海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
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空飛ぶサソリ

みなさん おつかれさまです。



「寒くなるぜぇ~」 と天気予報が言っていたのに
あんまり冷え込まない千葉外房です。
今日も一日 木拾いで事務所にいたし
無駄ももひきを生産した海岸屋でした。


さて
写真はあんまり嬉しくない写真
a0157159_20452879.jpg
はい
蜂の巣撤去を頼まれました。
今の季節 巣は空ですね。(空巣?)
空でなかったらやりたくない仕事(?)ですが。

一緒に行ったイランのA君は スズメバチが大嫌いだそうです。
どのくらい嫌いかと言うと 「サソリよりもずっと」 だそうです。

「サソリ」

やだなぁ・・ 見たことないけど。

「でもね サソリは飛ばないよ?  これって飛ぶじゃん。」
「フライングスコーピオンだねぇ。」

むー 
横文字だと上等に聞こえる・・ってほどの歳じゃないけど。
はい フライングスコーピオン
a0157159_2133273.jpg
小さいね。






まあ 一日事務所にいたから 格別のことはないです。
眠気覚ましのチョウナの練習。
a0157159_2135982.jpg
画面の外は荒海のようです。 ざざーん。

荒〇師匠が「小さいハツリでも練習にはなります」 と仰っていたので 
柄をすげなおして練習。 荒木メソッド。(あっ)
a0157159_21381211.jpg
あっ 荒海が写ってしまた。
九十九里育ち ということで許してください。(本当は違う)
ではまた。

by kaiganyafoo | 2014-01-30 21:43 | Comments(0)

はつりの現場を詰める

みなさん おつかれさまです。



ウチの社内では ミルクゴッド様が注目されつつあります。
紙兎ロペに続く大ヒットになるか・・・
頑張れ稗田倫広さん。




さて
事務所にいて スチレンボードをいじってます。
a0157159_22272894.jpg
このあいだは100分のⅠだったけど 今度は50分のⅠ。

先輩が 「今度は折置きがいいんじゃないかな。」 と言ったのと
海岸屋が 今回は はつり仕事だろう と思っているのとで 軸組みを検討中。

それは
この建物が 「新しい農家」 の作業場だからです。

新しい農家 と言うのは 
世襲ではない とか
農業に対する志があって 農法はそこに由来する とか
一口では言えませんけど そんな人達のことです。(海岸屋定義)

その作業場が なぜ 「はつり」 かと言えば
現在の主流ではあっても工業化を鵜呑みにしない とか
地産地消は農業も林業も共通する とか そんな共通性があるからです。
そう
地元の材料を できるだけ素朴な技術で加工したいのです。

そう考えれば 折置き組みの架構もわかりますよね (ん?舌足らずかな?)

彼らの活動を支えたり 広げたりするためには
角材だけの骨組みや ましてプレカットや鉄骨では役不足でしょう。
もちろん 彼らに奉仕をするとか言うつもりもなくて
(手)道具と(伝統?)技術に出番を与えたいという見返りもある。
なにより
「いろんな人が集まる場所にしたい」 という施主の希望を
設計の立場 施工の側からどうしていくのか。

ここは考えどころなんではないですかね。 うん。
まだまだ能書き先行の現状ですが
少しづつ形にしていきたいです。
では
また明日っす。

by kaiganyafoo | 2014-01-29 23:31 | 工事 | Comments(4)

削ったり はつったりのフライング

みなさん おつかれさまです。


昨日はA君と一緒に 床のベニヤとかなんとかを力任せにバリバリ壊していたら 
夕方から体中が痛くなってきてそそくさと帰って早く寝た海岸屋です。
でも 壊しは終了。
a0157159_20225935.jpg
いやー 10時間くらいも寝たようで 
朝方になって 古民家を買って引越しした夢を見たのですが
その夢のなかで海岸屋は そこの納屋の中にあった刃物研磨機で 
喜んで電気鉋の刃を研いでいました。

刃物を研ぎたい という潜在意識のなせるわざでしょうか・・・




この現場はこれから 床下 壁 天井と断熱材を入れて復旧工事に入ります。
床板は届いている。
a0157159_20323577.jpg
タモです。


えー
タモを選んだのは しっかり和風なここのお宅に
ある程度洋風の雰囲気を出したかったから。

ナラではぐっと洋風になりすぎるし カバでは表情が弱い。



作業場には造作用のタモ材も入りました。
a0157159_20422593.jpg
フライングでーす。
誰も削ってくれなんて頼んでません。

でも よく乾いていて その割には鉋のかかりは悪くないです。
巾木だの 腰板の見切りだのを作りますからしばらく楽しめそうです。えへえへ。



あいまに 何か変な事をしてみたりもしています。
a0157159_20501016.jpg
いや 訂正 変な事ではなくて 「次の現場の準備」 です。

夜になって がっつんがっつん音がしてもお巡りさんをよばないで下さい。
昔からお巡りさんとは相性が悪く・・むにゃむにゃ
「次の現場の準備」 なのに なぜ昼間にできないのかなあ・・

by kaiganyafoo | 2014-01-28 21:00 | 工事 | Comments(0)

金色のかざり

みなさん こんばんは。



ここ何日か暖かかったので チャンス と思って床屋に行きました。
・・・でも
また寒さが戻ってくるらしいです。
夜中に外で洗濯物を干すことも多いウチの奥さんは
「パンツとか凍りかけてキラキラしてることがあるよ」 と言ってました。

光るパンツ! 
(いやいやハマるところ違うから。)



さて
前回のネタは 錺金物の勉強をしに行ったという
海岸屋の幅広い教養(!)を示す記事でしたが もう来ました。 これ。
久保先生が 「ほとんど全部この図録に載ってます」 と言った図録
a0157159_2012934.jpg
あー 隣にある本は そろそろ終わりを告げつつある 村上春樹月間の本。
エッセイと旅行記だけを読んでいるから ま 入り口ですがね。
この入り口は広いけど 奥行きもあるよ。
興味のある方はどうぞ。
失望しません。 きっと。


えー
本題は 「金色のかざり」 です。  (こんじきのかざり と読んでね)
ワタクシ いつも思うのですけれど 
展覧会などの図録って なんでこんなに豪華なのに安いの?
実費?

まあ それはそれとして
錺金物(かざりかなもの)を作る人は 錺師(かざりし)と呼ぶらしく
これはやっぱり職人なのだろうと思います。
で あるからには作った品物は 工芸品であって美術品ではない。
クラフトであって アートではない。

そもそも昔の日本には芸術家はいなくて
絵を描く人は画家ではなくて絵師。  職人ですな。

芸術家が上で 工芸家(?)や職人は下 とも思ってないし
予算と納期が決まって作られる実用品が 精神性が低いとも思ってない。
ただ
ルーティンワークというか 決まりきった工程の繰り返しが
表現から生命感を失わせていく という久保先生の指摘は
繰り返していくことを宿命とする職人にとって 不可避の命題になるなあ とは思います。

この図録に載っている一級品の錺金物は
芸術品か工芸品か という分類のない頃のモノ達で
ちゃんと見なくちゃいけないねぇ という これからの勉強です。
夜は眠いけども。

おまけの写真は 丸ビルのコンランショップで買ったこれ
a0157159_20595642.jpg
コーヒー豆をすくうために買ったけど
これでいいんじゃないかな と思ってる海岸屋は「美」を理解しない者 かな?

by kaiganyafoo | 2014-01-26 21:05 | Comments(0)

今日の勉強 錺金物(かざりかなもの)

みなさん おつかれさまです。



(有)海岸屋ふー はリフォーム工事も多いので
作業場に廃材用の大きなコンテナを置いてあります。

今日はその箱の交換だったんですが
コンクリートガラとか重たいものを一杯に入れたもんで
運搬車が持ち上げきれなくなるところでした。

少しは加減しろって話ですな。
チオビタドリンクをあげて勘弁して貰いました。





さて 夕方から東京へ行って 勉強。
a0157159_22531967.jpg
東京駅と向かい合わせの 旧東京中央郵便局  (今はKITTEという名の商業施設。)
すばらしい とまではなかなか言えないけど けっこういい景色。

古い建物を大事にしましょう。





と いうわけで勉強したのは 錺金物(かざりかなもの)
何のことだかわからない人は手を上げてー
むー
けっこういますね。 (見たんか!)

これは日本民家再生協会の講座の一環で
「素材から学ぶ」の第四回目です。

それは例えばこんなもの。
a0157159_2324872.jpg
幡(ばん)と言います。
これは法隆寺のもので金属製。 普通は布だと思いますがね。

忍冬唐草と飛天。(にんどうからくさ と ひてん と読んでね。)

講師の久保智康先生曰く
「下から吹き上がってくる風に乗って 空中をたなびいている」 
様子がまことに良くでていて
「上手い下手を超えた素晴らしさ」 だそうです。



同じ忍冬唐草紋でも これは正倉院のもの。
a0157159_2317425.jpg

南倉に入っているものは 官製工房の作になるもので
システム化された製作体制から システムの気配のある作品が出てくる とのことで
法隆寺のものの方が はるかに良い・・そうです。


こうやって 平安 鎌倉 桃山 江戸初期 と
各時代の名品を次々にみせていただいて
それにていねいな解説をしてくださいます。

海岸屋も今晩のうちだったら いっぱしの錺金物の目利きですな。
明日になれば大半忘れてしまうかもしれませんが。

やー
でもまあ 怒涛のような二時間弱で
とっても濃い講座でした。

a0157159_2325252.jpg
これなんかは いかにも鎌倉という表情だそうで それは
シャープで
緻密で
写実で
立体なんだそうです。

時代は下って これは名古屋城の襖の引き手
a0157159_23351012.jpg
名古屋城は 空襲で燃えたでしょ? とお思いのアナタ。
そう
その通りです。 良くご存知で。
でもね
障壁画は共に焼けたんですが 襖は全部他の場所に移して 残っているんだそうです。

地模様の七宝繋ぎは 死ぬほど細かくて でもそれは全部手彫りなんだとか。
そして
今再建されている名古屋城の仕事では
「平成の職人でも ここまでできるのか」 という仕事を目指して
大変な努力を重ねている最中なんだそうです。



今日の講義の概要は かつての展示会の図録一冊と
とある本とに載っているんだそうで
帰って早々にネットで検索して注文してしまったのは言うまでもない。

今から探す人は海岸屋の後塵を拝して
苦労してしまうであろうことも言うまでもない・・のだな。

反省の色もなく また明日でござんす。はい。

by kaiganyafoo | 2014-01-24 22:38 | Comments(2)

昔のクロス 昔の小屋組

みなさん おつかれさまです。



女房の誕生日に子ども達がテレビを贈ったんですが
一週間経って このあいだはじめて音だけ聞きました。
(まだ映像は見ていない)

すごい違和感。

あんな音声を家の中で垂れ流されたとしたら
とても一緒にいられない。
幸い 女房は忙しくて その時一回きりしかテレビをつけていないようでもある。
幸いじゃないのかもしれないけど。

偏屈で申し訳ない。 テレビ好きの方は聞き流して下さい。




さて
解体工事は続いています。
これは洋間のクロス(壁紙)を剥したあとの様子。
a0157159_20474862.jpg
いきなりクロスを貼るのではなく 袋貼りで半紙大の紙を下貼りしていたようです。
でも 残念ながら下地のベニヤを鉄釘でとめていたせいで
一番表までサビが浮いてしまっていました。

当時 ステンレスの釘は高価だったのでしょうか・・
ベニヤも剥がして石膏ボードに張替えです。


キッチンの天井もこわします。
a0157159_20544659.jpg
梁が太いなぁ・・
梁間も桁行きも 基本的には一本もので通しています。
そりゃあ元口は太くもなるわなぁ・・・

そんで
床から天井までの室内空間よりも
天井裏の空間のほうが大きい。

昔 この段階をみた施主が
「天井裏のほうがよっぽど広い もったいないねぇ・・」 と言ってたのを思い出します。
その時の親方は

「これが日本建築ってもんだっぺよ。」 (千葉県方言山武郡編)

と答えていましたが 本当のところはどうなのか
もうこういう家はほとんど建たないところを見ると

「だれも日本建築だの建てねぇっぺよ」 (同上) 

というところかもしれません。



同じ家ではあるものの
当時と今とでは 何かが決定的に変わっているのを感じます。

合理的にもなっただろうし
ゆとりとか余裕がなくなった とも言えるだろうし
見栄を張らなくなったのかもしれないし
生活がうすっぺらになったのかもしれません。

手道具を使って仕事をしていると
「昭和の仕事だね」 と言われることがありますが
とてもこんな事はしていません。

昭和も初期と後期とではずいぶん違っているんだねぇ・・・ と
昭和中期に生まれたワタクシは思うのでありましたよ。
はい
ではまた。

by kaiganyafoo | 2014-01-23 21:19 | 工事 | Comments(6)

55年目の雨戸なのか

みなさん  おつかれさまです。



「うお! さむ!」
と目が覚めたのは浴槽の中。
もう一度追い焚きをしてあったまって
風呂から出て時計を見たら 夜中の2時。
どうもだいぶ長い時間 風呂で寝ていたらしいです。
(少なくともお湯がお湯でなくなるくらいの時間)

朝起きたら調子が悪い・・・






というわけで 今日は早く帰って寝ます。
写真はこれ。
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今 通っているお宅の納屋。
もう雨戸がばらんばらんです。
室内側から見ると スケ具合がわかります。
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ブルーシートをかけてあるのは 運び出した家具とキッチン・・ は
どうでもいいんですが この雨戸。

「今でも全然問題なく 指一本であけたてができる」

えらい!

大工がえらいのか 建具屋がえらいのか
手入れをしているであろう住み手がえらいのか・・全部なのか。

すぐ脇の柱にこう書いてある。
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お! 一年先輩だ。

「きっと先輩は 命が果てるその時まで かくしゃくとして役に立ち続けるだろうけど
私もそうなりたいです。」

「先輩にあやかって爪のアカでも煎じて飲みたいんですが爪がどこだかわかりません。」
「また明日来ます」
「押忍!!」

by kaiganyafoo | 2014-01-22 19:29 | 季節のはなし | Comments(0)

工務店の営業努力 現場編

みなさん おつかれさまです。


海岸屋の自宅のトイレのペーパー
今日のせりふは 「俺は海賊王になる!」 でした。
ロビンちゃんの場所でなくて良かったです。(ナミよりロビン派)




さて
ガラにもなく 「営業努力」 だとぅー!? みたいな昨日でしたが
懲りもせず 第二弾 現場編です。
しつこいね。
すまんね。


と言うのは今年の新年会で 「近所に若い大工さんがいる」 という話を聞いたんですが
やっぱり  「仕事がない」  と言っているらしいからで。
35歳 (おお いい年齢だなあ)
一級建築士も取った (素晴らしい!)
でも
たぶん 仕事はないだろうな。

難しい時代です。
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大工は減り続けるという統計ですから
理屈から言えば仕事に困らない という予想もありうるかもしれませんが
「大工のいらない建築が発明されて それが広がる」 
という予想のほうが当ると思います。
ですが
泣き言を言ってもはじまらない。

今の時代は 「おおー! これってかっこいいじゃん!」 とか
「こんな家に住んだら楽しそうだね」 とか
そういうふうに思ってもらえるようでなくては と考えてます。


建築的技術のの裏づけがある とか
エコロジーの立場に照らして立派だ とか
それは楽屋裏の事情だから見せるものでもない。
あって当然。

さて
写真は海岸屋の作業場の棚。
釘とかビスとか重いものを載せています。

一番上が一分
二段目は二分五厘 垂れ下がっています。

サワラで 巾一尺 厚み一寸一分五厘 長さ6尺の持ち放しだとそのくらい。
ですから
側板を丈夫にする
背板 または力板をつける
棚板にアングルを仕込む などの対策を講じる必要があります。
これは
言うまでもなく本棚を作るための準備。
本棚を作る材料と同じもので試作しているんだから確実です。
でもこれはいわゆる楽屋裏で 本来説明するところではない。



もうひとつ
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西の内紙というのは
千葉から比較的近い 茨城県山方町で産する和紙の名前です。

楮を原料としますから素朴な風合いで
さらに良いのが 原料は地元で調達できること  仕事は手仕事なこと。
化学的なもの使わず 再生産も成り立ってます。
これを海岸屋は現場に持ちこんで 小麦粉を煮た糊で貼ります。
すると
「カビがはえませんか」 と聞かれますがここが岐路。
ここまでが楽屋裏で
ここからが表の舞台 つまり住まい手の生活ってやつです。

「本来腐るべき食べ物を 腐らせたくないと言って我々の間違いははじまった。」
「腐る食べ物を新鮮なうちに食べることが本道だったのでは?」
などと 関係のあるようなないような話をしたりします。

そうです。
「カビの生える素材」を
「カビの生えないような環境を作って」
「カビが生えない使い方をする」 ことが必要なんです。
最後の項目は住まい手の責任。


こんなことが海岸屋の考える  営業努力の現場編。

棚の材料は 地元の木を地元の製材屋さんが挽いたもの
和紙はさっき言った通りに素材 技術共に地場のもの。
「みんな」 で生き残れれば一番いい。
それを生活の中で使いこんでいくことは ごくまっとうな幸せへとつながるはずだから。



使いこむって 会社の経費で本買ってるって
そういう話じゃないのよ。 
うん。
税理士が見てたらどうすんだ。
でも
まあ また明日。

by kaiganyafoo | 2014-01-21 19:51 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(2)

工務店の営業努力

みなさん おつかれさまです。


現場乗り込み解体工事2連発の後遺症で
いまだに腰に来ている海岸屋です。
もちろん そんなことを口に出して言ったりしませんが。(・・・ってオイ!)

現場の労働者は体が資本ですから 大事にしなくちゃいけません。
冬でも薄着で「体を動かせば寒くない」 などと言っていた海岸屋も
ユニクロにタイツだの長袖のシャツだのを買いにいくようになりました。 (遅いか?)



a0157159_1834159.jpg
さて 工務店の営業努力 などと偉そうな題を書きました。
言ってて自分でびっくりですが。


今 海岸屋の住む千葉外房ではすごく大工が減ってますが 
それ以上に問題なのが 大工 一人親方 零細工務店に仕事がないこと。

遊んでいるわけではないのですが やっているのは下請けと手伝い。
自分で請けた仕事ではないのです。

例えば。

30代かそこらの歳の奥さん (奥さんです。) が家を建てようと考えても
大工の親方のところに相談には行きません。
怖いし
高そうだし
センスなさそうだし
かっこいいキッチンとか 高気密だとか知らなそうだし。
そして
それはたぶん みんな本当のことなんです。

街の仕立て屋
荒物屋
金物屋
乾物屋
靴屋
メガネ屋
はんこ屋
本屋
八百屋
魚屋   これらは皆 滅びてしまったか 滅びつつある店達です。 
そして工務店もそうなる。

ですがその商売を長く続けているそれぞれの人々には 固有の文化があったはずです。

仕立て屋のオヤジと 紳士服のア〇キの店員
金物屋の店主とホームセンターの店員(しかも大半バイト君)
八百屋魚屋と スーパーのパートのおばちゃん

並べて比べてみてください。
我々が失った文化と呼ぶべきものがわかりますが 一方
失われた店達に足りなかったものの気配も伝わる。

上の写真は海岸屋の事務所(あくまで仮設)ですが
これを作らなくてはいけない理由がある。

解体現場や ゴミとして捨てられたもの
自分で作ったもの 直したもの と金はないからそんなものばかりですが
それでもきちんと(!?)基準はある。

素材が本物であること
デザインが浮ついてないもの
修理して長く使えるもの
人にやさしくて できれば支えてくれるもの

それは自分が作りたい住宅の姿でもある。
あるいは 自分がそう生きて行きたい望みでもある。
それを伝えたい。

建築のことなんか全然知らない若い夫婦とか (年配の夫婦とか)
これから結婚するであろう独身の方々とか (ずーっと独身の方とか)
そんな人達に こんな家は(暮しは)どうですか と提案したい。

そのための事務所です。


中にいるのが 海岸屋みたいなおっさんでは台無しですが
ミメウルワシイスタッフの方々(?)もいますし。
大半自分たちで飲んでしまっている 超 のつく高級コーヒーもある。 
(淹れかただって教わったぞ)
それらは皆 まだ見ぬ未来のお客様を迎えるための準備。

そうやって 仕事をさせてもらって生きのびて
すまいの事や 素材の事や 大工技術の事なんかを伝えていきたい。
そう思ってます。


やー 熱弁だねぇ・・ 字ばっかりですまんねぇ・・
腰が痛いとか言ってますが 
これだけ吹きまくればアゴも痛くなるかも という心配をしつつ
明日もトイレの改修工事だ。
ではでは。

by kaiganyafoo | 2014-01-20 19:45 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(7)

本棚を作りたい

週に6日も働く 建築業界のみなさん おつかれさまです。

今日はお休みだよーん などとほざく大企業のみなさん
今夜のキレイな月でも眺めてください。 (なんのこっちゃ)

今朝の千葉外房は 雪ではじまりました。
a0157159_22435681.jpg
うーむコレハ大雪だねぇ・・
(だって積もったもの・・・)



と 言うわけで外にでると遭難するといけませんので
作業場の中にこもって加工にはげみます。
a0157159_22562859.jpg
やっぱり一年ぶりに動いた手押し。 つないだらなんと逆回転。
当たり前ですがさっぱり削れません。
コンセントをばらして手直し。


通称オバQ君という集塵機も一年ぶり(くどい?)
ホースをつないで天井から吊るして設置します。


まあ こんな事をしていれば当たり前ですが 本棚どころではない。
ずーっとずーっと手前で日が暮れます。
残念。

事務所の中の大勢のメンバーはしびれをきらしてこんな事をしています。
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こ これは先日パンを盛ってあった器。
今日は本の盛り籠(籠ではない)

ついでに逆サイドもご披露(ってほどでもない)
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やっぱりごく大勢のメンバーがレイアウトの練習などをしている模様です。






とまあ
埋め草のような今日のお話ですが
土曜日だし
雪だし
月はキレイだし ということで勘弁してもらいましょう。

おまけの写真は 千代鶴の話も載ってるこの本。
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たとえ道具を触らなくても イメージトレーニングは怠らないのであった。(大ウソ)
ウソで終わるのは気が進まないけど 
みなさん 良い週末を!

by kaiganyafoo | 2014-01-18 23:42 | Comments(2)