海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
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セランガンバツーのウッドデッキ

みなさん こんばんは。

日本の夏 と言ったら
キンチョウの夏 と言いたいところですが
海岸屋は この蚊取り線香がすっごく苦手。

蚊よりも先に海岸屋がダウンします。
では
夏は蚊に喰われ放題か というと工夫がある。
蔵出し蚊取り線香 とでもいいましょうか 
封を切って一年置いておいたブツを次の夏に出してきて使いますというと・・ 
コレハ大丈夫。
まー
有効成分の何割かは揮発済みなんでしょうな。
正直 蚊は死にません。
寄ってこないだけ。
でもまー  平和だな うん。


そんなデリケートきわまりない海岸屋が 丸一日ベニヤをカットしたと思いねぇ。
やー
夕方からちゃっかり頭痛で その後二日半日寝ましたね。
トホホ。

みなさん 自然素材の家に住みましょうねぇ・・

宣伝と言い訳を兼ね備えた前フリはさておき・・・




セランガンバツーのウッドデッキです。
a0157159_22204663.jpg
なんで ところどころ白いのか と言えばビス打ったあとをペーパーかけたから。

座掘り用のキリで下穴明けても ちょっとささくれがでますね。
はい 材料
a0157159_222688.jpg
重いよ。
そして値段も相当です。
a0157159_2227210.jpg
デッキ材の厚みが20mmで 根太なしなので大引きの間隔は60cm。
沓石の数もけっこうなものになります。
a0157159_22325645.jpg
アスリートで職人のT君
汗だくです。 ズボンまでびっしょり。
a0157159_2234484.jpg
海岸屋 焦げつつバテています。
黒いシャツを着ているのはバカなのかもしれません。

さて バツー材
重いです。
硬くはない。
丸ノコで切るのは簡単。
下穴も比較的簡単に明きます。
ささくれはちょっと気になる。
ネジレ 曲がりはそれほどなかったし 引っ張ればまあなんとかなります。

肝心の耐久性ですが これは時間がたたないとわからない。
10年ノーメンテ くらいだとうれしいな・・っていうかそのくらいして欲しい値段っすよね。




最後の写真は 現場を検査に来たガマ親分です。
a0157159_22483190.jpg
検査に受かったのかどうかいまだにわかりません。

ではまた。



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by kaiganyafoo | 2013-08-23 22:51 | 工事 | Comments(4)

房州石 旅に出る

みなさん お疲れ様です。


地域の役員をしているので 盆踊りの準備もしたんですが
そこで早い時間に流している音楽は AKBと初音ミク・・・
ボーカロイドの音楽は 全国津々浦々まで浸透したんでしょうねぇ・・・

うーむ
シンセサイザーなるものが登場したのは 海岸屋がまだ子どものころなんですが
これはピアノやギターの生の音とはまったく別のモノですよね?
でもなぁ・・
電子音を出す安いシステムは買えるけど
本物の楽器が手元に置けるほどの豊かさはないワタシタチ・・
住宅事情もからんでるよなぁ・・って
前フリが長いですかそうですか。




さて
アクセスダダ下がりの大不人気コーナーは
まったく海岸屋の不徳のいたすところなんですが
今回は石切り場を出た房州石の行方 です。

まず 石の搬出ですが
人力で運んで 船に積んだ時代
トロッコで運んで 船や貨車に積んだ時代
索道で運んでトラックに積んだ時代 とに分けられます。
索道というのはワイヤーを張ってそれにぶら下げるようなもんで
まー ロープウエー的なものだと思って下さい。


人力で運んだ時代 と言いますが なにしろ石です。
重いよね。
尺三 という普通の規格の石で 一本80kgあるそうです。

80kg。
持てますか? みなさん。

米一俵が60kgで これが担げれば一人前の男 とはよく言われたらしいです。

海岸屋が働き始めたころは セメント一袋が40kgでしたが
これをトラックに何十袋も積むのは なかなか大変でした。
でもそのころの土方はみんな力持ちで
「ついこの間までは一袋50kgだったぜ!」 などと冷やかされたもんです。
はい
昭和46年に40kgになったらしいです。
これが今では25kg。

どうもアレですね 80kgは相当に重い。
a0157159_2072461.jpg
これ なんだかわかりますか?
石段とその脇のU字構・・・ではなくて
石を山から下ろす滑り台と その脇の石段・・なんです。

石の滑り台は 樋道(といみち)と言う名前だ と教わりましたが
なんか 石に石では暴走してインディージョーンズばりのシーンになりそうな気がする。
しかも コレ 連結して5本とか10本とか下ろしたらしい。

10本・・・
800kg・・・ 無理。 命が危ないです。


そして道の勾配が緩くなってすべらない場所までくると
ネコ車に積むんです。

今 現場で 「ネコ」 と言えば一輪車のことですが
ここのネコ車は木製で、リヤカーみたいな形に見えます。
車輪は 松丸太の輪切りで フレームは ウシゴロシ で作った とか・・・

この仕事は女性の仕事で 「車力」 と言いますが 
ネコ車一台に  「石3本 240kg」 (!!)を積んで下ったあとは
そのネコ車を背負って山を登り(!!) 一日に3回(!!)運んだんだそうです。
もー無理
なにもかも無理
女性の仕事って・・・えー?
a0157159_20261567.jpg
これが車力道。
女性の手の先付近の石が 大きくくぼんでいるのがわかりますかね?
これ 説明では わだち と書かれていたりしますが たぶん違う。

ネコ車の荷台の両脇の木材の部品が後ろに長く延びていて
引き手が梶棒を持ち上げると そこが地面に引きずって
その跡が こうやってついたんだと思います。
そうです
一種のブレーキですね。

昔の大工の小僧などは 大八車で木材を運びましたが
やはり下り坂のブレーキ用に 長い材木を一本 
わざと後ろに突き出して積んだ と言います。

とすればこれは命がけの仕事の痕跡。
下手すりゃ 命が危ないです。
順調にいけても 超々重労働です。
なにしろ ここ、 我々はてぶらで歩いて息切れしてましたからね。

石切り場の職人は一日に8本~10本を切り出して
車力さんは 一回3本 ってのを3回 合計で9本。
同じ人数で釣り合うんですね。
亭主が切り出して女房が運んだのかな・・・

さあ
そうして 黙々と運んで 大正2年の出荷は56万本!!!
尺三石が 正寸といわれた寸法だとして計算すると全部並べると166000㎡!!
これは横浜にある日産スタジアムの延床面積と同じです。 すげー!
そらぁ 山の形も変わるわな。


大正時代には日産スタジアムはありませんから 何に使ったのか と言えば
お台場とか護岸工事とか船のドックとか 東京湾一円の近代化に使ったんです。
船で運べばすぐですからね。
早稲田大学とか靖国神社なんかにも使ってる。

うーん
今はあんまり有名じゃないのかもしれないけど
金谷をはじめとする房州石は ずいぶんとたいしたもんだと思います。
手で掘って 人力で運んだ記録があったり
石切り場や運搬路がのこっているのも貴重です。

そうやって昭和60年で石材の生産は終わりになります。
コンクリートの時代がやってきたからです。

さて 今の金谷はちょっと違う。
a0157159_022397.jpg
金谷ベース。
若い人達が集まって新しいことをはじめようとしています。
サーフショップや手作りの家具屋さん
それから 海岸屋のホームページを作ってくれているウエブデザイナーさんも
ここに事務所を持ったらしいです。

前に言った金谷美術館もある。
全国から石の研究者が集まって 金谷ストーンコミュニティーってのもやってる。

それらを含めて金谷ってのは 今とても面白い町なんだと思います。・・って
最後はずいぶん駆け足になっちゃったけど これで金谷はおしまい。
次は・・・
これもやっぱり日本の近代化を支えた「レンガ」
その生産地 深谷の町をレポートします・・・かな?
なんか 教育テレビみたいだけどなぁ。

おまけの写真は房州石の図録
a0157159_048266.jpg
基礎的な資料が満載 のとてもいい本です。

ではまた。

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by kaiganyafoo | 2013-08-19 00:50 | Comments(0)

房州石採石場にて

みなさんこんばんは。

相変わらずです。
暑いです。
サイコーですね。

海岸屋は 夏評論家を自称していますが 今年の夏はイケてます。
期間の長さも、最高気温も兼ね備えていて 一級品の夏 と認定できますね。はい。
(何様?)






さて 鋸山にやっと登りましたが採石場を見てもらいましょう。
a0157159_1391484.jpg
説明している方が鈴木さん。
これは昔 手作業で石を切り出していた時代に
なぜか途中でやめてしまった という場所です。
周りをツルで切り出していって 最後にクサビで底の部分を割って剥します。
そうすると その下に見えるように一段ずつのシま模様が残る。
a0157159_152385.jpg
そうやって一段ずつ一段ずつ石を切り出しながら下に下がっていくのです。
はい
そうですね あの高いところにある地獄のぞきも
はるか昔は平らな地面だったということです。
では ここは?
a0157159_1561346.jpg
ずいぶん変わった格好に掘りましたよね?
これは 上の方からずーっと掘ってきて 良さそうな石が見えた というので
横に掘り進んだ そんな跡です。
アップで。
a0157159_1592327.jpg
「あれ? ここはずいぶんいい石が採れそうだぞ?」
「よーし 一丁横向きにほってみるか!」
・・・・
「ずいぶん横に進んだから これ以上掘ると天井が落ちそうだぁ・・」
「じゃあ しばらくのあいだ下に掘って天井の厚みをつけたらまた横に掘ろうぜ」 
「やばいやばい! ちょっとだけ天井が崩れたぁ!」
「しょうがねーな 切石でつっかえ柱でも積んでおくかぁ・・」
「なーに しばらく下に掘れば また横掘りができるだろー」

まー きっとこんな調子で 値段のいい石を狙って
頑張って掘った跡がこうなったんだと思います。

職人一人が一日かかって 尺三石を8本~10本切り出したんだそうです。
あんなツルやタガネでねぇ・・・
そうして昭和33年になると機械掘りが登場します。
チェーンソーで掘るんですな。
a0157159_2255868.jpg
ここの石切場は 上の方は手掘りですが 下のほうになってくると機械掘りです。
岩肌にその跡が残っています。
a0157159_2283915.jpg
ほらね 全然違う。
機械になると 職人一人が一日で80本から100本ほども掘ったということです。

チェーンソーで?
石を切ったの?

お思いの方。
海岸屋もそう思いました。
では これ。
a0157159_235115.jpg
石切り場に昔の機械が残されています。
これは切り出した石を決まった寸法に揃える機械のようですが
ふもとの金谷神社の玉垣などを見ると 一面がチェーンソーの跡
もう一面が丸ノコの跡 とはっきりと見て取れます。

この機械を見ると
電動である事
石切りであるのに水は使わなかったらしいこと(塵肺が心配)
刃物の刃先には超硬チップがついていること などがわかります。

超硬チップというのは普通の鋼やハイス鋼よりももっと硬い合金です。

ちょっと調べてみると1930年ごろに三菱で開発された超硬合金は
「鉱山の掘削を目的に開発された」 と書いてあります。
ははぁ 
大工さんが使う丸ノコの刃や 草刈り機の刃も いまやみんな超硬チップですが
もともとは こういったところのために開発されたもんなんですな。

知らない事はいっぱいあるねぇ・・・
以上 石切り場から中継でお送りしました。(ウソです)


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by kaiganyafoo | 2013-08-15 08:38 | Comments(0)

鋸山で地獄をのぞく

みなさん どーもこんばんは。

先週はずーっと暑くて
「もうそろそろ暑いのにも慣れてきたね」 とかうそぶいてましたが
すいません ナメてました。

汗と一緒に脳ミソが溶けて流れ出したようで バカになってしまいました。

もともと頭がいいってウリのキャラクターではありませんので 
大したダメージではないんですが 
読まなくちゃいけない本が何十冊もあるのに 
ただ積んでおくだけ という風景は悲しいものです。



さて 悲しがってないで 鋸山に登りましょう。
千葉県以外の人 ごめんね。
a0157159_17524017.jpg
おーう すてきだ。
切符ですよ。 これぞ切符。
改札でハサミをパチンと入れます。
何? 知らない?
ふっ 子どもだな。
a0157159_1940306.jpg
ロープウエーです。
乗るときには前に乗るのがお勧め。
こんな風景が見られます。
a0157159_19432526.jpg
うおーい 鋸山だねぇ・・
断崖絶壁。 ただし人間がつくった。

もし建築屋さんなら左側もいいです。
建築家 白井晟一さんの最初の自宅 「滴々居」 が移築されて 
「海山居」 という名前で ここ鋸山のふもとに建っています。 見えるかな?

ロープウエーの山頂駅に着いて屋上に上がると こんな風景。
a0157159_20144538.jpg
絶景ですな。
眼下に広がる浦賀水道。
アクアラインで千葉と神奈川はつながってますが
距離から言えばここの方がずっと近い。

そう 向こう側に見えるのは三浦半島です。
で、 まあ いい気分で眺めているところ悪いんですが
もっと気にして欲しいものが館内に展示してあります。
a0157159_20194260.jpg
石です。 これぞ房州石。 
中央付近の 尺三石 というのを覚えておいて下さい。
a0157159_20215414.jpg
道具です。
なんて言うんですかね・・ こういうのはプリミティブとか言うんですか?

手仕事屋を標榜する海岸屋の胸にグサッときますね。
石屋がツルを振るのも 杣師がマサカリを振るのも 大工がチョウナを振るのも皆同じ。
何が同じかって 話せば長くなるから割愛です。

そしてこれ
a0157159_20524549.jpg
通称 地獄のぞき。
先端の方で 海岸屋がしぶーい顔をしています。

そして岩肌にシマ模様が入っているのがわかりますか?
じつはこれが 採石 つまり石を採った跡なんです。
??? こんなところで?
空中じゃん?


段々と核心にせまりつつあるけど
今日はこの辺でね。
暑くて脳ミソ溶けちゃったことだし。

では。


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by kaiganyafoo | 2013-08-11 20:55 | Comments(2)

千葉は石材の産地であった

みなさん お疲れ様です。

暑い日が続きますがお変わりありませんでしょうか。

海岸屋は連日 外仕事をしているので ごく順調に焦げてきています。
以前 仕事をしていてフィリピンの人(たぶんね)に 
突然タガログ語(これもたぶんだ)で話しかけられたことを思い出します。

日本人に見えなかったんでしょうね。



さて 鋸山を歩きましたよ という報告をしたかったんですが
前回は山に登らないうちに時間切れになってしまいました。
今日は登りたいです。

でも鈴木家。
a0157159_6113285.jpg
これは鈴木家の蔵です。
この家紋がある方が南側で 海に向いてる方です。
ま ぐるっと海なんですがね。
で 一見漆喰仕上げの土蔵のようですが これは石蔵。
a0157159_6152493.jpg
裏側にまわると出入り口があって そこは石のままになってます。
ていねいな仕事。
そして材料もいい。
a0157159_6172780.jpg
これは房州石のなかでも最上級のもので 「桜目」 という名前がついています。

桜の花びらが散っているようでしょ?
a0157159_6211360.jpg
これは井戸。
大きな一枚ものの石を繰り抜いてあります。

さすが 採石をしていた家ですよね?

ほー とか
へー とか感心をしながら家を出て ここの御当主の先導で鋸山へ向かいます。
事前に プロフェッサーKからの通達があったので
海岸屋は 軽登山靴を買って臨んでおりましたが・・・

まずはロープウエーに向かいます。
あれ?
引っ張りすぎ?


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by kaiganyafoo | 2013-08-10 05:50 | Comments(2)

千葉で一番高い山は鋸山ではない

みなさん お疲れ様です。

今週の千葉はがっつり暑くなるんだそうです。
望むところだ!(強がりです。)


さて
なんだかんだと遅くなってしまいましたが
民家協会の 「千葉散歩第4弾 鋸山採石場」 に行ってきました。
(すいません7月22日のことです)

やー
ディープな散歩でした。
a0157159_22313953.jpg
まず浜金谷駅に集合。
こんな水色の瓦屋根なんて初めて見ましたが 似合ってるような気もします。
念のため言っておきますが これが駅なんです。
JR東日本の駅。

集合したあとは鈴木さんの家に向かいます。
鈴木さんって誰だ って話ですが この鈴木さんはただの鈴木さんじゃない。
第一 家がこれもんです。
a0157159_22473060.jpg
はい こっちからあっちまで全部鈴木さんち。
そしてこれが金谷を支えた石 房州石で出来た石塀なのです。
入り口はこちら。
a0157159_2255539.jpg
石塀 石の門柱 敷き石 大きな椰子の木・・・ 
もう胸をしめつけられるような風景ですよね?
しめつけられない?
・・・・・先を急ぎましょう。

この鈴木家は代々の金谷村の名主であって
芳家石店(よしけいしてん)の名で最後まで採石を続けた家でもあり
私財で金谷美術館を作った家でもあります。
a0157159_23242257.jpg
はい 金谷美術館です。
海岸屋はコンクリート打ち放しの建物をあまり評価しませんが ここはいい。
押し付けがましくなく 品があって 郷土色もある。
そう 角の部分の石張りは房州石です。

ちなみに立っている男性が今回のナビゲーター K先生です。
石が専門  プロフェッサーK と
この鈴木さんとによって 今回の千葉さんぽはすごくディープなものに・・・ などと
前フリが長すぎて時間切れになってしまった。

時間切れではあるけどこれだけは言いたい。
自分の町を大事に思うことにかけて 金谷はとても素晴らしい。
日本中どこもこうならばどんなにかいいだろう。

もしかしたら明日に続くのかもしれない・・とか言いながら
また明日。




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by kaiganyafoo | 2013-08-06 23:39 | Comments(0)

恩師は旅に出た

みなさん こんばんは。

もー 
どのくらい更新をしてないかわからないくらいになった海岸屋です。

久しぶりの更新で 面白い事をばりばり言わなくちゃいけないんですが
ブランクがわざわいしてなんにも思いつきません
(ウソです元からたいした事ないです)


さて 海岸屋には生涯の恩師と思い定めている方が3人いますが
建築ではこの方 鈴木喜一先生がそうです。
a0157159_22272895.jpg
コップを片手に天を仰いでいらっしゃいますが、うがいをしているわけではありません。
梁組みを見ているんです。

梁を見てるって言ってもずいぶんと古ぼけた建物じゃないか と
思われるでしょうが 先生は古い建物が大好きなんです。
そして海岸屋も古いもの好きでは人後に落ちない(つもり)
でもまあ
そういった部分で恩師と思っているわけではなくて
先生が主宰なさっている 「神楽坂建築塾」 の塾生だから というのがはじまりです。
いつから通っているのか調べてみましたが、もう10年になるらしいです。
10年・・・
10年も教わり続けているのは それだけ海岸屋の頭が悪いから・・ではなくて
ここの塾の趣旨に賛同するところが大きいからなんです。

ここの塾の趣旨 と言いましたが、
海岸屋が思うに それはけっこう 「じんわり」 としたもの。
じんわり がわからなければ 「ゆっくり効く」 もの。
何が 「効く」 のかと言えば 「教養」 でしょうか。

教養 って けっこうイヤミな雰囲気もあるかもしれませんが
たとえば海岸屋の先輩の大工が言った
「品のない奴でも金は稼げるけど、
いざその金を上手に使おうとすると教養がいるんだよ。」 という言葉に表れるように
建築に携わる者にとっては 本当は必須の要件なのでしょう。
そして
教養 とはおいそれと身につかないものでもあるのでしょう。

海岸屋は 学校の勉強ができる子どもではありませんでしたので
きちんとした建築の勉強ができる大学などを出ているわけではありません。
本を読んだり 建物を見に行ったりはしますが それだけでは世間が狭い。

それでも建築屋としては より良い建物を建てたい という願いはありますから
神楽坂建築塾のようなところで学ぶ という機会は絶好のものですし
その機会を与えて下さる先生は 生涯の恩師であるわけです。

で、 この鈴木先生 「旅する建築家」 と言われるだけあって
まー 国内の隅々 世界各国を旅しているんですが
また旅に出られました。

今度は長い。


海岸屋も 父親とか親友とか恩人とか 
何人かのかけがえのない人の旅立ちに立会いましたが
今回 鈴木先生が旅立たれた後 というのはだいぶ心細いです。
大きな穴が空いたかんじ。
いなくなって初めてわかる というのは陳腐な表現ですが
それがその通りなんだから うかつと言われてもしょうがない。

先生は 肩肘を張ったようなことを仰らない方でしたが
その人生は戦いの連続であったとも思います。
そして 自分は自分なりにその戦いを受け継ごうと思っています。
まあ 受け継ぐと言って 自分なりの仕事を続けていく ということですが
それが先生に対する恩返しになる そんな仕事をしようということでもあります。

先生 いつの日かまたお目にかかります。
そのときひるみなくお話ができるようにありたいと思ってますので
どうか見守っていてください。

写真は群馬 高崎にご一緒したときのもの。
本当にたくさんの機会と想いをいただきました。
a0157159_2334113.jpg
先生は今も旅の途中で
こんなふうに気分のいい場所で笑っていらっしゃると思います。

ではまた。





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by kaiganyafoo | 2013-08-04 23:41 | Comments(0)