海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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カテゴリ:読んだ本( 56 )


歯医者と読書

はー
参った。

海岸屋は化学物質過敏症かもしれなくて
だから 歯医者には行きたくなかったんだけど
まー いろいろあって観念しました。

で、痛んでいた歯の神経を抜いて
いわゆる 根の治療 ってのをしたんですが・・・

帰ってきてから 頭痛 吐き気でダウンざんす。
あんまり吐くから のどか食道かが切れたらしくて
血を吐く始末・・
胃に溜まった血が こう がばーっと・・

それはさておき

本が届きます。
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ジャンルもばらばら
今まで読んだことのない分野の本ばっかりです。

原因はこれ
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米原万理 打ちのめされるようなすごい本 文春文庫

なんかばさばさしているのは付箋。
この付箋の前半だけをアマゾンで頼んだら こうなったんだね。
ほとんどが古本だから金額的にはたいしたことない。
でも すぐに届くのはいいなぁ・・。
昔は本屋に本を注文すると2週間はかかったからなぁ・・。

ネットで本を買うと たまにスカも引くけど
こんな書評を頼りにすると その確率も減るのかな?
4~5冊よんだけど 今のところ好調。

体調も悪いことだし
しばらくは おとなしくしてます。

by kaiganyafoo | 2010-06-11 15:06 | 読んだ本 | Comments(0)

読書の傾向

けっこう疲れるな。
今週の仕事は風呂の改修工事。

既存の風呂をこわして
ユニットバスにする というもの。

月曜日からはじめて
一週間で終わりにしますが そうすると
解体工事は一日でやらなくちゃいけないことになります
これが 大変。

二人か三人、現場によって違いますが
そのつど手伝いを頼みます。

「もう二度と来たくない。」 (一番正直なご意見 ありがとう)
「おまえ、もうちょっと楽なときに呼べよ。」 (バテてんのに威張っちゃいけない)
「あー 今ちょっと忙しいんで・・・。」 (大人の対応だな・・。)

もう さんざんな評判です。
都合がつけば来てくれる人はわずかに3人。
大事にしなくちゃな・・。

海岸屋も50歳を越えて
だんだんと体力が落ちてきたんだと思いますが
こんな 純粋体力勝負の現場で いつまで通用するんだろうか って思います。
(何? もうすでに通用してない? ホントか?)

いや まぁ それはいいんだけど 読書の話。
一日に一冊とか 二日で一冊とかのペースで本を読むんだけど
落ちてる。
あんまり読めないな。

ここんとこ読んでるのは、
塩野七生と
ドナルド・キーン
それから 藤森照信。

塩野七生は 「ルネサンスとは何であったのか」 新潮文庫

これはめっちゃおもしろい。
読みにくくもない。
まぁ 当然イタリアの話なんだが  すごい。
全然知らなかったことが次々と出てきて 読むとお利口になった気がする。
気がするだけだけど。

藤森照信は 「明治の東京計画」 岩波現代文庫
ドナルド・キーンは 「明治天皇」 新潮文庫

みんな ものすごく面白くて お勧めなんだけど
じつは 海岸屋はどれも読みかけ。

で、体力が落ちてんのかなぁ・・ と思うわけだ。

いずれも とんでもない分量の資料を読み込んで
それを自在に駆使して 再構築する という 怪物的な頭脳労働の成果だけど
毎日の肉体労働でへろへろしてる読み手は
ついていくだけで精一杯 というわけだ。
情けないな。

そのあいまに 小林照幸 「完本 毒蛇」 文春文庫 を読んだ。
これは 一気に読めたな。 いい本だった。
すこし 小林照幸の著作を追っかけてみるつもり。

で昨日から読み始めたのが
米原万理 「打ちのめされるような すごい本」

この人はびっくりするくらい多読の人だったようで
専門はロシア関係。
通訳だったんだね。 はみだしてるけど。

それから女性ならではの 平らな感覚の持ち主。
権威が通用しない というか。
世の中にクズ本の数多いことも触れていて 容赦ないな。

まぁ 海岸屋が自信をもってお勧めできるのは このくらいで
やっぱり そのほかのクズ本もたくさん読んでる。
自分の感覚にマッチしてくるクズ本というのもあるしな。

仕事が暇で 本を読む時間はたっぷりあるよ という状況よりは
体がくたびれているなかで 眠い目を無理に開いて 本を読むってほうがいいか・・。

まぁ 今日はそんなとこ。

by kaiganyafoo | 2010-05-19 06:24 | 読んだ本 | Comments(0)

本田靖春 「誘拐」

このあいだ読んだ本。
本田靖春著 「誘拐」
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ちくま文庫で¥800

海岸屋くらいの年齢の人だったら みんな知ってる
「吉展ちゃん事件」 (よしのぶちゃんじけん)の本。

著者は新聞記者あがりのノンフィクション作家

海岸屋は吉展ちゃんと同じ年齢だから
その時代の気配というのを知っていて
だから 割引をして考えなくちゃいけないかもしれないけど
この本は 名著だと思います。

犯人探し という簡単な視点ではなく
この事件が起きた原因を 時代背景から描き出してゆく
その描写力は 特筆ものです。

貧困
無知
暴力
差別

世界には 人が克服しなくてはいけない課題というものがいくつもありますが
それらを乗り越えようとする努力の積み重ねの先に
現代の我々の生活がある ということを
あらためて思い起こさせられます。

もちろん 私たちは 理想的な世界を手に入れたわけではありません。
けれど 「吉展ちゃん事件」当時の日本と
今の日本は 同じ国とは思えないほど変わりました。

本田靖春の筆は 誰をも責めることなく
かつての我々の姿を ていねいに描き出しますが
その視点には 人々への愛情に満ちているように思われます。

この事件の直接の被害者の吉展ちゃんはもちろん
刑の執行によって命を絶たれた 犯人の小原も
被害者の家族も
みんなが時代のうねりに翻弄された ただの人ではないだろうか。

by kaiganyafoo | 2010-04-23 09:34 | 読んだ本 | Comments(0)

足利義政と銀閣寺

これは本の題名。
中公文庫で762円。
まあ、税込み800円って話だね。

著者はドナルド キーン。
知ってる?ドナルド キーン。
海岸屋は名前しか知らなかったな。

この本は名著だと思う。
2003年に書かれたものだから7年前ってことになるけど
この人、1922年の生まれだから 81歳の時の作品なんだね。

たまげるよ。

大体、文庫本で270ページのだから
そんなにボリュームがあるわけじゃないけど、
でも、背後にある資料の量がすごい。
巻末の参考文献だけでも88冊だかあるよ。

これらがみんな頭に入って
熟成できるんだから 脳みそのキャパは とんでもない。

司馬遼太郎は 専門家とは ちゃんとした話なんかできないよ っていってるけど
そんなこと この人にいわせるなんて なぁ・・。

中身はね、
いろんな日本文化 例えば
建築
庭園
生け花
茶の湯

これらの源流はみんな東山文化にあって
東山文化ってのを作ったのは 義政だってこと。

うわー 知らんかったわ っていうようなことがいくつも書いてあるけど
文章が難しくないから 楽に読めるな。

日本文化ったって 大学とかでちゃんと勉強したとかないから
こまぎれにしか知らないけど
さすが学者さんは違うわー
こう なんか 相関関係 ってか
全体の流れみたいなものが 少しは頭に入った気がするもんな。
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こんな本。
地味だな。

でも本格的な本ってかんじだな。
勉強になったし 面白かった。 
よかったら どうぞ。

by kaiganyafoo | 2010-02-17 02:29 | 読んだ本 | Comments(0)

証言・町並み保存

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この本はよかった!
感動した!

こんな本ばっかりだと 海岸屋の偏った好みがばれるな。
でも、内容は本当に素晴らしいです。
小樽
函館
角館
妻籠
足助
石見銀山
内子
竹富島

各地の人々が 町並みを守るために続けてきた行動が
(まさに 戦いと呼ぶにふさわしいものばかりです)
本人達へのインタビューという形で 綴られています。

行ったことのないところばっかりだったんで
これは 行かなくちゃ と思いました
(そんなんばっかだなぁ・・。)

特に小樽 函館については
この本
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これを読んだばっかりだったので
興味深かったです。
これは 今 私たちが近代建築と呼んでいるものが
どんな経緯で出来ていったのか が書いてあります。
これも いい本です。

ちなみに私は 本ばっかり読んでいるわけではありません
ちゃんと現場に出ていますので 誤解のないように。

by kaiganyafoo | 2010-01-22 12:45 | 読んだ本 | Comments(0)

森まゆみ著 東京遺産

ここんとこ買った本は当りが多いな。
自分だけの当りはずれだから
他の人がどう思うかってのとは 違うだろうけど。

アマゾンで本を買うと どうしてもはずれもあるな。
本屋で買えば はずれをひかないかわりに
いなかの本屋だけでは 読みたい本に出合えないし。

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この本は 谷根千(谷中 根津 千駄木)という
地域雑誌を出していたことで知られる森さんが、
歴史的建造物の保存運動にかかわってきた20年の記録をまとめたものです。

上野の奏楽堂
東京駅
岩崎久彌邸
丸ビル
日本工業倶楽部 などなど。

これは移築になった奏楽堂
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これは修理工事をしている去年の9月の東京駅
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読むと あーそうだったのかー というような話がいっぱいあって、
古い建物を建て替えるたびに ダメになるじゃないか!と
怒ってばかりの 海岸屋も 勉強になりました。

ちなみに 海岸屋が行ってみたなかでは
岩崎邸や 奏楽堂のように ほぼそのまま残っているのが一番なんですが
その他では 上野の国際こども図書館や
日本工業倶楽部の再生活用が 好感が持てます。

この本を持って 東京ウオッチをしたくなる そんな本です。
蛇足ですが、
江戸城外堀物語 北原糸子 ちくま選書
大名屋敷の謎  安藤優一郎 集英社新書
大江戸お寺繁盛記 安藤優一郎 平凡社新書
あたりの本を読むと 複合的に理解が進むかもしれません。

今は 
江戸はこうして造られた 鈴木理生 ちくま学芸文庫
明治の東京計画 藤森照信 岩波現代文庫
を読んでいます。
どちらも とてもいい本だというのは
ちょっと見ただけで わかります。
読み終わったら いづれここで紹介します。

by kaiganyafoo | 2010-01-22 12:14 | 読んだ本 | Comments(0)