海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
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喜多方の蔵たち

なんとかかんとか着いた喜多方
そこも雪だらけ

でも雪景色の中の蔵たちっていうのも
いいもんですよね。

最初に寄せてもらったのは「油屋」さんの蔵。
江戸時代のもの。
一階はケヤキの20cm×40cmの梁が
4間(7.2m)飛ばしで入ってます。
外国の人には低いわな。
頭ぶつけたら痛そうだし。
喜多方の蔵たち_a0157159_0365435.jpg

で、2階はこれ
喜多方の蔵たち_a0157159_0372897.jpg

この強烈な梁は栗だそうです。
やるな 江戸時代の親方。
ほとんどの材料がケヤキとクリ。
外観はこんなふうにおとなしいもんなんですけど
喜多方の蔵たち_a0157159_0393388.jpg


これは20間蔵というでっかい蔵の二階。
喜多方の蔵たち_a0157159_0413668.jpg

吹雪が中まで吹き込んで
喜多方の蔵たち_a0157159_0415510.jpg


# by kaiganyafoo | 2010-02-09 00:43 | 民家 | Comments(0)

雪の中の蔵たち

栃木県から福島県に入る。
県境は標高1400m以上の峠越え。

下郷町では相変わらず雪 雪 雪。
そんななかで の蔵の数々。

雪の中の蔵たち_a0157159_22573085.jpg

これは蔵と住宅がひとつ屋根になっているタイプ。
蔵の部分の屋根も兜屋根みたいな形になってます。

雪の中の蔵たち_a0157159_2331243.jpg

バス停が首まで雪に埋まってます。
お手本になるような 立派な扉。

雪の中の蔵たち_a0157159_2361590.jpg

ここでも埋まっちゃってるバス停。

この地域の蔵はほとんどが置き屋根。
後で聞いた説明によると、
敷地の余裕がある地域では 置き屋値が多いそうで、
かつては屋根材は茅葺や板葺きのような 可燃物でできていて
いざ近所で火事 というときには この置き屋根は落としてしまうのだそうです。

そしてそんなスペースのない市街地では
塗りこめた屋根になったそうです。

# by kaiganyafoo | 2010-02-08 23:15 | 民家 | Comments(0)

大雪注意報のなか蔵の街 喜多方へ

福島の喜多方で蔵のシンポジウムがあって
参加をすることにしてありました。

車で往復するつもりでいたんですが
前日になって大雪注意報。

まあ、行くところまでいくさ というのん気な気持ちで出発。
朝家を出て 首都高から東北自動車道へ・・・。
ところが雪のため白河で通行止め!
さあ どうする海岸屋

とかいって、さほどの気負いもなく 白河で一般道へ降りて
国道289号から121号を行けば 会津若松を経て 喜多方へ行けるだろうと・・・。

ところが降りてびっくり 大雪!
吹雪!
山越え!
氷点下8度!

途中から全く車の影もなく
ごくまれに除雪のグレーダーが走るだけの
八甲田山ばりの雪中行軍に・・・。(古!)
大雪注意報のなか蔵の街 喜多方へ_a0157159_2137489.jpg

がんばれ 俺!
がんばれ 千葉県ナンバーのカローラ! (妻所有車)
大雪注意報のなか蔵の街 喜多方へ_a0157159_21392113.jpg

なんで 中央線なんて書いてあるかというと
雪でセンターラインどころか 道路すら見分けにくいから。
赤白ポールなしでは 一面のまっしろけ・・・。
まわりの家も雪に埋もれて こんなかんじ
大雪注意報のなか蔵の街 喜多方へ_a0157159_21412190.jpg


シンポジウムとか遅刻とかいう問題じゃなくて
大丈夫なのか?根本的に

はたして喜多方への道は通じているのか
(あと54kmの表示あり。)
乞うご期待!

# by kaiganyafoo | 2010-02-07 21:50 | 民家 | Comments(0)

市川で赤レンガ

今日は市川に行ってきました。

100年以上前に建てられた 赤レンガの建物のシンポジウムです。
現地の見学会があるかなーと期待して行ったけど
それはなし。  残念。

早めに着いたので
ふらふらと散歩。

これは木内ギャラリーといって
昔の貴族議員の方の持ち物だったようです。
市川で赤レンガ_a0157159_19463075.jpg

なんか、展望台みたいなものが乗っかってますね。
残っているのは一部分なんでしょう。

これは洋館
市川で赤レンガ_a0157159_19482715.jpg

廣池千太郎記念館 とあります。
中には入れません。

赤レンガの建物は
旧陸軍の倉庫らしいですけど
戦後 その大きな敷地には 様々な学校が誘致されました
和洋女子大学
千葉商科大学
国府台高校
筑波大関係の学校 等々。
文教地区なんですね。
地域の人々の関心も高くて たぶんあの建物は壊されずにすむ気がします。
ガンバレ! 「赤レンガをいかす会」

でも、江戸川のほとりのせいもあって
風が強くて寒かった!
千葉商科大の裏のこの通りのサクラはみんな太くて立派で
花見のころには さぞかし と思いました。
枝だけでは ちょっとホラーっぽいね。
市川で赤レンガ_a0157159_2011796.jpg


# by kaiganyafoo | 2010-02-06 20:02 | Comments(0)

花と古民家と

現場の帰り きょろきょろしながら走っていると
花が咲いてる。 梅だ。
花と古民家と_a0157159_22372235.jpg

ふらふら 近寄ってみるとほかの花も。
花と古民家と_a0157159_22381632.jpg

つばきなんだか サザンカなんだか

でも 花が咲く季節なんだなぁ・・と。
立春だし。
で、あたりをみまわすと 黄色い花が・・。
花と古民家と_a0157159_22403133.jpg

ピンボケですが 好きな蝋梅。
そこで剪定していた老夫婦と立ち話をしていて
ふと母屋をみたら ががーんときた。
花と古民家と_a0157159_22422471.jpg

こ 好みだ・・・。
建築探偵なみのスルドい観察眼でみると
これは逸品。
維持費が大変 との事だったけど
だって・・ 大黒柱はケヤキで二階まで通しだっていうし
廊下はやっぱりケヤキで一枚板(!)で張ってあるっていうし。

たしかに雨戸の戸袋の鏡板は一枚板だったから
ほんとだろう と思う。
み、見たい 中 見たいなぁ・・・。
と執念をもやす 素人探偵であった・・・。 (続編はあるのか?)

# by kaiganyafoo | 2010-02-05 22:49 | 民家 | Comments(0)