海岸屋ふー通信

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海岸屋ふー通信の目次

みなさん おつかれさまです。

どうせハゲるなら、おでこが広くなる方がいいなー と思ってたのに
後頭部から来ている海岸屋です。
油断大敵。
対策を立てつつあるのですが・・・
方針に疑問が出てきました。



それはさておき 久しぶりのブログの再開で
「一体何を書くのだ」 という皆様の圧力におののく海岸屋ですが
(いや、気にしすぎ)
先にネタを並べてしまうと言う挙に出ます。

今のところこんなメニューです。

〇古民家改修ネタ (なんぼでもあります)
〇スウェーデン削ろう会ネタ (3~4回分くらいかな)
〇N先生のR事務所の仕事ネタ (2回分くらい)
〇韓国でのguga都市建築さんの展示会ネタ
〇同じく韓国での中村先生の 「普通でちょうど良い」展示会ネタ
〇(有)海岸屋ふー 新事務所ネタ
〇ビブリオカフェと言う名前のビブリオバトルネタ
(知ってる人は知っている これで海岸屋はけっこうな本読みです。)
ご希望のものがあればお申し出くださいね。

まー
このブログを読んでやろうと言う慈愛に満ちた高貴な方々と
発表したメニューのあいだに大きな川が流れている気がしますが
「こんな話を書いてくれ!」 と言われば
そこは海岸屋ですからこれ以外のどんなネタでも引き受けます。
(おお 大きく出たな)


と、言うわけで畳の話をします。
(脈絡がわからん)

海岸屋は先月、畳の勉強をしに京都まで行ってきました。
そのシンポジウムは、
「なぜ、いま畳なのか」が表題で
「イグサの力を次世代につなぐ」が副題についていました。
これは行くしかないでしょう。


で、イ草の効能の話をしてくださった大学の先生と
トラディショナルな仕事をしていらっしゃる畳屋さんと
新しい試みをしている若い畳屋さんと
海外に畳を輸出もしている畳屋さん
この4人の方がお話をしてくださいました。

確かに勉強になりました。
ただ、海岸屋はこれでも建築屋のはしくれですから
その視点から見ると違う景色が見える。

畳を復活させる手段として一番の対策は、
和室を増やすこと、これに尽きるのではないでしょうか。

今、ちょっと調べたら畳表の主産地である熊本で
去年の生産量は103万枚だそうです。
これ、平成の時代には年間250万枚くらいはあったとされていますから
この10年足らずで半減しているんですね。

うーむ
ヤバいぞ畳
そしてヤバいぞ和室。

そりゃあね、必要とされていないものは廃れますよ。
でもね、和室が廃れていく理由って皆さんわかりますか?

洋間が好きだから?
和室は高価格だから?
あとは?
何かあります?(誰か教えて)


海岸屋の仮説はこうです。
「今の和室のニセモノ具合が皆にバレて見捨てられてる」

誰ですか、いつもの海岸屋節がサクレツしてるとか言ってる人は。
だってさー 今の和室ってかっこいい?
ほとんどの和室はダサいと思うなー

海岸屋が一番気に入らないのは素材がニセモノなところ。

天井板は、ベニヤ下地に木目印刷の紙を貼ったシロモノでしょ。
壁は石膏ボードに左官の薄塗り 4~5ミリかな
左官壁のふりをしたクロスもあるよね。
それで床はスタイロの床にやっすーい畳表をつけて・・
どこにもホンモノを使ってないよね。

これじゃあ今の施主さんに選んでもらえないと思うよ。
じゃあホンモノってなんだよ! って怒られそうです。

天井板がベニヤの下地に紙を貼るならそれでもいいです。
ただ、ベニヤならベニヤの顔をしていて欲しいっす。
紙を貼るなら、板の模様なんかつけないで紙のままにしておけませんか?
それならそれでかっこいいと思うけどな。

ウソついて板のふりしたって見抜かれてますよって話です。
柱も長押も敷居も鴨居も壁も床の間も以下同文。

皆さんかっこいい和室、作りましょうよ。
今でも住宅ってのは年間70万棟以上建ってるとか言うから
一軒当たり3枚ずつ畳敷いただけで200万枚以上使われるんでっせ。



海岸屋ふー通信の目次_a0157159_17393341.jpg
これは海岸屋ふーの新事務所の二階。
粗末な造りですまんね。
畳を3枚ばかり敷こうと思ってるんですが
畳床をどうしようか、畳表をどうしようか検討中・・だった。

だった ってのはイ草を岡山3号にしようと思って
知り合いに連絡したら、もうなかったです、岡山3号。

もう一度言います。
もうなかったです、岡山3号。

岡山3号ってなんだ とお思いの方。
イ草の種類です。
そしてそれはロックの世界で言えば矢沢永吉。
後続の者たちがそれを目指すけど、誰も追いつけない越えられない。
それが岡山3号。
生まれた時代もヤザワとだいたい一緒。

だからね、必要とされていないものは廃れるって先に書いたけど
必要とか不要とか、それ以前に知らないんだと思うよ。
だって海岸屋のまわりでイ草の品種のこと言った人を見たことないもの。

今のところ次の候補は「せとなみ」
あるかなー
あるといいなー
返事待ちです。
せとなみは備後表を代表する品種(だったそう)です。

備後の国は今でいえば広島。
ええ
ヤザワの生まれ故郷ですな。

ええ!?
そんなところにこじつける?
と、彼我ともに唖然としたところでまた次回ざんす。
















# by kaiganyafoo | 2026-02-18 23:55 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(2)

あの海岸屋ふーは今!

みなさん 明けましておめでとうございます。

ご無沙汰をいたしておりますが
海岸屋ふーの一味は皆元気で仕事をしております。

どのくらい元気かと言うと
お客さまから預かった板にヤリガンナを掛けてるくらい
の元気・・・です。
あの海岸屋ふーは今!_a0157159_20184555.jpg
ちなみに太っただの老けただのハゲただの言うのはご遠慮下さい。

で、ワタクシ以外の海岸屋の膨大なメンバーも全員元気です。
もちろんK女史も元気。

えーと 彼女の抱負はなんだっけかな・・
人徳を積む だったかな
え?
海岸屋の抱負ですか?
そりゃあ ブログを書く ですがな。 はい。
(言っちまったなぁ・・・)


で、
突然ですが、もうじき海岸屋ふーの事務所ができあがります。
ええ「新・事務所」ざんす。
出来上がったときから古いだろ って話もありますけどね。
あの海岸屋ふーは今!_a0157159_20280283.jpg
暗くてなんだかよく判らないですって?
そりゃあ、さっき撮ったばっかですもの。

ちゃんと見たい人と近くにおいでの方はお寄りください。
運が良ければおいしいコーヒーが出るかもしれません。


ずいぶんと久しぶりでオマエ、言いたいことはそれだけか、
と少々お怒りの方もあろうかと思いますが
まー
そこはアナタ、長い付き合いですし寄る年波ですから。
(何言ってんだか)
去年海岸屋ふーに起きた よしなしごとをですな、
これからボチボチと書かせていただこうかと、
まー
そんなとこです。OK?









# by kaiganyafoo | 2026-01-13 00:05 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(5)

古民家 民泊 bimbetta

みなさん お疲れさまです。

海岸屋が(自称)夏評論家だと言う話は
たぶん以前にしたことがあると思いますが
今年の夏は相当にイケてます。

今の時点で「星三つ」は確保してます。
そう、平均気温が高い という最も大事なポイントを満たしている。
あとは、いかに暑さが続くか。

四季と言うくらいですから
一季あたり(?)3か月。
9月末くらいまで夏が続けば・・・
史上初の「星五つ」も夢ではないですね。

ガンバレ今年の夏!




さて、 表題の古民家。

海岸屋ふーのホームページを見たことがある方。
いますか?
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
えー
気を取り直して申し上げますが
ホームページに古民家改修の例は掲載してません。
でも
やってないわけじゃないんですね。これが。
例えば白子の古民家。
古民家 民泊 bimbetta_a0157159_16051897.jpg
床を剥がして、天井をはずして
壁も・・・となかなかの大改修ですね。
これが、出来上がればこうなります。
古民家 民泊 bimbetta_a0157159_16252280.jpg
建築屋的にはいろいろある。
良くできているとか・・・あるいは良くできているとか。

でも
思い知らされるんですが
ここからが始まりなんですね。
ええ
建築屋の仕事の終わりが、そこを使う方々のはじまり。
それはこうなってます。
古民家 民泊 bimbetta_a0157159_11592718.jpg

https://www.threads.net/@kominkakurashi?xmt=AQGzpZBz1OGAocY_8pC6PyhwAWCGu8o3A_RqLoHqVL-TABE

はて・・・これでリンク先に飛ぶのかしら?(年寄くさい)
「白子の古民家 bimbetta」で検索してもらってもいいっすね。



あれ?
なんかずいぶんオサレになってねぇ? と思ったそこのアナタ。
そうです。
そうなんです。
確認してみて下さい。泊まれますから。民泊。

で、
写真はアップしませんけど、
どえらいハンサムボーイのお施主が丹精しているので
お庭もすごくきれいです。

民泊に星をつけるんだったらここは五つ。
海岸屋は民泊についてどれだけのことを知ってるんだ?
と言う声も聞こえないではないけれど、(空耳そらみみ)
古民家改修のレベルが高いことについてはいささか自信が。


「白子の古民家星bimbetta」は星五つで
「今年の夏」は星五つめざしてがんばれ!って書いたけど
「海岸屋ふー」は星いくつだろうなぁ・・
K女史は今年も梅干し干してたけどなぁ・・・(ヒドイオチ)

ではまた!
皆さん良い夏を!!
















# by kaiganyafoo | 2024-08-08 16:58 | 民家 | Comments(0)

夏のお知らせ

皆さんおつかれさまです。

まあ 夏です。
連日の30°越え ありがとうございます。
皆さんはいかがお過ごしですか。
夏のお知らせ_a0157159_13225520.jpg
前回のブログで山奥の茶室のお話をしましたが
そこは海岸屋の事務所から片道4時間以上はかかる場所です。

延々と高速道路を走っていくんですが、
ちょっと前の早朝に、美女木あたりを通過していたら
前から対向車が走ってきました。

対向車。
高速道路なのに。

その車は軽自動車でハザード点けてたかな。

海岸屋は追い越し車線を走ってたけど
しょうがないから走行車線に避けました。
たぶん、割り込み気味だったと思います。

こっちは100kmくらい出てたし(はい違反)
向こうだってそこそこスピード出てたみたいだから
あんまり考えてる暇はないよね。
びゅーん とすれ違って行きました。



さて
それはさておき(!)

ごく最近、新築工事の見積もりをひとつまとめたんです。
汗をダラダラかきながら(弊社事務所にはエアコンはない)
出てきた金額は・・・
坪単価141万円。

あまり大きな建物ではなかったし
材料の指定もあったけど
それにしても・・・


と、いうわけで
海岸屋ふーからの暑中お見舞いでした。
え?
どこがお見舞いって?

クワガタの写真含めて
涼しくなるような話だったと思うんだけどな。
海岸屋は震えあがりました・・・・

まー
この暑さで脳ミソが沸いた味噌汁みたいになってるらしいから
今回はこんなとこで。

ではまた。



# by kaiganyafoo | 2024-07-25 14:25 | Comments(0)

草庵な上棟

みなさん おつかれ様です。


そしてどちらさまもお久しぶりです。

「今でも建築をしていらっしゃるのでしょうか・・・?」
とおそるおそる電話をかけてきていただいたり
「元気ですか?いやー生存確認ってわけではないんですが」
と生存確認の電話をいただいたり。

はい。
元気で仕事をしています。

大事なことなのでもう一度言いますが
元気で仕事をしています。


海岸屋ふー通信をくまなく読んで
そして記憶力も良いという稀有な方は
2018年の3月に
「奉納!マサカリとチョウナで鳥居を作る」
という記事をお憶えいただいていると思いますが
(そんな人はいない)
それは
「栃本ふるさとプロジェクト」という事業の一環でした。
(完成した報告はしてなかった気がする・・・)

で、
その後もこのプロジェクトは着々と進んでいて
今年は栃本産のぶどうでワインを作ったり、
キャンプ場や(森と空 という名前です)
お湯屋(月という名前です)
一棟貸しの旅籠(空 という名前です)等々
たくさんの試みがされています。

そして
今回は茶室。
あるいは
草庵の上棟でした。
草庵な上棟_a0157159_14050532.jpg

あれ?
なんだかすごく山の中じゃね?
と思った方。
正解。
草庵な上棟_a0157159_14092652.jpg

車がつけられる道路から見ると現場はこんなに下に見えます。
逆に下の道からはご覧の通り。

大工さん、左官屋さん ごめんなさい。
基礎屋さん足場屋さん ありごとうございました。


上棟は3日かけたのですが、これが
草庵な上棟_a0157159_14225018.jpg

こうなって
草庵な上棟_a0157159_14255502.jpg
こうなって
草庵な上棟_a0157159_14271081.jpg

こなりました。
これは下から軒天井が「かっこよく」見えるように
化粧野地(板)を張っているところです。

下から見ると
草庵な上棟_a0157159_14324118.jpg

こんなふうです。
かっこいいですか?・・・・・ですよね。(強要)

おや?
軒天井は無節なのに柱には節がたくさんあるんでないかい?
違うところに着目したそこのアナタ。
それは海岸屋の誘導にまんまとはまりましたね。
(負け惜しみではない)
この茶室の構造材つまり 土台・柱・桁は、
地元栃本の木を伐って準備したものなのです。

栃本で伐って乾燥させて
千葉に持ってきて背割りを入れて天井近くに吊るしてさらに乾燥
その後横浜で加工したものを、
もう一度千葉で、今度は屋根の下で仮組み
それをまたばらして栃本へ・・・
これが人間の子供だったら環境が変わりすぎてぐれてるところです。

まあ
それはさておき
屋根はこれで終わりかと言うとさにあらず
草庵な上棟_a0157159_14510983.jpg

こんなことして
草庵な上棟_a0157159_14523210.jpg

こんなことして
草庵な上棟_a0157159_14540875.jpg
こんなふうになります。
まるで野地板バラバラ事件です。
これが上野地(板)

なぜにこんなに手間のかかることをするのかと言えば
それは美しいものを作るため。
今の時代、そんなことを言うと
「それはあなたの主観ですよね?」 と「論破」されそうですが。

今回の上棟には30代・・の、でも経験豊富な大工さんが
4人も来てくれました。
草庵な上棟_a0157159_15025533.jpg
彼らが何年もかけて身に着けた技術を
この茶室のそこここに残してくれました。
草庵な上棟_a0157159_15081008.jpg
この時点ですでに美しい骨組みと細部だと
海岸屋はそう考えます。

ですから今回は題名を「上等な上棟」にしたかったんですが
すでに使ってしまっていたんですね、自分で(残念)
うーむ
お施主さんが方丈記のような暮らしにあこがれていたけど
それは茶道以前の話だし、草庵暮らしの歴史は・・・(以下略)

まあ、草庵でも茶室でも、この建物にどんな名前がつくのか乞うご期待です。
ではまた。











# by kaiganyafoo | 2024-05-18 15:39 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(0)