだけで精一杯 というわけだ。 情けないな。 そのあいまに 小林照幸 「完本 毒蛇」 文春文庫 を読んだ。 これは 一気に読めたな。 いい本だった。 すこし 小林照幸の著作を追っかけてみるつもり。 で昨日から読み始めたのが 米原万理 「打ちのめされるような すごい本」 この人はびっくりするくらい多読の人だったようで 専門はロシア関係。 通訳だったんだね。 はみだしてるけど。 それから女性ならではの 平らな感覚の持ち主。 権威が通用しない というか。 世の中にクズ本の数多いことも触れていて 容赦ないな。 まぁ 海岸屋が自信をもってお勧めできるのは このくらいで やっぱり そのほかのクズ本もたくさん読んでる。 自分の感覚にマッチしてくるクズ本というのもあるしな。 仕事が暇で 本を読む時間はたっぷりあるよ という状況よりは 体がくたびれているなかで 眠い目を無理に開いて 本を読むってほうがいいか・・。 まぁ 今日はそんなとこ。
by kaiganyafoo
| 2010-05-19 06:24
| 読んだ本
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