海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
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カテゴリ:民家( 62 )


四国の祖谷に行った (んだった)

みなさん おつかれさまです。

今朝がた本を読んでいたら白井晟一さんの昔の自宅
滴滴居という家にはトイレがなかった と書いてありました。
むー
大建築家への道は便所レスからか。
・・・・ って言ってる場合か!

大丈夫。
今朝いきなりプランが出来たから。
あとは建築費用をどうするかというササイな問題だけだから。 ふう。





いきなりトイレ話で失礼。


祖谷に行ったんでした。
祖谷と書いていや。
泊まったのはここ。
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アレックス・カーさんのいとなむ宿 ちいおり。

そと壁は竹でできているけど、ひしゃぎ竹って言ってたかな?
竹を焼いて木口から泡が吹いてきたころをみはからってつぶすんだそうです。
なるほど 見れば焦げていますね。

中はこんなふう。
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何の変哲もない。
けれども
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機能するような照明はない。
床は拭きこんである。
a0157159_003688.jpg
このなんでもなさは深い。

そして ここが本当にいいのは夜。
a0157159_00511.jpg
素敵な女性何人かとご一緒できたので、晩御飯もそのしつらえもいいでしょ?
海岸屋は酒は飲まないけど、飲むなら最高の雰囲気だよね。

テレビも電話も音楽もなくて
周囲の音すら何も聞こえない夜。
ぜいたくな夜です。
話をしながらしんしんとふけていく。




まあ そんな事言ってても 一晩寝て朝は朝でいいんですけども。
a0157159_0153058.jpg
石垣を築いて 人が作った人の居場所だということがわかる。
そして、どう暮らしたいかという事が 
どう生きていきたいかということと同じだということもわかる。
 
時にこの右手の谷から霧が湧きあがって、それはここでなくては見ることのできない おそらくはここで一番の見るべき景色。



とかなんとか ほっつき歩いているうちに朝ごはんが。
a0157159_0223487.jpg
このときはまだこの日のお昼ごはんを二度もとることになるとは知らなかったのだ。
四国のうどんの底力 おそるべし だな。(いや、食い意地がはってるだけ)




金毘羅さんにも 民家園の四国村にも行ったんだけど
それはまた機会があればいずれ。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2015-10-25 00:44 | 民家 | Comments(0)

馬が来た

みなさん おつかれさまです。


すっかり週刊になってしまっている海岸屋ふー通信です。
糸井さんの「ほぼ日」 の向こうを張って 
「ほぼ週 海岸屋ふー通信」 とでも名乗ろうかしら。
(開き直ってるにしても茶化してるにしても タチが悪いですな)

はい
ごめんなさい。


さて
「けっこうな古」 民家の改修をしていた海岸屋ですが、
そこのオーナーの事情はダテや酔狂でのものじゃない。
これです。
a0157159_228767.jpg
わかりますか?
馬です。
3頭写っています。

右手の2頭は純粋道産子。
えーと 名前はさんちゃんと、プラ、えー・・ (ごめんね思い出せない)

左手のまいちゃんは日本とオーストリアのハーフ。

よくわからないですかそうですか。
本人たちにも肖像権があるからなぁ・・
ちょっとマネージャー通してもらってだねぇ・・
a0157159_2215325.jpg
おーい もしもーし
顔が全然写ってないよう。

まいちゃんは地元 東金でずっと一人っ子で
道産子のお二人は東京で大勢の中で暮らしていました。

この日が顔合わせ。
ドキドキ。

ぎりぎりまで工事が終わらなくって型枠をばらしてるところを
彼らにじっと見られたりしながらの仕事になりました。 どきどき。

デリケートなタイミングなんだから静かに静かに・・・
と 言ってた海岸屋が鉄の型枠を落して ガッシャーン!! 
ごめんなさいごめんなさい・・


そして今日も 急遽追加の柵を頼まれて
3人で、3頭のご機嫌をうかがいながら工事 です。

知ってましたか?
正面から近づくのは 「おう コラ!」 なかんじらしいです。

背後にいると 見えないから怖い → 最悪蹴られる・・・
ぱっと立ち上がったり は禁止。
ほーいほい とか声をかけつつの 
大丈夫だよーんオーラ出しつつの。

でも、やっぱ馬は頭いいね。
害も悪意もないことがわかると、丸ノコ音も インパクトドライバー音も平気。
人の意志もちゃんと汲みとるし。
a0157159_22361835.jpg
箱入りまいちゃん 草を食む。

みかんの木はトゲがあるし、槙の生垣は柵兼用だから食べないでねー。
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馬って一頭でもかっこいいけど
何頭かが群れているのもいい景色ですね。


3頭が仲良く暮らしてくれることを願いつつ 今日はおしまい。

おまけの写真はMD。
a0157159_22444549.jpg
中身は全部志ん生。
なかにはバレ話もあるという貴重品。
さてこのMDをどうやってパソコンに取り込むか って話だ。
誰か教えて。

そんなもん ほっとけなんて意地悪言う人は 馬に蹴られて死んじゃうよ。
ホント すごいパワーなんだから。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2015-02-03 22:52 | 民家 | Comments(0)

海岸屋 卒業す

みなさん こんばんは。


今日 木更津からの帰り、隣に乗っていた凄腕K女史が
「あそこの フクロウって店の看板すごいよ!」 (カラオケ店と思われる)
「しあわせをよこどり って書いてある!」
・・・・・
・・・・・
海岸屋が横目で(運転中)ちらっと見たところ、

しあわせをよぶとり

と書いてありました。

・・・
もしもーし
ぜーんぶひらがなですぜ、K女史。
フクロウが幸せを呼ぶかどうか知らないけれども。





さてこれ
a0157159_21292329.jpg
夜景の明日館っていうものを初めて見たけどキレイですね。

はい
先日、日本民家再生協会による  「民家の学校」 の卒業式がありました。
海岸屋はこのとーり
a0157159_21442832.jpg
皆勤賞でございます。

大平の最終日 100ccのビールで二日酔いでダウン だとか
栃本は発熱で開始15分で離脱 とか それは内緒っす。
皆勤賞っす。
(授与されたとたん大ブーイングってどうなの)

で、皆さんにお詫びと訂正があります。
卒業式ではなく、修了式 だそうです。
ええ
来季のスタッフとしての参加だとか同窓会活動だとか
「卒業なんかしちゃったらつまんないもんね」 ということらしいです。

スタッフかぁ・・

海岸屋は スタッフとしての能力は限りなく低いなぁ・・

気が利かない
腰が重い
そしてなぜか偉そうだ、 という三拍子。 どうなんだ それ。
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明日館の中で行われた修了式パーティ。
ぜいたくだなぁ・・

と言っても海岸屋は 
「せっかくだからみんなで記念になんか作ろうぜ!プロジェクト」 
なんてものを言い出したおかげで、集計 告知でいっぱいいっぱいでした。
ほとんど何も食っとらん!

校長先生の胴上げもやっとらん!
(註 重要文化財の中で胴上げなんかやる人はいません)


今回 初めて入った講堂。
遠藤新の設計
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耐震改修がはじまります。 2017年3月までかかるらしいからしばしのお別れ。

なんか立派な石の柱がありますが構造的には貢献してなくて
木の柱4本が荷重を受け持って 梁は合成(よく見るとぐだぐだっす)
は、はやく補強を・・と言いたくなる現状です。
名作なのに・・・

いっつも思うけど このデザインってセーラー服に似てない?
ん? そんなこと言うのオレだけ?


まあ ともあれ 「すっごく楽しかった民家の学校15期生」 ありがとうございました。

おまけの写真はK女史の注目部分
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まったく段差のない入口建具付近。
そして「これか? これがいいか?」 と思ったドアノブ。
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ライト いいわー

ではまた。

by kaiganyafoo | 2014-12-12 22:35 | 民家 | Comments(0)

蔵のなまこ壁なんだが・・

みなさん おつかれさまです。




いやー 今日もバリバリ暑かったっすねー
きゃっほー!
あんまり暑かったのでたまにはアイス買ってやろうと思って・・
a0157159_20332242.jpg
あ!ピントが合ってない!
オートフォーカスなのに・・・

いや
これをね レジに持ってったら
「温めますか?」 って言われたのよ。
「はい?・・・ オレ何買ったの? これってアイスじゃないの?」

なんでもね、 レンジで温めるとシャーベットだかなんだか状になるらしいのよ。
・・・・
世の中についていけないなぁ・・・
そのまま食ったよ。



さて
蔵が好き! と日頃公言している海岸屋ですが
そのわりには見聞が狭い。
こんなのはじめて見た。
みんなは知ってましたか? (誰に言ってんだか・・)
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はい なまこ壁。
黒いよね?

普通、目地というか継ぎ目は しっくいだから白いよね?

「いつの時代だかに黒く塗っちゃったんだなぁ・・」 とか思ってたんだ。
でもね これ。
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釘の位置が変。

平たい瓦の四隅に釘を打って それを隠すためにしっくいを盛り上げる って聞いたよ?
なんで目地の外側に釘が・・・?
・・・って あれ?
a0157159_20493375.jpg
これって目地も瓦で一体になってる?

そうなんです。
はじめて見ました。
a0157159_20505427.jpg
平たいところ プラス V型の目地で一体になってる瓦なんですね。

うーむ
瓦屋による左官屋への挑戦か?
珍しい! (当社比)

まあ あれです。
こんなのありふれてるぜぇ? と言う方 お教えください。
どこの地域でこんなのがはやっているのか。






さて
おまけの写真もけっこうキテる (当社比)
a0157159_2101814.jpg
これがなんだかわかる人。
海岸屋にはわかりませんでした。

食べてみた。
a0157159_2121097.jpg
・・・・・・
すいません。
食べてもなんだかわかりませんでした。
とほほ。
¥450だからいいか。
違うか。

だから これは店主に聞いたね。
a0157159_2131577.jpg
「もしかしてラーメンにウインナーソーセージが入ってるんですか?」 って。
そしたら
「ええ そうです。」 って言ったあと
「でも ちゃんと焼いてから入れるんですよ?」 とつけたして言ってました。
・・・・
焼くのか・・・

世の中 いろいろだぁ・・
知らない事ばっかりで
まだまだ駆け出しだったことを痛感した海岸屋でした。

では。

by kaiganyafoo | 2014-08-18 21:11 | 民家 | Comments(2)

くわはらさんへの手紙 伝統工法と在来工法

みなさん おつかれさまです。



今年の梅雨は7月いっぱい続く などというとんでもない予報があるようですが
これは みんなで力をあわせてなんとかしなくちゃいけませんね。
ええ
なんとか です。
(夏が好きなんです)
でもまあ 今日みたいないい天気だったら
梅雨だろうが夏だろうが・・ゲフンゲフン・・
いや
やっぱり夏がいいです。





さて
今日の話はコメントを下さった くわはらさんへのお返事です。



「在来と伝統の違いはどこにあるのですか?」 というお尋ねですね。
むー (考えてます 今考えてます)



在来工法というのは かなり明解です。

コンクリートの基礎があって
柱と桁や梁で骨組みを作って
筋違いや金物で強度を出して・・・ というよく見る作り方です。
でも
在来 と言うからすごく古くからあるのか と言えば そうじゃない。
ざっくり言って戦後でしょうね。

たぶん 住宅難を解消するために どんどん建てた時期があって
早く 安く あまり大きくない木材で 台風や地震に耐える家 という
そんなコンセプトではじまったように思います。

今は主流です。


それに対して 伝統工法の方は ちょっと難しい。
というのは 明確な定義がないからなんです。


ここからが 海岸屋が差し出がましい事を言った内容なんですが・・

和食 という文化の明解な定義はけっこう難しいと思います。
でも 日本人であれば誰しもが 和食に対するイメージを持っている。
人によって 多少の差異はあろうとも それが議論になることもないのは
みんなが 和食という文化に対して基本的な教養をもっているからではないでしょうか。

それに対して 民家の学校 という建築好きの集まりのなかで
「伝統工法の定義」 といった質問が出るのは
逆に言えば共通理解が進んでいないことをあらわしているとも言えるでしょう。


まあ こんなことを言いました。

伝統工法と言っても 標準仕様書があるわけではなくて
言ってみれば 日本の住宅の文化のある一部分です。
それぞれの人が たっぷり勉強して 各自の伝統工法を築けばいいと思います。
でも
それじゃあ あんまり漠然としてるよ と言う声が聞こえますので
伝統工法海岸屋版 というものを発表します。
パチパチパチ。  (今 考えた)

①柱 桁 梁などで骨組みを作る。
 できれば材料はでっかい方がいい。
 丈夫になるし 長持ちするから。

②筋違いは入れない。 骨組みが堅くなるから。
 伝統工法の骨組みは柔らかいけど粘り強いのが理想。

③土壁が塗ってあれば嬉しい。(嬉しいって・・)
④石端建てだとなお嬉しい。(なお・・?)
⑤茅葺きだったらいう事ない。


どうですか?
みなさんのイメージしている 「民家」 にかなり近くないですか?

松茸の土瓶蒸しを春に食べたいと言っても そうはいかない  とか
おかあさんが作ってくれた弁当は嬉しい とか
おばあちゃんが残してくれた梅干しに値段をつけろと言ってもなぁ・・ とか
そういったものもみんな日本の食文化の一部ですが
民家 も 伝統工法 も 日本の住宅文化の一部なんです。

要はみんなが幸せになるためにある。
定義づけをいそがないで 気に入ったもの心地いいものを学ぶ くらいがいいんじゃないでしょうか。

海岸屋は不幸にして(?)業界の人ですから
あんまりのんきな事も言ってられませんが
一般の方々はそんな心がけで住文化の教養を高めていただきたい。

それこそが 閉塞して 生命力を失っている現代の住宅とその事情を突破する原動力になるのです。


くわはらさん こんなところでいかがでしょうか。
ちょっと語りすぎたので あごに湿布をして寝るようです。
それではまた。

by kaiganyafoo | 2014-06-19 20:15 | 民家 | Comments(4)

第一回 継手強度ジャパンカップ 八王子場所

みなさん 日曜日 いかがお過ごしですか。
何とも言えないいい気分の陽気でした。


海岸屋は 今日は遠く八王子に行って
日本民家再生協会の 「民家の学校」 の三回目の講座に行ってきました。
いや
遊びじゃないあそびじゃない
(前もって言い訳するところがかえってあやしく・・・ないない)





さて
八王子で 伝統的な仕事を続けている 
「株式会社 健組」 の棟梁にまず レクチャーを受けます。 「白熱教室」
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次に 研ぎの講習。
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そして墨付けを習う。
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その手順を動画で撮っている人のいるとかいないとか・・・

そして・・・
さあ 加工だ!
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加工しているのは 基本的な継手 「腰掛鎌継ぎ」 です。


そして・・・・
なんと!   自分たちで作った継手の上に 自分たちが乗っかります。
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で・・・
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折れた!!
ウチのチームは5人と半分(?)が乗ったところで折れました。

鎌継ぎを横向きにして乗ったんだし
正直 ノコギリが少し行き過ぎてたしなぁ・・・

他のチームは6.5人 と4.5人。






プレカット材も試します。
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・・・・・・結果は4人!!

こんな壊れ方をしています。
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わかりますか?
高温乾燥をさせた木材が 表面はきれいでも内部に割れが入っていることと
木材の中心部がグズグズに潰れたような形になってしまっていることを。

これじゃあ 弱くてもしょうがない。
でも
今日 教わったばかりの  「素人」  が作った継手が
6.5人 5.5人 4.5人    なのに
精度のいい機械加工のプレカットが 4人・・・・ どうなんだ?




棟梁が作った 「追っ掛け大栓継ぎ」 には 何人乗れたか というと・・・
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ばばーーん
10.5人でーす。

素晴らしい!


海岸屋にとって こんなに都合のいい結果になるなんて・・・
やらせじゃないやらせじゃない、ガチンコだから嬉しいな。
(大事なことだから2度言いました)

ええ
こうやって受講生は 日本の木造文化の奥深さの一端を垣間見ることができたのでした。
パチパチパチ!

あれ?
みんな 拍手はどうしました?
ここは受けるところですよ?

そして海岸屋は 今日のやりとりの中で
とっても大事なことを気付いたのでした。

それはまた明日。
ではでは。

by kaiganyafoo | 2014-06-15 21:51 | 民家 | Comments(2)

千葉大で話をしてきました・・・

みなさん こんばんは。


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とある所のダースベイダーです。
最近どうしていたのかと思ったら
サボテンに悪さをするカラスをおどかす仕事についていたらしいです。
成績はどうなんでしょう。
平和な仕事ではありそうで なによりです。



さて
海岸屋が小さな胸をいためていた ここ最近の懸案
「千葉大で話をする」  行ってきました。
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西千葉のすぐ近くの千葉大、正門をくぐって左側にこの講堂があります。

入り口を入ると受付があって
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ちょっと類を見ないほどの美女がそろって微笑んでくれます。
美女じゃない人も一人いますけど この人は海岸屋の荷物を見て
「うおー すげぇ 前挽き大鋸じゃん 見せてー」 とすごいノリでした。


講堂の中はこんなかんじ
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リハーサル中ですね。
講演をなさる道塚先生と大沢先生が写ってます。

なんでこんな立派な先生方にまじって海岸屋が話をすることになったのか
いまだに理解できませんが まー 現場からの話を届けましょう・・ 
と いうことで ムリヤリに納得させつつ出番を待ってます。

だいたいアレです 海岸屋はもとから出たがりではあるんです。
学生のときの部活は 落研やら応援団やら演劇部やらですし
自衛隊のときは満員の武道館のステージにも立ちましたし。
でもね
月日は人を変えますです。
もー
長年の裏方仕事で すっかり控えめな人間になりましたから。
(はい そこのアナタ 笑うところじゃありません)

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道塚先生の講演です。
東金にお住まいで 宮大工の家系にお生まれで
もう何十年も民家の研究を続けていらっしゃいます。
本もお出しになってる。
ええ 海岸屋も持ってますとも。
はじめてお会いしましたが ものすごく立派な方でした。

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大沢先生。
民家協会でやってる 民家の学校の校長先生を長くおやりになってて
まー ながれるような巧みなお話です。
設計のお仕事も全国にわったていて沖縄のお話もでました。


このあとに海岸屋が出たわけです。
「あと5分」 とか
「あち1分」 とかの指示をうけつつアタフタと・・
用意した原稿にも目を向ける余裕がありません。
あがってるんですねぇ・・

あとでどんなだったか聞いてみると
「なんか 噺家みたいな口調だったね」 だそうです。とほほ。

もー
こんなことは一生やらなくていいです。
(と いいつつ神楽坂の講座もあるではないか・・)
さて
明日から通常業務に復帰です。
やー
現場はいいなあ。

ではまた。


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by kaiganyafoo | 2013-09-24 01:55 | 民家 | Comments(4)

蔵の解体 瓦降ろし

みなさん お久しぶりです。

昼間 現場でしっかり働こうと思って
早寝早起きを繰り返していた海岸屋です。 (言い訳気味)


このあいだ次男が 握力計なるものを買ってきました。
試しに計ってみたら60kgぐらいしかいきません。
ん? と思って何度か試しても同じ。
中学一年のときに55kgくらいあったわけですから この40年間は何?

ちなみに長男は70kg台
次男は80kg台ですから 
家中の男で一番力のないのは海岸屋 という結果になりました。
どうも 海苔の佃煮のビンのふたを開けるのはワタクシでなくてもいいようです。




さて老化の報告はこのくらいにして 蔵の解体の報告です。

瓦降ろし。
瓦屋さんの エレベーター(?)付きハシゴ セッティング。
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はがす。
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トラックに積む。
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はい 満載。
今の引っ掛け桟瓦と違って 裏の爪がありません。
そう 土葺きです。
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わかりますか?
点々と粘土のかたまりが置いてあります・・・が これがチョー邪魔。
もーのすごくすべります。
そして その下の杉皮や野地板はもう弱っていて簡単に踏み抜けます。
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屋根の上が全然歩けないので 大工さん 瓦を投げて渡す の図。

鮮やかな手際を動画でも撮ったんですが アップの仕方がわからん。
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ふー 一休み。
葺き土の落下を防ぐために 袖と軒先の瓦は最後まで残していたので
これはもう終了間近。

はがした瓦は 海岸屋の作業場に運びます。
a0157159_4352939.jpg
これを 新事務所に葺くのだ! と息巻いてみたけど 
今の瓦屋さんに土葺きができるのか?
いや 今の安全基準を満たすのか?

瓦の裏には 南総別製 とか 茂原本町とか 宮崎云々とかの刻印があったから
もしかすると地元で焼いた瓦かな とも思ったけど・・・
それとは別に小口に 山に石 その左右にバとシの字があったから 石橋かな?
これが窯元かもしれません。
そうすると凝った宮崎の刻印は それを発注した問屋の印?

なんにしても これは特注
a0157159_4431742.jpg
ここのお宅の屋号がナカヤツ だから。

新事務所の鬼瓦のデザインは 両袖が波で真ん中に 丸に海 かな?
ん?
そんなことはいいから事務所建築費用をしっかり稼げ?
ほんとだねぇ・・
蔵事務所 お金かかりそうだもんねぇ・・

ではまた。


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by kaiganyafoo | 2013-09-22 04:46 | 民家 | Comments(0)

弟子を取るのか海岸屋

みなさん ご無沙汰しております。

先日降った大雨で マウスとキーボードが濡れて
まともに入力が出来なくなった海岸屋です。
窓を開けたままでかけるのも考えものですね。



さて あれやこれやで体力的にギリギリの海岸屋です。
やっぱ先輩の現場はキツイ・・

暑いせい とか 歳のせい とか
いろいろあるんでしょうけどね。

今日は久しぶりに土蔵の解体です。
a0157159_0185399.jpg
プロフェッサーKが撮ってくれた写真です。
入り口のところの下屋がはずしてあって 足場が掛けてあります。
「現場」ってかんじですね。

5人で1日仕事して 夕方はこんなかんじに。
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2階の壁がすっかりとれました。

作業風景
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なんとなく職人が二人いるみたいですけど
手前の方はシステムエンジニアさんだそうです。
ニッカと地下足袋がサマになってます。
月曜日 筋肉痛でキーボードが触れない・・なんてことがありませんように・・。

奥のオヤジはもちろんワタクシ海岸屋。
読売新聞の記者さんと話ばっかりしていてさっぱり仕事しない・・と
ヒンシュクを買ったダメオヤジさんでもあります。
とほほ。
a0157159_0333047.jpg
初参加のお二人が扉まわりの解体をする の図。

この女性はセルフビルドをココロザシテいらっしゃるそうで
どこか大工仕事を教えてくれるところはありませんかね 的なことをおっしゃるので
ワタクシなんぞはいかがでしょうか? と言ったところ
「是非お願いします」 という返事。

「むー・・ では弟子、ですな?」 
「はい!師匠!」 
というやりとりで めでたく師弟関係のできあがりです。 早!

最初は道具の研ぎから学んでいただきましょう。
手入れの必要な道具は山のようにあることだし。



さて
明日のお題は 「千葉大で講演をするのか?海岸屋」 です。
ドギモを抜かれるようなお題でござんす。
びっくりだべ?

読売新聞の記者さんが さっき電話をくれて言うことには
今日の取材の記事は明日の新聞に出るそうです。
千葉版だそうですから県外のみなさんは見られません。残念。

そんなこんなで消耗戦の夏は暮れていくのであった・・・
(変な終わり方。)
ではまた。

(訂正 読売新聞です。 訂正です。)



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by kaiganyafoo | 2013-09-08 00:52 | 民家 | Comments(10)

土蔵の解体が始まって・・

みなさん お疲れ様です。


何日か涼しい日が続きます。
朝方 母親が 「涼しいねぇ・・」 と言うので
「夏らしくないけどね」 と返事すると
「そうだねぇ・・ いかにも夏ってかんじだねぇ・・」
・・・・
はい
母親は耳が遠いです。



さて 一週間ぶりくらいの更新ですが 海岸屋は元気です。
11時間も拘束されたり
奈良に行ったり
名講義を聴いたり 
もう一回名講義を聴いたり・・です。 忙しかったなー。
そしてこれ。
a0157159_19311818.jpg
はい 土蔵の解体。
この部分は朝一番でトタンを剥がしたらこうなってた という部分。

たぶん最初から漆喰仕上げはなくて 杉の板で囲ってたんだろう と思います。
でも・・・
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柱の肌を見ると 
「板囲いが劣化して雨水が入って 土壁が水を含んで 柱がフケて・・・」
という時期があって
「土壁表面のハチマキ状の藁縄が風化して」 (でもシュロ縄は残ってる)
「壁が崩れ 下地の竹が折れて」
という時期に このトタン下地を組んだ だろうという事がわかります。
柱に直接下地を支える垂木が打ち付けてありますしね。

二階部分の壁
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ここは内部から内壁を壊して 
その後バールやハンマーで外側へ外壁を突き出した部分。
縦横に張り巡らせた藁縄が健全で しっかりと土壁を保持しています。
たぶん
雨水が浸みこんだりしなかった のだと思います。
それは
ひとつには 漆喰仕上げの効果 だろうし
ひとつには 二階の壁に降りかかった雨も一階まで伝い落ちる という水量のせいだろうと思います。

二階の壁も高い部分ほどしっかりしてましたしね。
土蔵には雨漏りは大敵 ということのように思います。


土蔵解体隊 内壁を剥がすの図。
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地下足袋三名 たび靴一名 ツナギ二名 サロペット二名・・・
服装からも皆さんの意気込みが伝わります。
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そして そのまま外壁を突破・・・ 元気だ。

というわけで 思っていたよりもずっと進んだ第一回目の解体作業。
順調です。

今回は 現場→スーパー銭湯→打ち上げ会場 という流れでしたが
次回(?)は 現場→海→焼き蛤+ビール というリクエストが出ました。
お酒を飲まない海岸屋ですら そんなビールはうまかろうと思います。

おまけの写真は水切りの構造
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土壁に竹でできた札状のものを刺し その上に竹ヒゴ状のものを乗せて 
そこに漆喰で肉付けして作ります。

経験の蓄積がないと作れませんね。
全国土蔵研究促進委員会会長の渡邉さんに現場で教えてもらいました。

ではまた次回をお楽しみに!

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by kaiganyafoo | 2013-07-17 20:25 | 民家 | Comments(0)