海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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ここんとこ毎日いい天気で いいね。
昨日は 古くからの知り合いと打ち合わせ。

土地のことや
建物の基本的な考え方について

第一回目の打ち合わせとしては
ごく順調なところです。

ただ、気になったのは畳のこと。
畳でごろごろしたいなぁ・・ という希望に対して
話をしたんですが、
前回の現場で最後に畳を入れる打ち合わせをしていて
畳屋さんから ちょっとショックな事をいわれてたんです。

「藁の床の畳は もうやってません」
なんでだぁあ!

海岸屋は 現在の畳のほとんどが 建材の畳だっていうことは知ってました。
つまり 藁床ではない ってことです。
スタイロ畳とか ダイケン畳とか いろいろいいますが
要するに 中身が藁ではない。

でもわざわざ頼めば 藁床の畳が使えたんです。
ついこのあいだまでは。

そして 今 千葉県では 藁の供給ができないために
古い畳をばらして その藁を混ぜて使う といったことをしているらしいです。

で、海岸屋が仕事を頼んでいる畳屋さんは
もともとは 畳の床を作っていた業者ですから
床については 詳しいし 目も利くんですが
もう お客さんに提供できるような床は手に入らないと判断した ということです。

田舎に住んでいますから
田んぼはいくらでも見ますけど
みんなコンバインで稲刈りしてますね。

天日で干すのは この辺では おだ掛け といいますが
もう ほとんど見ないし あっても 趣味の領域だし。

畳屋さんが言うのには
一反歩(300坪)の田んぼの藁を使っても
畳の床は6枚だったか10枚だったかしか 作れないらしいです。

そしたら 安定的に一年仕事をするためには
何十町歩もの田んぼの藁が必要になるんですね。

なんだかなー
また 見えないところで 困ったことが起きてるなぁ・・。

by kaiganyafoo | 2010-05-10 08:03 | 材料 | Comments(2)
Commented by エコビレッヂ八百剛 at 2010-05-12 12:47 x
おー!初めて来たぞ、リンクしようぜ。
Commented by kaiganyafoo at 2010-05-12 20:05
おー リンクな
大歓迎だ
やりかたがわからないけどな。
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