海岸屋ふー通信


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棚を作りました

昨日もすっごい雨で
増築したまま 屋根が完成してないT邸なんか
ドキドキもんでしたけど 大丈夫。

でも電気工事店の現場では
外まわりの工事が進みません。
長靴必須。

a0157159_121294.jpg

ケヤキは元気です。
今時分は 雑木林に行くと いいよね。
新緑っていうのか すがすがしい景色がひろがって。

奥に見える鉄骨倉庫の中に 棚を作りました。
a0157159_131399.jpg

一番高いところまで5mくらい
(ここを作るときはちょっと怖かったっす)

キャットウォークっていうのかな?
あんまりでかくしちゃったんで 二階みたいです。

これでだいたい大工さん二日分の仕事。
ツーバイ材にも だいぶ慣れた。
残りの棚は あと半分。

by kaiganyafoo | 2010-04-30 01:15 | 工事 | Comments(0)

農家スタイルレストラン

今日の(あっ もう昨日だ)昼飯はあたり。
いい昼ごはん。
a0157159_0163594.jpg

なんともいえない看板。
なんともいえない営業時間。
a0157159_019329.jpg

そしてメニューも公表するぞ。

いいアプローチだな
a0157159_0214946.jpg

槙の木の自然木仕立てって はじめて見たけどな。
奥にちらっと見えるのが 店。

玄関
a0157159_0253284.jpg

気取ってないところがいいところ。
ごめんくださーい って雰囲気かな。

なかに入ると
a0157159_027027.jpg

なぜに天井?って ほかの客もいたしな。
この梁は いったん焦がしてそれから磨いたかな?
地元の大工さんの雰囲気がする仕事だよ。

で、ごはん
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おお 立派だ。
800円って 大丈夫か くりくり工房
味付けは海岸屋好みだ。
毎日でもいける。
っていうか 毎日食べたいです お願いします。

あたりだなー

海岸屋ガイド (ミシュランの次に権威があるぞ 自称だけどな)で
三つ星を進呈したいな。

ここのところ ごはんは あたりが続く。
もともと文化的には不毛の土地柄だったけど
最近では こんなありがたい店もけっこうある。

都会から引っ越してきても
大丈夫ですよ。
海岸屋もいるから いい家も建つし(営業だ)

今日も一日 いい気分
ありがとうございました くりくり工房さん。

by kaiganyafoo | 2010-04-30 00:43 | 食べ物 | Comments(0)

田植え 千葉県の事情

田植え してますねー
千葉の場合。

海岸屋ふー の関係者も けっこうしてます。
私は農家ではないけれど
しばらく田んぼを作っていたことがあって
慣れないせいもあってか 大変でした。

今、ここの近所を車で走ると いくらでも田んぼがありますが
そこで使っている水は利根川から来ています。
そう、 利根川。
遠いよー
だって 利根川の向こうは茨城県だもの。

千葉には山がないです。
500m以上の高さの山がない 唯一の県だそうで
しかもこの辺は 昔は海か 近世まで湿地帯だったような土地ですから
ちゃんとした川がない。
じゃぁ 降った雨はどこに行っちゃうのか というと
年間降雨量は1300mm と全国平均よりだいぶ少ないんですね。
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これが利根川からの水を引いているパイプライン。
こんなの見ると いつ出来たんだ と思うけど
完成は昭和40年。

でも着工は戦前だから20年以上かかって作ったんだね。
両総用水といいます。

上総と下総にまたがって作ったから 両総。

それ以前は田んぼがあっても水はなく
米が満足に出来る年は半分くらいで
日照りの年は子供を売るだの夜逃げするだの

普通の年でも 水の争いで
日本刀をもちだすやら ピストルを撃つやら
白装束で殴りこみをするだの っていう物騒さ。
水喧嘩の本場だったんだね。

そんな昔のことを知ると
ずーと続く田んぼがもっと大事なものに思えてきます。

千葉の人間はのん気で横着といわれているけど
ずいぶん頑張ったよなー

そんなこんなで 海岸屋は米を店で買ったことがありません
いつも知り合いの農家から分けてもらっていて
作り手の顔が見えるご飯を食べています。
田舎のいいところだな。

今日はそんなとこ。

by kaiganyafoo | 2010-04-29 07:26 | Comments(0)

トイレの話

昨日書いたように
外トイレの見積もりを作るのに
少し調べ物をしています。

今、選択できるトイレのスタイルは三つ。

ぼっとん便所 といわれる汲み取り式と
簡易水洗といわれる汲み取り式と
普通の水洗トイレ。

まぁ水洗トイレも
都会の人は下水に流していて
田舎の人は合併浄化槽で処理してから流していますから
二種類に分かれるのかな。

さて。
ぼっとん便所はずいぶん長いこと見てないな。
と 言いたいところだけど
ついこのあいだ 久しぶりに見た。

市場の外トイレ。
簡易水洗トイレにしたいから 見積もりをするようにって言われて。
あれ?
トイレの見積もりばっかりだな。
昔はこんなのを 雪隠大工って言って 馬鹿にしたんだそうだけど。

でも やっぱりぼっとん便所は臭いな。
夏になれば ハエもわくだろうし。
もう、これは却下。
問題外。

で、普通の水洗トイレにするとなると
排水先がなくっちゃいけない。
これが問題。

トイレに限らないけど
排水ってどうやって流れているか知ってますか?
そう、高いところから低いところに流れているだけなんです。
だから、 すっごい低いところに家が建ってたら
そこの家は排水を流すことができないんです。

そしてトイレの排水はまた面倒臭くて
1mあたり2cmとか3cmとかの勾配に決まってるんです。
これより少ないと流れないし
これより急すぎると 水だけ流れてう〇こが残っちゃう。

さて、海岸屋が見積もりを頼まれた家は
下水の管まで15mくらいはなれたところにトイレを作るようなんですが
そうすると45cmくらい下がっちゃう。
どうかなー 難しいな。

そうすると 残った選択肢は
簡易水洗トイレ ということに。
しかし
アリなのか?簡易水洗。
あんまりいいイメージないぞ

便器がプラスチックだったり
やっぱり匂いがあったり。

どこかにないかな
簡易水洗専門のショールーム。
ないか。

by kaiganyafoo | 2010-04-28 21:13 | Comments(0)

鉋掛けその後

ふー
今日はお疲れ。
朝一番で鉋 掛けましたけど 大丈夫。
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まあまあ 問題ない程度には仕上がりました。

ただ、杉の白太はむずかしい。
光るほどの仕上げにするのは 大変です。
年輪の硬いところばっかりが掛かって
柔らかいところはへこんで逃げます。

今日使った鉋
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一番手前が青紙(鋼の種類で 合金鋼)
ほかの二つは白紙。(鋼の種類で炭素鋼)
銘は三つとも も作。

仕上げ難い杉は切れのいい白紙で仕上げて
鉋のかかりのいい 米松は
最初刃持ちのいい青紙で仕上げて
切れが止まってきたら 下鉋として使って
白紙で仕上げる。
小鉋は木端専用。  そんな段取りです。

大急ぎで仕上げて 現場に行って
サッシ屋さんと建具屋さんの工事の立会い。
朝の話をしてたら
けっこう年配の建具屋さんに
「今時 手鉋で仕上げてんのかぁ・・」とややあきれ顔をされて、
「俺はね、20年近く前に鉋を15丁くらいまとめて買って、
それ以来鉋は買ってない。 今使ってるので最後かな?」
と言うので見てみると その鉋は も作。

道具好きだったんだなぁ と思って
底取り鉋を見ると 金四郎。
鑿は常弘。

うーん 最強の布陣だなぁ・・。

お茶をいただきながら建具屋さんと道具話をしてたら
お施主さんがニコニコしながら聞いていて
帰りしなに工事のお代をいただいたら、請求額より多いお金をいただきました。

久しぶりだなぁ こんなの。
そんで 出入りの庭の職人さんのための外トイレと
音楽をやってる息子さんのための防音室の相談をされました。
少し調べて 見積もり作んなくちゃな。
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この花はそこのお宅のシャクナゲ。
庭が広いのが なんとなくわかりますか?

見積もり・・・
でも今日は少し早く寝ようっと。

by kaiganyafoo | 2010-04-27 20:08 | 大工道具 | Comments(0)

鉋研ぎのスランプ

つかれたぁー

こんな時間まで働くなんてな。
どーかしてるな。

それというのも
鉋掛けのせい。

内法とサッシの枠を木取って
寸法をきめて
さて いつものように手鉋で仕上げようと
まず3丁ばかり鉋を研いだんですが・・・

研ぎ終わって いざ掛けてみると かからない。
あれ?と思ってもういちど研いで見ても ダメ。

研げてないんだね。

たぶん その理由はホコリ かな・・・。
作業場の中
研ぎ場の周辺
砥石の周り
自分の服や髪の毛

疑いだすときりがない

こんなときは遮二無二がんばってもダメ。
研げない原因をひとつづつつぶしていかないと。

まず家に帰る。
風呂に入って全部着替える。
砥石をきれいに洗って砥石の面を丁寧に直す。
ホコリのないところで ゆっくりと研ぐ。

さっきまで研いだら だいぶましになった気がするんだけど
掛けてみないと 実際のことはわからない。
明日の朝 鉋掛けすれば イヤでもわかるからな。

さてどうだろ。

by kaiganyafoo | 2010-04-27 00:09 | 工事 | Comments(0)

茨城の茅葺屋根2

せっかくだからアップしなくちゃ。
茨城の茅葺屋根です。

表の通りからみた景色
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おお
美しい。
こんなすばらしいものを作れた昔の職人は すごいな。
な?

中にはいるとこんなふう。
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屋根の右と左で葺き替えの時期が違うんですね きっと。
でも 古びていても 美しい。
そんな素材は今の建築には ないんじゃないかな。


当日は雪が降ったり 雨が降ったりしてましたが
この通り。
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え? 障子一枚ってこと。
多少の雨では建具が濡れないくらい軒が出ているってことと
雪が降るくらいの寒さなのに 障子一枚隔てただけの室内ってどうなんだ って話。
高断熱 高気密 とは対極の世界。

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そう、海岸屋のイメージでは
住まいというのは こんなかんじ。

で、こんなかんじ
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美しいよね。

by kaiganyafoo | 2010-04-24 19:53 | 民家 | Comments(0)

ツーバイフォーの材料

はい
ツーバイの材料です。

本当はなんていうのかな。
木造枠組み壁工法かぁ・・(今見た)

電気工事屋さんの現場で
鉄骨の倉庫の中の棚を頼まれたので 作ってます。
なかなかに大きな倉庫だし、電線とか 重いものもあるので
丈夫で 大きい棚を作ります
材料はツーバイ材。
300枚あまり現場に入れて 一人でシコシコ作ってますが
いろいろ感じることもあります。

SPFと総称されているように
ツーバイ材は単一の樹種ではありません
スプルス
パイン
ファー
と言われていて それを区別なく使います。
それぞれ 樅だとか 松だとか 対応する日本名はあるようですが
たぶんその名前には あんまり意味はありませんね。

つまり 日本のヒノキはアメリカのベイヒとは違う木だし
米杉と日本の杉は似ていない。

だからスプルスはスプルスと憶えたほうがいいと思う。

オークは樫の木 と 長いこと言われてたのが
楢の木のほうが近いって 最近(でもないか)では言われるようになったけど、
でも、正確に対応する樹種って ないよね。

それで、SPF材だけど 日本の木材とは いろんな部分で違う。
軽くて やわらかくて ねじれが強い。
強度は普通にあるけど おそらく 湿気やシロアリには弱いでしょう。
製材の精度は悪いとは思わないけど
製材後の変形が大きいから 現場では苦労します。

これでは日本式の木造建築には使えません。
自分たちが日ごろやっている工法が
とてもデリケートなものなんだなぁ ということを再認識します。

使えないからといって ダメといってるわけではなくて
自分たちのやりかたとは 違う ということです。

どう違うのか ということをがんばって考えましたが うまく言えません。
木材に対する考え方が まったく違うとは思うのですが、
例えば・・
ハンバーグを食べている人の国なんだなぁ というか
じゃあ 日本はどうなんだ と言われれば
マグロから 大トロを切り分け 米の産地をこまかくグレード付けする   かなぁ・・。
材木は材木でしかない というか。
わかりますかね?

ですから ツーバイ材をあつかう文化からは
集成材や合板やOSBなどの木材加工素材をあつかう発想が無理なく出てきますが
日本の建築工法の考え方では 木は木でしかなく
集成材や合板は 建材として別に考えます。  かな?

もっとはっきり言えば
木の都合に合わせた作り方しかできない ってことです。

ああ ダメだ やっぱりうまく言えない
すまんことです
まったく。

by kaiganyafoo | 2010-04-24 09:12 | 材料 | Comments(0)

本田靖春 「誘拐」

このあいだ読んだ本。
本田靖春著 「誘拐」
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ちくま文庫で¥800

海岸屋くらいの年齢の人だったら みんな知ってる
「吉展ちゃん事件」 (よしのぶちゃんじけん)の本。

著者は新聞記者あがりのノンフィクション作家

海岸屋は吉展ちゃんと同じ年齢だから
その時代の気配というのを知っていて
だから 割引をして考えなくちゃいけないかもしれないけど
この本は 名著だと思います。

犯人探し という簡単な視点ではなく
この事件が起きた原因を 時代背景から描き出してゆく
その描写力は 特筆ものです。

貧困
無知
暴力
差別

世界には 人が克服しなくてはいけない課題というものがいくつもありますが
それらを乗り越えようとする努力の積み重ねの先に
現代の我々の生活がある ということを
あらためて思い起こさせられます。

もちろん 私たちは 理想的な世界を手に入れたわけではありません。
けれど 「吉展ちゃん事件」当時の日本と
今の日本は 同じ国とは思えないほど変わりました。

本田靖春の筆は 誰をも責めることなく
かつての我々の姿を ていねいに描き出しますが
その視点には 人々への愛情に満ちているように思われます。

この事件の直接の被害者の吉展ちゃんはもちろん
刑の執行によって命を絶たれた 犯人の小原も
被害者の家族も
みんなが時代のうねりに翻弄された ただの人ではないだろうか。

by kaiganyafoo | 2010-04-23 09:34 | 読んだ本 | Comments(0)

続 植木の畑から

雨 雨 雨・・・。
昨日は Tシャツ一枚で仕事ができたのに
今日は またジャンバー着て それでも寒い。

梅の実がみんな落ちちゃって
平年の2割しかとれないだろうって。
それが米なら飢饉だね。

電気工事店の外回りの仕事で
植木を見に 材料屋さんの畑に。

アラカシ
シラカシ
モミジ
エゴノキ・・・。
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どこかの山の中で遊んでたわけじゃなく
仕事です。

今 あっちこっちで咲いてる花の名前が知りたくて
畑で聞いたら まんさく。
赤いのは (むらさきかな?)
常盤紅花まんさく。

今はこの木は はやり なんだそうな。
たしかに生垣なんかに使われているのも見かけます。

逆にベニカナメは人気がなくなってきたとか。
消毒が面倒くさいらしい。

海岸屋的には まんさくと言えば 「ねそ」
「ねそ」とはまんさくの方言で 合掌造りの屋根葺きの材料です。

屋根の材料を結びつけるのは縄とかではなくて
まんさくの枝をとって ぐりぐりとこねて やわらかくしたものを使います。
だから、屋根材として加工したものを ねそ というのかもしれない。

この、こねる作業も
なかなか難しいらしいです。
地元では ねそをねる(練る?)というらしいんですが
これができない人は一人前じゃないとか・・・。

でもなー こんな言い方をされる仕事って
けっこう高いハードルだったりするから・・。

米一俵かつぐ(60kgっす) とか
かべっ田一反おこす(300坪!) とか

海岸屋は今の人としては相当力持ちの方ですが
神社なんかに置いてある「力石」なんて
持ち上がりませんもんね。
年寄りに聞くと 「昔はみんなで集まって 持ち上げて遊んだ」 なんて
言いますけどねぇ・・・。

まぁ、今はセメント一袋が25kgの世代ですから
昔の人達にはかないません。

海岸屋が働きはじめた頃は一袋40kgで
重いよ とグチをいうと 
このあいだまで一袋50kgだったんだぞ と怒られたもんです
(おお 典型的な年寄り話だ。 そして自慢っぽい。)

そうそう、東京の鳶職さんなんかは
ジャンバー着て おはようございます なんて言うような奴には
仕事をさせなかったらしいです。  それって俺か。
やれやれ
おあとがよろしいようで・・。

by kaiganyafoo | 2010-04-22 18:53 | Comments(0)