海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
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カテゴリ:工事( 322 )


木材との付き合い

みなさん おつかれさまです。


手刻みの仕事をしながら
小刻みにブログのアップもしなくちゃいけなくて
なんだかみじん切りの海岸屋です。
(料理の素材だったら誰も食べない)



さて、前回書いた外壁材のことですが、
まーいつも通りそのままとぼけちゃおうと思ってたんです。
でも質問していただいたからにはお答えします。
それほどたいしたもんじゃなくてもね。


さて、
外壁の材料、ここでは杉の15mm程度の厚みの板ですが、
赤身で挽いてもらったものですから挽き立て材で当然ズブ生。
(註・丸太素材の辺材である白太部分は耐久性において弱いため、心材部分の赤身だけを使って板を作ってくれ という注文を出した。丸太から製材したばかりなのでまるっきりナマでズブズブでーす ということっす。長くてごめんね。)
これをこのまま現場で取り付けると大変なことになるので
できるだけ乾燥させた状態にしたい というのが今回のお話です。


まず、木材は寝せておくよりも立てておいたほうが乾きます。
(なぜそうなのかはわかりません。経験則ってやつですかね)
さらに、逆さまに立てた方がより乾きが早いと言われています。
(同上・・・・手抜きか?)
そして、雨に濡らした方が良く乾く とも言われています。


・・・
濡らした方が良く乾く・・
禅問答のようですなぁ・・むほほ
とか言ってると怒られそうなので説明を試みてみます。



木材の乾燥の目的の大半は、収縮と変形を防ぐことにあると思います。
まー 防ぐったって防げないから、あらかじめそれを出し尽くすという手ですけどね。

で、木材の中にある樹液、乾燥が進めば樹液成分になるんでしょうが、
これを木材の中から追い出しちゃえば寸法が安定しやすいんじゃね? 
というのが理屈のはじまりで、
おーそう言えば山からイカダで丸太を出していた時代って材料が良かったって話もあるよね とか言う人もいたり(伝聞です)
いやいや琴を造ってる連中なんか、ほとんど腐るまで材料を雨に打たせておくよね とか(本で読んだ)
桐のタンス造る人はお湯に浸けて足で踏んでたよ とか(動画で見たっけな)
昔から木材を濡らすことで材質を改善(と言っていいのかどうか)することは広く行われています。

それから
伊勢神宮の材料なんかは丸太で運ばれてきたものを、すぐに池(プール?)に入れるようになってて、たまにぐるっとまわしてロープで留めて、まんべんなく水に浸かるようにしてます。 そうやって一定期間水中で養生したものを引き上げて製材して、それから倉庫に入れて(トテモ)慎重に乾燥を進めます。 もう、係の人が気合い入れてますから、倉庫の扉だって入るときだけぱっと開けて入らないといけないくらい です。(これは見た)
伊勢神宮の御用木というのは野性的な材料も多いはずですが、そしてなかなか見られないくらいの巨木もたくさんあるのですが、いわゆる干割れというか乾燥するに従って発生する割れは驚くほど少ないように私には見受けられました。

蛇足ながら
あとで狂うと腹が立つ木材No.1 の鉋の台なんかは(樫です)
水に浸けておくと 不思議なゼリー状のものが木口から出て来ますが
一体どのくらいの期間浸けておくのがいいのか一ヶ月単位で試したこともあります。
西岡常一さんの本にも樫の丸太を水に浸ける話が載ってましたね。
結果的には鉋台を水に浸ける必要はないと言うのが海岸屋の判断ですが。

様々な傍証を述べました。
木材が乾燥しても、樹液だった成分はその中に残り、そしてそれは湿度という名前の空気中の水分と親和性が高いためにそれと容易に結合します。その際に体積が増減するために乾燥してからの木材の変形や収縮の原因になる という推測がそれらから導きだされていると思います。

そしてその樹液成分の水分との親和性の高さが理由で、ナマな木材の中の水分はなかなか蒸発しません。ならば樹液ごと木材の外に流しだしてしまえ、というのが雨に打たせたり、水中養生をして乾燥を促進する理屈なんだと思います。


ただ、ここが面倒なところなんですが、その かつて樹液だった成分、略して
「J成分」は悪さばかりをするわけではないのです。(私見)
 
例えば栗の木は湿気に良く耐える木として知られますが、すごくアクが出る木でもあります。
栗の木を加工した人は皆知ってますが、栗に触れた刃物は青黒く染まって、濡れ雑巾などで拭いたくらいでは取れなくなります。
つまり栗のJ成分は濡れ雑巾程度の水分では侵されない結合をしていて、それは栗の木の耐湿性 耐水性に貢献する役割を果たしている と考えられます。

ヒノキの香りは好きだからずっと残ってるといいなぁ とか
松のヤニは邪魔だから出て来なきゃいいのに とか
まーワタクシを含めて人というものは勝手なことばっかり言いますが
様々な樹種の様々なJ成分はそれらの特徴の根源でもあるのでしょう。
それらを全部抜いてしまえば無味乾燥な繊維の束に成り果てるかもしれません。
はい
艶も耐久性もないヒノキや
強度のひっくい松 などですか。

ではではお前はなぜに15mmの杉板をそんなに雨にさらすのだ?
ぐるっとまわって突っ込まれるわけですが、
(いやもう誰も読んでないって。ねー川越さん)
所詮外壁、この先何十年も雨に打たれ続ける身の上なわけであります。
屋根に守られている構造材とは違う。
構造材に求められるのはフレームとしての強度ですからJ成分は抜かない。
捩じれようとか狂っちゃおうったってがっちり刻んじゃってばっちり組んでありますから(大工さんが ですよ?)そこは大丈夫っす。
一方、外壁に求められるのはバリアーとしての性能ですから寸法の安定性は欠かせません。
基本、釘で止めつけていく程度ですしね。
J成分は少し減らしたい。
そして
ここから先はまた続く になるんですが(ホントかぁ?)
木材の耐候性を増すための試み というものをこの現場では試そうとしているわけです。
抜いた外壁材のJ成分のかわりにガラス成分を浸透させてみようか と。

まー
もー
前代未聞に字ばっかりなんでつまらない記事になっちゃってるし
この辺でやめときます。

J成分と水の親和性よりも
有限会社海岸屋ふーとお金の親和性の方が問題かもしれず、
ガラス塗料の値段の高さにめげてしまいそうな昨今だぜ! と
一応責任転嫁をしつつ また今度!

はーやれやれ。





by kaiganyafoo | 2017-04-22 07:38 | 工事 | Comments(4)

海岸屋、海の近くで上棟

みなさん おつかれさまです。


こんなにブログの更新をサボっていると(あ!失言)
その間、いろいろなことがおきてます。
上棟もしました。
a0157159_16280221.jpg
材料が紙で包まれていますね。
こういう状態を大工さんは 「化粧だ」 と言います。
壁の中に隠れてしまうことなく、出来上がっても見える状態だ 
ということですね。
「アラワシだ」ということです。
これを専門用語で 「真壁」 と言います。(偉そう)

ですからクレーンで吊るときもバンドで吊ってますでしょ?
傷がつかないように。
まあ
オペレーターさんが
「化粧仕事なんか全然ないから台付け捨てちゃいましたよー」 
と言ってましたから当日作ったんですけどね。

右側の柱は8寸あります。
頑張りましたね。(大工さんが)
この柱とか梁の大きさになると機械で仕上げられないので
手鉋で削らなくちゃいけなくて大変なんです。(大工さんが)
そう
相変わらず手刻みなんですね。
a0157159_16434545.jpg
「ワタシの図面通りに出来ておるかなぁ~」と
下から見上げているのに態度は上からのK女史。
(さらにその後ろからカメラを構える海岸屋)

真壁、ということになると 材料めっちゃ節だらけ というわけにもいかないし
梁や桁も、ここは4寸 ここは8寸とかバラバラでは恰好がつかない。
でかーい寸法でどかーんと通ってます。(子供か!)
そこが正直でいいんですけどね。
a0157159_16555288.jpg
登り梁もでかいな。
なんでこんなにでかいかと言うと、南側は軒が2m以上(7尺5寸)も出ていて
でも、海が近いから風が強くて吹き上げられることもありそうだから。
これならオズの魔法使いに出てくるような竜巻でもないかぎり大丈夫。

この現場はお施主さんに、 
木舞を掻いて土壁でやりませんか と誘ってみたんですが
あまり特殊なことをすると修理できなくなるかもしれないから 
と断られた経緯があります。
たしかに地元、千葉には土壁を塗る左官屋さんはほとんどいませんから
お施主さんの言うことは一理も二里半もあるんです。(はいすみません)
ただ、真壁で手刻み という仕事だってそろそろ特殊な仕事と呼ばれかねない・・っすね。
そもそも真壁が・・(以下20行省略)
そして山にある素材が・・(以下22行省略)
ですから手刻みの意味も時代と(以下・・・)



まあ、あれだ、手刻みはもうわかったからオマエはもっと小刻みにブログの更新をしろ!ということですな!(あいたたたた・・・)


おまけの写真はここの家の外壁材の写真だ!
a0157159_19033379.jpg
一回削って逆さに立てて雨に濡らして乾かす!
訳わかんなくても詳細は次回だ!
ホントか!オレ!
ではまた!!







by kaiganyafoo | 2017-03-31 19:14 | 工事 | Comments(2)

東京直行便終了

みなさん おつかれさまです。


浦島太郎現象というものは本当にあるもので
はっと気づいたら二か月半も経ってました。
(ウソですごめんなさい)

去年から今年にかけて東京の現場を2棟やったんですが
やっぱ遠いです。
片道2時間。

ほぼほぼ終了のときの自由が丘の現場。
a0157159_11162374.jpg
かっこいいですよね。(自慢)
ま、目黒の自由が丘っすからね。(?)

目黒っていうところはいろいろと見どころはアレなんだけど
別にどこにも行かないまま現場は終了です。
毎日ニッカズボンだしね。

ここの現場の階段の手すりは 楕円型のヒノキ製で仕上げはヤリガンナというヤツでした。
長さは3m。
かけてます、ヤリガンナ。
a0157159_11263811.jpg
この前の現場も階段手すりはヤリガンナ仕上げだったんだけど、それは丸。
プロに頼んだものでした。
ヤリガンナ特有の凸凹のある肌がいいかんじで、ツルツルしすぎてなくてしっかり握れます。

楕円形にまで持って行くのが大変(らしい)
それももちろん手作業でやりましたよ?
彼が。
a0157159_11353437.jpg
K君ですな。
削ろう会全国大会で優勝を目指しているとかいないとかいるとか。
アツイなー

現場に取り付けたところ。
a0157159_11464355.jpg
鍛造のブラケットは メタル・ネコさんです。
相変わらずかっこいいっす。
あざーす。

あれ?
階段はどうなってるんだ? という声が聞こえる。
(3000人くらいは言ってるね。うん。)
もー しょうがないなぁ・・
a0157159_11514613.jpg
黒っぽいところは神代ケヤキ。
段鼻のスリップ止めはほんの少し踏板から盛り上がってます。
眼で見てもはっきりわかるし、足の裏でもわかる。
「これはいいねえ」 とおっしゃる方がいても 
某M大工さんの特許許可局なんで別料金が発生します。(ウソ)


そんなわけであちこち手間のかかってる遠くの現場が終わって
今年の現場は千葉県内に終始するようです。
やれやれ。

そんなこんなで もうちょっと小まめに更新をしますから と
ブログの神様にお参りをする海岸屋でありましたとさ。
ご利益があるといいなぁ・・・
・・・・・
神頼みの前に早く見積もりをまとめろ?
ごもっともです。


ではまた。




by kaiganyafoo | 2017-03-21 20:01 | 工事 | Comments(4)

東京の現場の引き渡し


みなさん おつかれさまです。



海岸屋の現場の仕事をしてもらっている電気屋さんが
大洗でアンコウ鍋を食べてきたそうです。

その話をウチでしたら(ウチの)奥さまが有名(?)な句、
「鮟鱇(あんこう)の骨まで凍てて(いてて)ぶちきらる」をつぶやいたのですが
その句を聞いた次男が、
「アンコウさばいていた人がぶちきれちゃったんだね。やってらんねー!とか言って。」
「なんでふちきれるの?」
「たぶん大変なんだよ。おまけに指に骨も刺さるし。」
「そうなの?」
「骨までイテテ!って言ってるからね。」
・・・・我が家は平和です。





さて家庭は平和ですが現場は疾風怒濤のイキオイです。(当社比)
新築現場を東京に2棟平行してやってるなんて信じられません。
海岸屋がびっくりしてるあいだに優秀きわまりない職方さんが奮闘してくれて
なんと明日は引き渡しというおめでたさです。
みなさんありがとうございます。

外観はこんなかんじ。
a0157159_18585175.jpg
東京の現場へ往復すると合計4時間くらいは車に乗ってるし
ここんとこ毎日だから海岸屋はもうだいぶアレなんですけど
具合でも悪いんじゃないのっておっしゃる方も複数おいでになるので
すごく久しぶりの更新と相成ったわけでございます。
はい。
おかげさまで海岸屋は元気です。




それから海岸屋ふーの宣伝、現場の垂れ幕ですが
こんなかんじです。
a0157159_19192669.jpg
海岸屋という字のあとに続くFOOは、
ふーっと肩の力を抜いて を意味するように
「ふー」と言うときの口のかたちを表しています。
(そうですよね?細井さん)

まー お前は力を抜きすぎだという声がかからないうちに退散します。
けっこう自分では頑張っているつもりなんだけどなぁ・・
力は抜いても手は抜かないよ?

ではまた。


by kaiganyafoo | 2016-11-02 19:32 | 工事 | Comments(2)

熱い上棟

みなさん おつかれさまです




昨日の海の日、上棟をしました。
海岸屋はなかなかの雨男なんですが、今回の現場の棟梁が
「私は強烈な晴れ男ですから。」 と言っていたので
まー 足して2で割って天気は曇り。 だといいなぁ と思っていましたが
結果は棟梁の晴れ男パワーの圧勝でした。

暑かった!

あまりの暑さに 薄着になると危険だ! と厚着をする大工さんもいました。
a0157159_1194234.jpg
はっはっは ウソです。
扇風機のついているジャケットなんですね。
評価は・・・涼しいけど汗臭い風が襟元から上がってくるそうです。


さて、重機の来ない、いわゆる手起こしの建前。
集まってくれた大工さんは11人。
a0157159_11243544.jpg
差しさわりがあるといけないので遠目の薄目で見てください。
老眼の方はそのままで。

しっかり見ていただきたいのはこちら。
a0157159_11411848.jpg
11人の大工さんが 同時多発的に動く。
同時多発的って言ってもテロじゃないよ。
テロっとしているのは写真を撮ってる海岸屋だけ。(ヒドい・・)

ここの建前は珍しいくらいに入り組んだ組み方をしてるんだけど、
そして栃木とか千葉とか神奈川とかの混成部隊なんだけど
でもみんなすぐに動ける。

これは、大工としての共通言語というものがあって
ちゃんとした大工同士ならば初めて会う相手でも仕事はわかる ということなんです。

大工さんに聞けば、 「当たり前ですね」 と言われるだろうけど
これが当たり前がそうでないか、30年後にもう一回聞いてみたい。



組む。
a0157159_115606.jpg
組む
a0157159_11565271.jpg
組む
a0157159_11574487.jpg
組む
a0157159_11595680.jpg

つながるとこうなる。
a0157159_1213287.jpg


大物。
a0157159_1235164.jpg
本当はもっと大きい部材もあったんだけど、それは海岸屋も参戦したから写真がない。
組む。
a0157159_1237132.jpg
棟梁は 「いや固くしてないよ」 などと言ってたけど・・二人掛かりです。
しまいにはこんなカケヤを使うわけで。
a0157159_1245545.jpg


a0157159_1250548.jpg
こんな入り組んだ仕事も、出来上がったら見えなくなります。

通りがかったご婦人が 木が見える仕上がりになるのかどうか気にされていました。
・・・・見えなくなります。
いいんです、みんなの心の中に生き続ければ。(意味がわからない)

まあ そんなこんなで熱い上棟でした。(大工さん達が)




そして今日のおまけの写真は・・
a0157159_1392931.jpg
高速道路を疾走する トヨタ800
涼し気?
いやー やっぱり熱くなるねぇ 海岸屋の場合。

これから夏本番ですから、みなさん体に気を付けて。
では。

by kaiganyafoo | 2016-07-19 14:50 | 工事 | Comments(4)

はぎ合わせだぜ

みなさん おつかれさまです。



このあいだ作業場に遊びに来てくれたカレ
a0157159_1929251.jpg
もうアレです。みなさん薄々気がついているでしょうけれど、
夏です。

いいですか?

な・つ・で・す・ぜ


いいねえ
1年のうち10か月くらいは夏だといいな。
お情けで他の季節も2か月くらいはおいてやるけどな。(なんだそれ)

町内公認 夏評論家の海岸屋としては 
今年の夏こそは10点満点をめざしていただきたい。
ここで点数の内訳を申し上げれば・・・
(以下20行省略)




というわけで 夏には はぎ合わせです。(なんて強引)
はい
はぎ合わせとは何か という事ですね。
これです。
a0157159_1945331.jpg
何枚かの板をくっつけて幅の広い一枚の板にすること。

裏返すとこんなかんじ。
a0157159_19473465.jpg

スキマが明いちゃった とか あとで剥がれた とか 曲がってくっついた などなど
そんなことではお金がもらえません。
ま、アップの写真は載せませんがね。 えっへん。


なぜはぎ合わせなどという事をするのかというと
木材というものが、長さの方向にはなんとかなることが多いけど
幅広い材料ってなかなかないからなんです。
太い木が少ないんですね。


だけど、海岸屋は昔、この はぎ仕事が大嫌いでした。
というか苦手だったんです。

でも今は大丈夫。
よく調整した手押し鉋盤とジョイントカッターとポニークランプとタイトボンド
これさえあればOK。
ん?
多い?
a0157159_208873.jpg
これだけだけどな。

なんでポニークランプがパッケージに入ったままなのか と言うと
清水屋さんがガス管にネジ切ってくれているところだからだ。(知らない? よね。)

まあ 偉そうなことを言ったって全部 「保精郎」 の高橋君に教わったんだけどね。
彼の作るキッチンはすごいぜ。
あるところでオーダーキッチンなるものを見る機会があったんだが
・・・・
まあ 自信持っちゃったね。
今のところ無敵。
どのくらいすごいかはおいおい明らかになるであろう・・
(人のふんど〇だけどな)

今のところ海岸屋プレゼンツの住宅には
(無敵の)保精郎のキッチンが据え付けられています。
ここだけの話、考えられないほどお得。
そこの(お金持ち)のアナタ、今すぐお電話を。
いやマジで。





おまけの写真は、ポニークランプがスタンバイしたら
海岸屋がはぎ合わせをする予定の板
a0157159_20523548.jpg
あれ?
横向きだね・・
人間は前向きだから許してください。


暑い夏になるといいな。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2016-07-08 21:04 | 工事 | Comments(8)

上棟上等!

みなさん おつかれさまです。


テレビも見ない 映画も見ない
ビデオ(とは今は言わない?)も借りない海岸屋ですから

「ポテトヘッドに似ている海岸屋でーす」 
と言ったところで
実はソレが出ている トイストーリー という映画も知りません。
で、 親切な方 (Kの字がつく) が買ってきてくれました。 
こんな顔なんだそうです。
a0157159_2091815.jpg

似てますか?
a0157159_20103684.jpg
フツーにしてたら怖いから笑え! と言われたからこんな顔です。
まぶしいわけでも酸っぱいわけでもありません。






のっけからえらくお見苦しいモノをご覧に入れましたが
現場の職人さんたちはすごく真面目ですから仕事はどんどん進みます。
基礎工事。
a0157159_20223251.jpg

おやー?
隣は何をする人ぞ?

はい
上棟です。
重機が入らないから人力です。
お疲れさまでーす。


と のん気な事を言ってる場合じゃない。

ウチもだ!!

聞いたら、東京や横浜では珍しくないんだそうです。
手起こし。
この時代に。
ええ やりましょうとも。
上等じゃないですか、上棟。
人を集めますよ。(そこか?!)

刻んだ材料もぐんにゃりしてます。
a0157159_20363565.jpg
(すみません ウソです)
屋根が丸いのに合わせて梁も丸くしてもらっているんです。
ウソみたいな話ですがホントです。
難しい仕事だぁ・・・

この丸くした材料で上棟をするのは7月のなかばくらいでしょう。
梅雨は明けてますねきっと。
暑そうだ・・
手起こしなのに・・



と、いうことでおまけの写真は (せめて)涼し気な最高の畳(表)をご覧ください。
a0157159_20551034.jpg
備後の中継ぎ表 という逸品です。
この話はまた今度したいと思います。
お前の今度はアテにならないですって?
ビンゴ! (うわっちゃー)

by kaiganyafoo | 2016-06-25 21:04 | 工事 | Comments(6)

地鎮祭です。

みなさん おつかれさまです。



またもやK女史ネタなんですが、
彼女が京葉道路を80kmで走ってたら 後ろから来ていたパトカーが
「ここは60km制限ですよー」 とマイクで呼びかけながら高速を降りていったそうです。

なぜ取り締まらなかったのかナゾです。
満腹のライオンのような心境だったんでしょうか。


それだけではない。
数日後、目黒付近で一方通行を逆走していて
トラックの運転手さんに怒られていたK女史、すぐ近くの交番のお巡りさんが
「いったんここにバックして向きを変えて・・」 と誘導してくれたそうです。
???
彼女のお父さんが警視総監でもあるんでしょうか。






さて
いったいなぜK女史が目黒の道を走っていたかというと
a0157159_1558219.jpg
左側のこの女性に会うため。
ちなみに右側の男物の長靴をはいた女性がK女史。
左の女性は・・神主さんです。


そう
これは地鎮祭です。
a0157159_1621165.jpg
海岸屋もずいぶん地鎮祭をやってきましたが、女性の神主さんははじめてでした。
でも、今までで一番いい神主さんだったかもしれません。

テントを張ってるからおわかりかもしれませんが 当日は雨。
ワタクシなんぞ、「まー雨降って地固まるとか言いますから・・」 
とか言うくらいが関の山ですが この方は違う。

「お天気は人間の思い通りにはなりません。 でも思い通りにならないことがあるからこそ真剣にお祈りをするんですね。」 とおっしゃったんです。
すばらしい。
目黒の熊野神社です。

なんでもこの地域は今、人気抜群のエリアなんだそうで
ニッカズボンなんかはいてたらダメなんじゃん? と思ってましたが
基礎工事のカシラも大工の棟梁もニッカ。
気にしてないみたいです。

ちなみにK女史は 「この町は私に合うわー。 お金がいくらあっても足りない」 
と言ってました。
言ってる意味がわかりません。

その後、基礎工事は順調ですが、木工事も順調です。
a0157159_16523862.jpg
これは一階の破風の具合と高さを検討しているところ。
ポテトヘッドがバンザイしてますね。
お手上げ、と言ってるわけではありません。
とっても難しい加工が必要になるわけではありますけども。
順調。






おまけの写真はてぬぐい。
a0157159_1710812.jpg
現場からさほど遠くない世田谷美術館で買ったもの。
その話はまた今度にでも。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2016-06-13 17:15 | 工事 | Comments(2)

上棟しました!

みなさん おつかれさまです。

トイストーリーに出てくるポテトヘッドに似ていると言われた海岸屋です。
以前言われたことがあるマリオと同じ系統な気がします。
何の系統かと言われてもわかりませんが。




さて
上棟をしました。
a0157159_1712617.jpg
右下に写ってますねぇ ポテトヘッド。



a0157159_1782952.jpg
今回は洋小屋? 合掌を組んでみました。
3間とばしなんですけど、天井ふところが少ないもんで。

洋小屋、強いですね。
1cmくらいむくって作ったんですが、現場でおさめてもそのまま。
人が乗ったくらいじゃ全然ダレません。
和小屋よりも手間はかかりますけどね。



現場は順調に進んで、もう破風もついてます。
a0157159_17304157.jpg
前回の記事で干してあったヒノキの板、アレですね。



アップ。
a0157159_17332376.jpg
あっ!スキマが空いてる!
大変だぁ・・

ま、そろそろくっついている頃です。(魔法?)
次回の記事にはそんな写真がアップできることでありましょう。
ええ
木の動きを読んでいる大工さんならばみんなできる事です。
(偉そうに、とか上からだ、とか言われるのはこれだよねすんません)




今日はこんなとこ。
おまけの写真はウチの庭のビワ。
a0157159_19425615.jpg

ウマいよ。
a0157159_1948870.jpg
売ってるビワよりもウマい(註 当社比)
ま、木に登って食べるから無敵なんです。
ええ田中(ビワ)無敵。
と、いったところでまた今度。

by kaiganyafoo | 2016-06-09 21:38 | 工事 | Comments(2)

海岸屋 (に) 井戸を掘る

みなさん おつかれさまです。


前回、K女史がかまどでのご飯炊きに年季が入ってる話をしましたが
地元の同級生は昔、お風呂の水汲みに天秤棒を使ったと言ってました。

二つのバケツに水を6分目ほど汲んで 天秤棒でそれを運ぶ・・
(小学生だからいっぱいじゃ重すぎるのよ)
落語に出てきそうな情景ですが、昭和の話です。

彼の家ではやがて、掘り抜き井戸の上に電気のポンプを据えて
蛇口をひねれば水が出るようになったんだとか。
パチパチパチ(拍手)
彼が、「ウチにもとうとう水道がきたぜ!」 と仲間に言ったら
「それはただの井戸ポンプだぜ!」 と言い返されたそうです。





長い前フリで申し訳ない。
海岸屋の地元はずーっと井戸水を飲んでいるって話です。
そしてこのあいだこれを作業場に据えました。
a0157159_19525635.jpg
新品の手押しポンプ。

手押しポンプは、古くなると呼び水を入れてがしゃがしゃやったりしますが
(それはまさにガシャポン(プ))
新品だから吸い上げもばっちり。
ブイーッコブィーッコ とロバが鳴くような音をたてて水を汲み上げます。
(いやいや、本物のロバほどうるさくはないんだよ・・・って知らないか・・・)




でもね、 水が悪いのよ。
これ。
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何だかわかりますか?
これはね、汲んだ水にちょっとお茶を混ぜたところ。
真っ黒っす。

井戸水の中に含まれてる鉄分がお茶のタンニンかなんかと反応してこうなるんだね。
どうしたもんだか。
自家製の濾過器でも作るかね。
えーっと
でっかいカメと、シュロと、洗い砂と、炭?
あとは何がいるかな・・・
誰か教えて。



もっともアレです、
千葉の外房ってところは昔から水の便の悪いところで
わが東金市の水道の水源は利根川ですからね。
ええ
千葉と茨城の境から延々80数km、用水で引いてるんです。
大変な難事業だったんすから、もう。
知らない?
両総用水って言うんですよ。

それは元々が農業用水ですからね。
農薬とか肥料分とかも入ってるかなぁ・・
もちろん群馬の方々の排水とかもね。

こうして考えると水のいいところの人は幸せですね。
海岸屋が子どものころには、「日本人は安全と水はタダだと思っている」 などと言ってましたが
今はそんなのんきなことを言う人は誰もいませんね。

とりあえず水質が悪かろうがなんだろうが、水が出ることに感謝しながら
今日もヴィーッコっと手押しポンプを押す海岸屋でありましたとさ。
(でも雨水も貯めてるんだなこれが)
ではまた。


とっぴんぱらりのぷう。
(昔話が終わったから・・ではない。)

by kaiganyafoo | 2016-04-17 23:49 | 工事 | Comments(11)