雨漏りについて

今日は午後から　雨漏りしている現場を見に行く予定。

と　いうわけで今日は海岸屋の雨漏り修理講座ー
パチパチパチ

まずね　（お？語るか？）
雨漏りはいけません。（当たり前）
家を傷めるのは　必ず湿気であって
下からの湿気と上からの湿気　この二つの湿気をなくせば
家の寿命というのは　100年やそこらは　平気。

で雨漏りっていうから屋根から漏ってるかと思うと
わりあいそうじゃなくて　壁とか窓周りとかベランダなんかが多い。

台風のときだけ　雨漏りする　なんていうのは　　
屋根からじゃないことが多い。

屋根から漏っているなら
いつも漏るからね。

で、最初に雨漏り検査というのをやります。
これは雨の降ってないときにやる。

一人が外で　下から順番に水を掛けていって
もう一人が中で見てて　雨漏りしてきたら教える　というもの。
雨漏りを再現するんだね。

雨水がどこから出てきてるかは　目安くらいにしかならなくて
どこから入ってきてるかを知るのが大事。

どこから入ってきてるかが分かれば
もう、半分直ったも同然で、
あとは修理するだけ。

ただし　原因がひとつしかないなら。

大小さまざまな原因が重なっていることも多くて
一番大きな原因をつぶさないと　小さな原因を見つけることができない。

だから　修理をしてみて　しばらく様子を見てくださいね　と言って
雨漏りが止まれば良し
まだ止まらなければ　別の原因があるんだから
また　雨漏り検査をする。

けっこう手間がかかるでしょう？
雨漏り検査するたびに　二人工かかるから
えー？検査するだけで3～4万もかかるの？
って言われるだろうし
一回だけで直らないかもしれません　って言わなくちゃいけないし。

住んでる人は雨漏りをさほど重要視してないことも多くて
お金を掛けたくないこともしばしばです。
こっちの事情としても　難しいわりにはぜんぜん儲かんないし
手間はかかるし　で　
やっぱり　どこの工務店もやりたがんないよなぁ・・　と思っちゃいます。

海岸屋は雨漏り修理は　もう何十件もやってるからベテランだけど　
コンクリート住宅や　ツーバイフォーのことは　わからない。
在来工法なら　かなり自信があります。
ただなー
予算がなー・・

いけね　こうれじゃ愚痴だね

雨漏り　なおします！
修理の方針は　松　竹　梅の3コースにわけて提案。
予算に応じて　工事をします！

これでどうだ！
もうすぐ梅雨だし。