海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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鏡開き

去年は身内に不幸があったので
鏡餅はかざらなかったんですが、
作業場は別だと思ってかざりました。

a0157159_22143723.jpg


臼の上に据えてありますが、
これで去年の28日に搗きました。

7臼
約30kgのもち米。

搗き手は私一人だったんですが
意外と楽に搗けて 大丈夫じゃん? と思ったのもその日限り、
次の日は バテバテでした。

で、はっと気づいたら もう14日
鏡開きは過ぎているではありませんか!
なんてこった・・ 日ごろいかに家族任せになっているかを痛感しつつ
さっき大急ぎで 鏡開き・・・。

a0157159_22213928.jpg


もう、乾いていて 簡単に割れます。
重なっていたところには カビもちらほら。
まあ、お汁粉にして 食べちゃいますけど。

次回、この臼の出番は たぶん2月の末か3月のはじめ。
味噌を仕込むときに 使います。
それまで 作業場の隅で 出番待ち。

# by kaiganyafoo | 2010-01-14 22:30 | 食べ物 | Comments(0)

修行

今日は寒い日だった。
あられが降ったり 雪が降ったり。

私と大工さんは 木造の事務所を作っているけど、
隣では 鉄骨の倉庫の 基礎工事をしている。

親子二人で 生コン打ちをして、
そのあとを鏝(コテ)でならしている。

3時になったので
あったかいお茶を4人分買って
基礎工事の親子にも 持って行くと
「あー ありがとうございますー でも これだけやっちゃわないと・・。」
と言って 手を休めない。

いざ、仕事が一段落すると、
親の方は「ごちそうさまでした、すみません お先に。」
と言って 帰ってゆく。
子の方は 寒いなか 水を使って もくもくと道具を洗っている。
やはり お茶には 手をつけない。
もっとも、もう冷めているだろうけど。

一緒に仕事をしている大工さんは
40代前半の年齢ながら、地元じゃ有名な名門大工に
昔ながらの住み込みで修行をした人なので、
「みんな あんなところを 通ってくるんだよ。」 と言う。

でも、子どもに道具の手入れをさせながら
自分は先に帰るような厳しさを持った職人が、
今はそんなに多くない事を 本当はみんな 知っている。

そして、たいていの場合、子は 親ほどの腕には なれないことも。

寒いなか、一人で現場に残って
水をつかいながら 道具を洗う 息子の気持ちは 正確にはわからない。
でも 私は 心の中では 繰り返して言う
「がんばれがんばれ」
「がんばれがんばれ」

# by kaiganyafoo | 2010-01-13 22:09 | 工事 | Comments(0)

大工道具の滅び

あんまり書いてて 嬉しい内容じゃないけど、
でも 大事なことだと思うので 書いておきます。

私が思うのには 遠くない将来 
大工道具は 滅びてしまいます。
とんでもない事言うようですが おそらく そうなります。

大工道具と一口に言っても それを作る職人さんは 分業化されていて、
鋸は鋸鍛冶 鉋は鉋鍛冶 鑿は鑿鍛冶 です。
少しの例外をのぞいて 兼業はしません。

それだけ 専門に特化した 高度な技能だということでしょう。

私は 多少 道具好きなところがあって
それぞれの鍛冶屋さんのところに お邪魔することがあるのですが
後継者をお持ちの方は いらっしゃいません。
そして みなさん 高齢です。

今は大工道具 というと
丸ノコや 充電式のインパクトドライバー コンプレッサーで動かす釘撃ち機などが主流で、
鉋は手鉋 鋸は手鋸 とわざわざ「手」とか 「手道具」 と言わないと
話が通じないほどになってしまいました。

つまり 「手道具」なしでも 家は建つのです。
わずかに使う手道具も メーカー製の替え刃のものばかりです。

これでは 本来の 大工道具は誰も使わないし、売れない ということになります。
大工道具を作る 鍛冶屋さんが いなくなるわけです。

ですが、こと材木を加工する道具としての大工道具は
世界に冠たるものだと思っていますし、
日本の文化の底に流れる 木造文化の土台だとも思っています。

これをみすみす滅びさせていいのか。

ホームセンターに売っているような 大工道具は
これからも 滅びずに 使われ続けるかもしれませんが、それは
今 ここで言っているような 大工道具とは また少し守備範囲が違うもので、
寿司に例えれば 回転寿司 のようなものです。

いい 悪いを言っているのではなくて
日本中の寿司屋という寿司屋が 
全部 回転寿司になってしまったら それはそれで悲しいだろう というようなことです。

学識経験者 というような方にうかがっても
大工道具が滅びるのは 既定の事だ とおっしゃいます。
私もそう思います。

ただし、これは想像になりますが、
50年 100年後の 子孫達に 
「1000年以上続いた日本の木造の文化は平成の時代に滅びた」 と
笑われることだろう とも思います。

つまり 今の時代の大人達は 意気地なしだ ということです。
それがいやなので せいぜい頑張って 大工道具を 買い、使い 伝えていこうと思っています。

悪あがき というやつですが やってみようと思っています。

# by kaiganyafoo | 2010-01-11 20:28 | 大工道具 | Comments(4)

新月伐採の木

去年の暮れ、31日に 棚を作りました。
棚 といっても こんなかんじ。
a0157159_2249559.jpg


棚 というより ベンチみたいです。
依頼主は 仕事の相棒で、建築のプラン作りのベテランですから、
言われるままの寸法で作りました。

あとで聞いたら 絶好調! と言っていましたから
たぶん、気に入ったんだろう と思います。

この材料は 茨城産の杉で、
一昨年の12月の新月に伐採されています。

そう。
新月伐採というやつです。
しかも寒中。
その後 3ヶ月 葉枯らし乾燥をして 製材をして
立てたままで一年 天然乾燥をさせました。

新月伐採の木は
燃えにくく
かびにくく
虫がつきにくく
割れず くるわない ということですが、
そんな魔法のようなことがあるんじゃろかい というのが本音。

いろいろと考えてみましたが
結局 わからないことは 実行するのみ ということで
やってみました。

丸太を製材して 皮をつけたまま 乾燥させていたので
皮の下から 白太にかけて カミキリムシが入っていました。
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まあ、普通ですよね。

あとはこの材料で
風呂のスノコを作ったり 
杭を作って 地中に打ち込んだり
いろいろとヒドイことをしてやろう と思ってます。

この棚はその第一弾。

でも まぁ だいたい見当はついてんだけどな。

# by kaiganyafoo | 2010-01-10 23:10 | 材料 | Comments(0)

上棟式

今日は上棟でした。

良い天気で 風もなく 最高。
朝はこんなかんじ。
寒そうで、エンジンかかってませんね。
土台はヒノキです。
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お祈りをして
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すぐにこんなかんじ。
空が青いなぁ。
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で、今日の作業はここまで。
a0157159_1903735.jpg


あまり大きな建物ではないので
できるだけ 高さを抑えて 設計しました。

電気工事屋さんの事務所ですから
すっきりとシンプルにまとめるつもりです。
画面右側で いばってさぼっているのは 私ですね
すみません。

# by kaiganyafoo | 2010-01-09 19:08 | 工事 | Comments(0)