海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
公式サイト
最新の記事
最新のコメント
どんな自宅に住んでいるか..
by kaiganyafoo at 08:45
何故か 非公開コメントに..
by 余計なお世話かも at 21:07
確かにその方自体は友達で..
by kaiganyafoo at 08:53
余計なお世話かも さん ..
by kaiganyafoo at 01:34
通り土間さま 力強いお..
by kaiganyafoo at 01:17
ただいま帰ってまいりまし..
by 余計なお世話かも at 21:06
お疲れ様です。 通りす..
by 通り土間 at 19:42
刻み推しさま 本当に、..
by kaiganyafoo at 23:33
素晴らしい
by 刻み推し at 20:36
スパナさま ありがとうご..
by kaiganyafoo at 00:43
フォロー中のブログ
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

カテゴリ:工事( 326 )


上棟上等!

みなさん おつかれさまです。


テレビも見ない 映画も見ない
ビデオ(とは今は言わない?)も借りない海岸屋ですから

「ポテトヘッドに似ている海岸屋でーす」 
と言ったところで
実はソレが出ている トイストーリー という映画も知りません。
で、 親切な方 (Kの字がつく) が買ってきてくれました。 
こんな顔なんだそうです。
a0157159_2091815.jpg

似てますか?
a0157159_20103684.jpg
フツーにしてたら怖いから笑え! と言われたからこんな顔です。
まぶしいわけでも酸っぱいわけでもありません。






のっけからえらくお見苦しいモノをご覧に入れましたが
現場の職人さんたちはすごく真面目ですから仕事はどんどん進みます。
基礎工事。
a0157159_20223251.jpg

おやー?
隣は何をする人ぞ?

はい
上棟です。
重機が入らないから人力です。
お疲れさまでーす。


と のん気な事を言ってる場合じゃない。

ウチもだ!!

聞いたら、東京や横浜では珍しくないんだそうです。
手起こし。
この時代に。
ええ やりましょうとも。
上等じゃないですか、上棟。
人を集めますよ。(そこか?!)

刻んだ材料もぐんにゃりしてます。
a0157159_20363565.jpg
(すみません ウソです)
屋根が丸いのに合わせて梁も丸くしてもらっているんです。
ウソみたいな話ですがホントです。
難しい仕事だぁ・・・

この丸くした材料で上棟をするのは7月のなかばくらいでしょう。
梅雨は明けてますねきっと。
暑そうだ・・
手起こしなのに・・



と、いうことでおまけの写真は (せめて)涼し気な最高の畳(表)をご覧ください。
a0157159_20551034.jpg
備後の中継ぎ表 という逸品です。
この話はまた今度したいと思います。
お前の今度はアテにならないですって?
ビンゴ! (うわっちゃー)

by kaiganyafoo | 2016-06-25 21:04 | 工事 | Comments(6)

地鎮祭です。

みなさん おつかれさまです。



またもやK女史ネタなんですが、
彼女が京葉道路を80kmで走ってたら 後ろから来ていたパトカーが
「ここは60km制限ですよー」 とマイクで呼びかけながら高速を降りていったそうです。

なぜ取り締まらなかったのかナゾです。
満腹のライオンのような心境だったんでしょうか。


それだけではない。
数日後、目黒付近で一方通行を逆走していて
トラックの運転手さんに怒られていたK女史、すぐ近くの交番のお巡りさんが
「いったんここにバックして向きを変えて・・」 と誘導してくれたそうです。
???
彼女のお父さんが警視総監でもあるんでしょうか。






さて
いったいなぜK女史が目黒の道を走っていたかというと
a0157159_1558219.jpg
左側のこの女性に会うため。
ちなみに右側の男物の長靴をはいた女性がK女史。
左の女性は・・神主さんです。


そう
これは地鎮祭です。
a0157159_1621165.jpg
海岸屋もずいぶん地鎮祭をやってきましたが、女性の神主さんははじめてでした。
でも、今までで一番いい神主さんだったかもしれません。

テントを張ってるからおわかりかもしれませんが 当日は雨。
ワタクシなんぞ、「まー雨降って地固まるとか言いますから・・」 
とか言うくらいが関の山ですが この方は違う。

「お天気は人間の思い通りにはなりません。 でも思い通りにならないことがあるからこそ真剣にお祈りをするんですね。」 とおっしゃったんです。
すばらしい。
目黒の熊野神社です。

なんでもこの地域は今、人気抜群のエリアなんだそうで
ニッカズボンなんかはいてたらダメなんじゃん? と思ってましたが
基礎工事のカシラも大工の棟梁もニッカ。
気にしてないみたいです。

ちなみにK女史は 「この町は私に合うわー。 お金がいくらあっても足りない」 
と言ってました。
言ってる意味がわかりません。

その後、基礎工事は順調ですが、木工事も順調です。
a0157159_16523862.jpg
これは一階の破風の具合と高さを検討しているところ。
ポテトヘッドがバンザイしてますね。
お手上げ、と言ってるわけではありません。
とっても難しい加工が必要になるわけではありますけども。
順調。






おまけの写真はてぬぐい。
a0157159_1710812.jpg
現場からさほど遠くない世田谷美術館で買ったもの。
その話はまた今度にでも。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2016-06-13 17:15 | 工事 | Comments(2)

上棟しました!

みなさん おつかれさまです。

トイストーリーに出てくるポテトヘッドに似ていると言われた海岸屋です。
以前言われたことがあるマリオと同じ系統な気がします。
何の系統かと言われてもわかりませんが。




さて
上棟をしました。
a0157159_1712617.jpg
右下に写ってますねぇ ポテトヘッド。



a0157159_1782952.jpg
今回は洋小屋? 合掌を組んでみました。
3間とばしなんですけど、天井ふところが少ないもんで。

洋小屋、強いですね。
1cmくらいむくって作ったんですが、現場でおさめてもそのまま。
人が乗ったくらいじゃ全然ダレません。
和小屋よりも手間はかかりますけどね。



現場は順調に進んで、もう破風もついてます。
a0157159_17304157.jpg
前回の記事で干してあったヒノキの板、アレですね。



アップ。
a0157159_17332376.jpg
あっ!スキマが空いてる!
大変だぁ・・

ま、そろそろくっついている頃です。(魔法?)
次回の記事にはそんな写真がアップできることでありましょう。
ええ
木の動きを読んでいる大工さんならばみんなできる事です。
(偉そうに、とか上からだ、とか言われるのはこれだよねすんません)




今日はこんなとこ。
おまけの写真はウチの庭のビワ。
a0157159_19425615.jpg

ウマいよ。
a0157159_1948870.jpg
売ってるビワよりもウマい(註 当社比)
ま、木に登って食べるから無敵なんです。
ええ田中(ビワ)無敵。
と、いったところでまた今度。

by kaiganyafoo | 2016-06-09 21:38 | 工事 | Comments(2)

海岸屋 (に) 井戸を掘る

みなさん おつかれさまです。


前回、K女史がかまどでのご飯炊きに年季が入ってる話をしましたが
地元の同級生は昔、お風呂の水汲みに天秤棒を使ったと言ってました。

二つのバケツに水を6分目ほど汲んで 天秤棒でそれを運ぶ・・
(小学生だからいっぱいじゃ重すぎるのよ)
落語に出てきそうな情景ですが、昭和の話です。

彼の家ではやがて、掘り抜き井戸の上に電気のポンプを据えて
蛇口をひねれば水が出るようになったんだとか。
パチパチパチ(拍手)
彼が、「ウチにもとうとう水道がきたぜ!」 と仲間に言ったら
「それはただの井戸ポンプだぜ!」 と言い返されたそうです。





長い前フリで申し訳ない。
海岸屋の地元はずーっと井戸水を飲んでいるって話です。
そしてこのあいだこれを作業場に据えました。
a0157159_19525635.jpg
新品の手押しポンプ。

手押しポンプは、古くなると呼び水を入れてがしゃがしゃやったりしますが
(それはまさにガシャポン(プ))
新品だから吸い上げもばっちり。
ブイーッコブィーッコ とロバが鳴くような音をたてて水を汲み上げます。
(いやいや、本物のロバほどうるさくはないんだよ・・・って知らないか・・・)




でもね、 水が悪いのよ。
これ。
a0157159_19591843.jpg
何だかわかりますか?
これはね、汲んだ水にちょっとお茶を混ぜたところ。
真っ黒っす。

井戸水の中に含まれてる鉄分がお茶のタンニンかなんかと反応してこうなるんだね。
どうしたもんだか。
自家製の濾過器でも作るかね。
えーっと
でっかいカメと、シュロと、洗い砂と、炭?
あとは何がいるかな・・・
誰か教えて。



もっともアレです、
千葉の外房ってところは昔から水の便の悪いところで
わが東金市の水道の水源は利根川ですからね。
ええ
千葉と茨城の境から延々80数km、用水で引いてるんです。
大変な難事業だったんすから、もう。
知らない?
両総用水って言うんですよ。

それは元々が農業用水ですからね。
農薬とか肥料分とかも入ってるかなぁ・・
もちろん群馬の方々の排水とかもね。

こうして考えると水のいいところの人は幸せですね。
海岸屋が子どものころには、「日本人は安全と水はタダだと思っている」 などと言ってましたが
今はそんなのんきなことを言う人は誰もいませんね。

とりあえず水質が悪かろうがなんだろうが、水が出ることに感謝しながら
今日もヴィーッコっと手押しポンプを押す海岸屋でありましたとさ。
(でも雨水も貯めてるんだなこれが)
ではまた。


とっぴんぱらりのぷう。
(昔話が終わったから・・ではない。)

by kaiganyafoo | 2016-04-17 23:49 | 工事 | Comments(11)

ヒノキの浴槽の寿命

みなさん おつかれさまです。



唐突ですが、海岸屋は勤め人だったことがあります。

年下だった社長に、「ヒゲか坊主頭か どちらかをやめてほしい」 と言われて
それでは、と髪を伸ばしたんです。
フツーの七三分けに。

でもそれもだいぶうさんくさかったようで、同窓会のときに 
「東南アジアに女の子を売りとばしていそうだ」 とまで言われました。
やれやれ。



そのとき勤めていた会社が作った家のお客さんから電話がかかってきて
「ヒノキの風呂桶が限界です。」 と言われました。

えーと何年たったんだろう?
15年くらいかなぁ?

こんなかんじ。
a0157159_21523012.jpg
どうです?
イケてる?イケてない?

これ、はずしたらこんなかんじなんです。
a0157159_21573275.jpg
埋めてあるわけじゃなかったんですが、見えないところが傷んでますね。

一番傷んでいるところはここ。
a0157159_21594766.jpg
写真を撮ってるおバカさんの影が邪魔です。(はい私。)

これはもう無理ですね。
お湯が漏れる。

ここのお宅の旦那さんは立派な人で、自分で修理をしていた。
a0157159_2223441.jpg
銅板ですよ。
もしアナタが緑色のナニモノカだったら色あざやかなまま茹であがりますね。
(意味がわからない)

今でも仕事をしている風呂桶屋さんに聞いたら、昔ながらの風呂桶ならば修理ができるけど、この手の角風呂は部材の交換が難しくて、作り替えた方がいいそうです。
で、
お客さんは現代風の浴槽に入れ替える という判断をなさいました。
一件落着。


四角っぽい形で昔風の桶の浴槽もできる とその風呂桶屋さんが言ってたので
それをやってみたい気もしていたんですが今回は見送り。
直線部分は 「たが」 が利かない気がするんだけど大丈夫なのかなぁ・・
見送りって、次回が早く来ないと引退しそうだ、風呂桶屋さん。




浴室を平らな床に作って、そこにただ風呂桶を置いて
えいや!っとまたいで入る作りにしたらもう少し長持ちしたのかな?
海岸屋が子どものころはそんな風呂場だった。
鉄砲風呂って言うんですかね?
子どもにはまたぎにくいもんでしたね。



まあ ともあれ
日本式の家庭の風呂は まだまだ開発途上だというのが海岸屋の持論です。
ユニットバスに席巻されてますが、ポリバケツみたいな風呂場では癒されたくない。
腰から上をヒノキの縁甲板で張った海岸屋の自宅も20年を経てだいぶ傷んできてますけど、工夫をしましたから足元は一切腐ってないはず。

しゃがんで入るような小さい風呂桶がかっこよく据えてある風呂場 作りたいなぁ・・
(早桶みたいなどと言ってはいけない)
でもやっぱり足を伸ばしてゆっくりしたいのかなぁ・・



いろいろ言ってますがおまけの写真は
くだんの風呂桶屋さんが作った桶。
a0157159_22364791.jpg
いいですねぇ。
健康的だ。
作家じゃなくて職人が作った感がいっぱい。

ではまた。

by kaiganyafoo | 2016-01-30 22:41 | 工事 | Comments(2)

海岸屋、海岸だ

みなさん おつかれさまです。



まあ みなさんご存じの通り、海岸屋の名前は九十九里海岸から来ているんですが
そしてその海岸は九十九里、つまり396kmあって、北は銚子、犬吠埼からはじまって南は太東、ここで終わります。(註・たくさんのウソが含まれています)
a0157159_20223428.jpg
いいねぇ 海。
泳げないんですけどね。(!)

年が明けて一軒目の仕事は海の近くの現場です。
a0157159_20323687.jpg
東浪見。
すごいね。 「とらみ」 で変換すると出てくるよ。東浪見。
とう・ろう・み  なのか?

そこのお宅の犬。
a0157159_20371417.jpg
カメラが珍しいのか?
a0157159_20375687.jpg
落ち着きがないのか?
a0157159_20384147.jpg
エサをやっているわけではない。 
そして誰の手かなんて言えない。
やがて明らかになる日も来るであろうけどね。(思わせぶりかな?)
a0157159_20402853.jpg
やっと落ち着いたね。
それとも飽きたのか?

ここの現場は かっこいいお風呂を作らなくちゃいけない展開になりそうです。
「あのお風呂に入りたくてもう一回行く!」 的な。
海お風呂か?

相棒K女史には別に田舎素敵なお風呂のオファーが来ているようでもある。
こっちは山お風呂か?
世の皆様はいかなるお風呂をお望みなのかまずはそこを知るところから。(かな?)



おまけの写真はやっぱり波。
こんな怒涛の一年になるといいなぁ
a0157159_20541726.jpg

ではまた。

by kaiganyafoo | 2016-01-27 21:21 | 工事 | Comments(2)

日本霧除けの腕木

みなさん おつかれさまです。

秋です。
a0157159_18162092.jpg
いい月だったなぁ・・(すでに過去形)




このあいだ床屋に行ったら 「木の仕事をしてましたね?」 と言われました。
ときどき言われます。
昔は家で 「かまぼこの板の匂いがする」 と言われたりしました。
かまぼこの板屋の海岸屋です。(自己紹介)(ウソです)

木の匂いの正体はこれ。
a0157159_18371384.jpg
外壁に木を張っている。
いいねえ。
木を触っていれば機嫌がいいです。

この板 一回削って干しました。
a0157159_183992.jpg
もちろん雨で濡れたりするんですが、そうやって濡らした方が早く乾く。
不思議でしょ?
そうでもない?


ぼんやりと仕事をしていたらホゾが曲がってしまいました。
a0157159_18425263.jpg
これが霧除けの腕木です。

しょうがないからホゾ穴もまげて掘って差し込みます。
a0157159_18445198.jpg

ばれるといけないから急いで作っちゃう。
なんとかうまくいったかな?
a0157159_18475354.jpg


まあたぶん誰も見てなかったと思うし、これを壊すころには海岸屋はこの世にいないだろうからクレームになっても平気だな。
もしばれたら このブログを読んでる人だけがアヤシイというわけです。





ブログの中身がボケーっとした話だったのでおまけの写真はかっこいい写真を。
a0157159_192250.jpg
この洋館のお風呂場の写真がこれ。
a0157159_193104.jpg
左側の手洗い、かっこいいんだけどなんで蛇口がないんだろう。
気になるなぁ・・
たぶんあそこのふくらんでる所から水が出てくるんだろうけど
なんだかすごく手が洗いにくそうだな。
浴槽の方にはクラシカルでステキな蛇口が付いているのになぁ。


なんでなんだか気になるままに またね。

by kaiganyafoo | 2015-10-30 19:14 | 工事 | Comments(3)

ハツリ

みなさん こんばんは。

すっかり週イチ更新になってしまっている海岸屋ふー通信です。
(夜は寝ようね。パソコンいじってないで)




今日は日曜日だけど 楽しいお稽古の日。
稽古 
稽古・・なんの稽古だと思います?
あー
ハツリって題が書いてありますね。
そう ハツリです。

ハツリって何? と言う疑問をおもちになるような
高貴なお生まれの方は当ブログにおいでにならないと思いますが、 これです。
a0157159_18593349.jpg
足柄山の金太郎さんがかつぐようなマサカリを振って
丸太を四角に加工する。 これがハツリです。

はつっているのは海岸屋認定、千葉で一番のハツリスト サムライS野です。
(あっ呼び捨て!)
あいかわらずの振り、切れ、パワー、スタミナ・・・そして笑顔!!

そして前回は親子で来てくれた「よけいなお世話かも」さん。
(ハンドルネームってのかな・・T橋さん)今日はフル出場。
a0157159_1914814.jpg

ここんとこ宮大工さんなのでお金儲けちゃいけないそうです。(いつもは儲けてるのか?)

そして、今日はじめてハツリを振ったS瀬君  新人登場ですね。
a0157159_19153165.jpg
若いし、林業やってるし、 是非とも感染して欲しいです。
できれば重病人に。 (大鋸も持ってるらしいし)


現場で研ぐ。
a0157159_1922654.jpg

現場で墨出し
a0157159_19223766.jpg

ほぼ一日 はつってました。
もー 体がガクガクいいます。
でも
ガクガク言うくらいが好きな海岸屋ですから チョー楽しかった!
海岸屋の写真はありませんけども。
(そこの君! なくて結構とは何事!)

何度目かの稽古になるけど 少しずつ振れるようになってきた。(甘い自己採点)
そして つんぼ銘 の大工鉞は高性能でした。
すごい良かった。
ねー西〇さん?

これも おもしろかった。
a0157159_19295326.jpg
長勝さん目立ての窓鋸。




まあ
とは言うものの もう眠くなってきたので(子どもか!?)おまけの写真を。
a0157159_19375023.jpg
読了です。
やっぱ、道具の世界 職人の世界は、
下手な能書きよりも事実だけを述べておいたほうがいいよね 
と言うのが感想でした。

それは俺もか。(もうさぁ、奥歯抜いたし 大変なのよ。)

by kaiganyafoo | 2015-01-25 19:43 | 工事 | Comments(0)

杉の鉋掛けはスピード

みなさん おつかれさまです。


歯が、(歯ぐきか?)が痛いおかげで
終日軽く頭痛がしている海岸屋です。 うう。
昨日 歯医者に予約を入れたら9日の13時20分だそうです。 うう。






さて 鉋掛け。
a0157159_21514378.jpg
砂切りして手押しで押して自動に突っ込んで 
それから手鉋だから時間はかかってます。ここまででも。

(翻訳: 加工機械も刃物なので、材料に砂とかがくっついているとそれが傷むので丸ノコで木口を捨て切りして、手押し鉋盤で平面と直角を出して、自動一面鉋盤で厚みと幅を揃えて  です。)

で、
はっきり言っておきますけど 杉の鉋掛け 好きじゃないです。

今回の材料は節だらけだし。
誰だこんな材料頼んだのは! ってワタシですけどね。

木が曲がっているから逆目が入り組んでいるし。
誰だ(以下略)


で、このあいだ先輩が 俊英T君に教えていたのを思い出した。
「杉はスピードで削らないとうまくいかない。」

ふうん?
そうなの?

では 刃を研いで 台を直して 裏座を詰めて・・
つまり逆目が起きないように準備してやってみました。

シャッ・・ (鉋を掛けてる音)
ううむ。
シャッ・・ (もう一度鉋を掛けてる音)
ほほお。

確かに素早く掛けた方が良く仕上がる。
(やっぱ先輩はすごいなぁ・・)
ただ6尺の材でも一息には掛けられないけどね。

ちょっとだけ杉の鉋掛けが好きになった海岸屋でした。
(あくまでもちょっとだけです ちょっと だよ?)


この材料は馬を飼ってるお客さんが古民家に引っ越すので
そこの土間に敷くスノコの板です。
じかに踏むものだからねぇ。
明日も続きをやります。


では家帰ってドイツ文学読まなくちゃいけないんで
と いくらか思わせぶりな事を言いつつ
またね。

by kaiganyafoo | 2015-01-06 23:16 | 工事 | Comments(0)

経師仕事その2

みなさん おつかれさまです。


一昨日 28日は 有限会社海岸屋ふー恒例の餅つきでした。
こうれいを変換したとき 高齢とでたので ちょっとムッとしましたが。
はい
恒例で
好例で
高齢・・です!ちっ!!





さて
経師仕事 その2 です。

前回は、4度の重ね貼りを終えたところまでだったんですが、
そのあとに貼った紙が圧巻。
a0157159_2320896.jpg
まず薄い。
これをベタ貼りするわけだけども、どうします?

ただでさえ濡れたら扱いにくい和紙なのに
これに全面 糊をつけたら持ち上げることもできません。
もちろん写真でわかるように糊の濃淡はいくつかのバットで分けてはあります。
答えはこれ。
a0157159_23383229.jpg
下敷き状の板そのまま持ち上げて壁に押し付けて それからそっとはずします。
a0157159_23402691.jpg
すぐさまふわっとはがれてくるのを撫で刷毛でそっと押さえる。
たぶん糊はぐっと薄い糊なんですね。

そして天井
a0157159_23432838.jpg
一人では はずした下敷きを置くこともできないわけで
こっちで糊をつけつつ、その下敷きはぱっと受け取って
手渡した人は刷毛で押さえていく。

「天井は一人では貼れませんね」と小野瀬さんが言っていたことはこれだったんですね。
たぶん
素人だったら一枚も貼れません。

そして左官仕事の場合 下地ほど、糊だったらそれを強くいれて
上塗りになるにしたがって糊を減らしていく というセオリーがありますが
それは経師仕事でも同じだったようでこのあとの仕上げ貼りはどうなるんだ と
傍でよけいな心配をするわけであります。

a0157159_00099.jpg

仕上げ貼りはもう撫で刷毛もつかいません。
別に用意した紙で上から押さえつけていく。
そして腰に差したものさしで間隔を測りつつ次へ。

こうして貼りあがった和紙の和室
昼間の表情
a0157159_092060.jpg

夕方の表情
a0157159_0112489.jpg

そして夜の表情
a0157159_0125856.jpg

a0157159_01520100.jpg
明かりを下において写真を撮っているのは撮影用に だからではなく
ここの部屋には天井照明がないから。

そのわけは、昔の和室には上からの明かりなどなかったから というもの。
もー
陰翳礼讃ですね。
というか
ここの部屋にどんな照明器具を取りつけたらいいのか という問いに
皆が納得できるだけのものが提案できなかった ということになるのかもしれません。
あるいは不遜な言い方になるのかもしれませんが
それだけこの和室の完成度が高いということかもしれません。
それは自慢ではなく 小野瀬修雅堂という仕上げ担当への賛辞です。



最後に本当の蛇足を申し上げますが
この経師仕上げは現代ではほとんど採用されることもないと思います。
湿式工法でもあるため手間がかかります。
和紙は生産が減少していて真正なものは高価でもあります。
ビニールクロスとは違って生活にも注意を要する。
でも
海岸屋は今回の工事をさせてもらったことを感謝しています。
それは 極上の仕上げだと思ったからです。
こんなに静かで深みがあって暖かい仕上げは見たことがない。


どなたか是非ぜひやってみて下さい。
このブログを読んでいるような高貴で奥ゆかしい皆さんには
いかにも似つかわしい部屋ができること請け合いだからです。よいしょ。
ねー 小野瀬さん。

たぶんネットなどには見向きもしないであろう
ひたむきな職人さんに呼びかけたりなんかしつつ
またね ということで。

by kaiganyafoo | 2014-12-30 01:11 | 工事 | Comments(0)