海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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神楽坂建築塾で話す

みなさん おつかれさまです。


千葉 外房はそこそこ南国ですが
ここのところすこーし寒くなってきました。
11月も終わりだしね。


海岸屋がずっと通っている勉強会で 神楽坂建築塾 というのがあります。
有名どころの講師が名前を連ねて、素晴らしい講義をしてくださるんですが、
例年11月は研修生が講座を持ちます。
で、
今年も海岸屋、話をしてきました。
話をしてきたんですが・・・まあ向いてない。
向いてないなー!(ここ大声で)

とにかく施工屋なんてのは裏方であるべきで、
だからいつも地味な色の服を着ているくらいですから。
裏方が人前に出てもねぇ・・

でも、建築ってのが、施主と設計と施工の三者でできているものだと言いながら
勉強会の類では学ぶ側にも教える側にも施工の人は少ないんです。
神楽坂建築塾でも施工の人が講師になった例は少なくて
大工の田中文男さんくらいかな・・?(大物だねぇ)
まー こっちの田中は小物だねぇ。

この講座を依頼されたときに、事務局(?)のW辺先生に
「同じ話を二度しないでください」 と言われていて
憚りながら海岸屋、大工と道具の話をさせたら何年だって続きますけど
それがフツーの人にとって面白いのか、タメになるのか、
払ったお金に見合うだけの話なのか、と考えると難しいです。
(でも二年くらいやった)
そこで去年考えたのが 「人のふん〇し作戦」。
腕利きの職人さんを呼んできて、その人と対談するという形式ですな。
去年の職人さんは左官屋さんだったけど、
今年の職人さんは経師屋さん。
この方です。 小野瀬さん。
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・・・って みなさん、経師屋さんって知ってますか?
恥ずかしながら海岸屋は小野瀬さんに会うまでは経師屋さんとサシで話をしたことがなかった。

いつかは経師屋さんと組んで仕事がしたい と願ってはいたものの
なかなかその機会に恵まれずに、ようやく念願がかなったのが3年前。
6畳の和室の壁と天井を和紙で貼ってもらいました。
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いやー すごかったなー
素晴らしい技術、素晴らしい道具、それから素晴らしい和紙。
もちろん出来上がった部屋も素晴らしい。

端正な仕事だけれど、和紙の風合いは柔らかくて
今まで経験したことのない仕事になったんです。

このときの経験から、
経師屋さんというのは和紙の専門家だと思っていたんですが違った。
布も大事だったんです。
掛け軸とか屏風とかを考えれば当然そうなんですけども。

ですから、経師屋さんの仕事の範囲はすごく広くて
建築関係の仕事というのはその一部にしか過ぎない、とも言えます。
ただ海岸屋が思うのは、
住宅の中に取り入れることのできる本物の材料というのはとても少なくて
それは木であり、土であり、漆喰であったりするのですが、
そこに和紙も必ず入ってくるだろうと言うことです。
和紙はとてもたくさんの長所をもった素材ですが、
一番芯のところを言えば、人を幸せにする力がある という事だと思います。

ただ、当然のことながら海岸屋にそれを語って人に伝える力はなくて
ほんの触りだけを見てもらったに過ぎません。  残念。
所詮 にわか勉強では通用しない奥行きのある分野だということでしょうか。
受講生の皆さんには申し訳なかったけど。
・・・・
・・・・
だったらブログに書いてもなおのこと伝わらないだろうって、
実は今、気が付きました。
やれやれ。

和紙の数々を触って、その違いが汲み取れなかったからと言っても不思議ではないです。
それは
生米を触ってその違いが判らなくても、ご飯に炊いて食べてみればわかるようなものです。
和紙であれば、障子に貼って、提灯に作って、扇子や団扇であおいで、和本に綴じて、書をしたためて
そうやって使い倒してはじめて腑に落ちるしかないのでしょうから。

というわけで 小野瀬さんの素晴らしい道具を見て
その仕事を察してくだされ。
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道具もすばらしいけど、仕事をしているときもかっこいいんです。
いやー 職人たるもの常にそうありたいもんですねぇ。はい。
ん?
神楽坂建築塾の話から逸れてるって?
いやいや もしかすると来年もやるかもしれないかもするかもしないかも。(何だ?)
だったら誰に頼もうかなぁ・・
(他人のふ〇どし作戦継続審議)
と 曖昧なことを言いつつまた今度!
では!



by kaiganyafoo | 2017-11-30 20:28 | Comments(0)

千葉の森林組合が柱をくれます。

みなさん おつかれさまです。

海岸屋は毎日墨付け、刻み仕事をしております。
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いい材料が入りました。
狭い作業場が材料でいっぱいです。

若い衆も頑張っている。
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誰ですか、若い衆の方が頑張っているなどと言う人は。
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彼が作った腰掛蟻継ぎ。
プレカットの継手よりも少し堅めに作ってある。
継手を作るのは練習を含めてこれが三回目。





さて、それはさておき。
海岸屋ふー通信を長くお読みの皆さんはご存じですが
千葉の森林組合に声をかけていただいて協定を結んだ海岸屋ふー。

頑張っていますよ。 (森林組合がね)
a0157159_15082.jpg
こんなチラシが入ったらしいです。

らしいです。
ってのは海岸屋が新聞を取ってないから、ってのもありますが
そもそも外房地域には配られなかったからです。残念。

ですからここでこれを解説すると、

ちばの木 家づくりモニター募集 限定5棟
(構造用)柱材を無償で提供
でも
プランは決まっちゃってるからねー  とか
工務店も決まってるんだよー とか いろいろ。

まあ、 「千森の家」 で検索してみて下さい。 (あっ説明逃げた)
千葉の木で、 千葉の工務店が 千葉の人に家を建てるってことです。
(自分なりの理解だ)

興味のある方は検索してみて下さい。
(加盟工務店で一番小さい海岸屋なのにえらそうな態度のワタシの写真もあるなど。)

by kaiganyafoo | 2016-04-09 20:10 | Comments(0)

気分は書道

みなさん おつかれさまです。


世の中は美しいものに満ち溢れている とは思いつつも
自分がそこに貢献しているとはなかなか思えない日々です。
ちゃんとモノづくりをしているのか?海岸屋。



と自問しつつ 先日は書道教室。 しかも「大人の」 という但し書き付き。
a0157159_2365877.jpg
はい、大人のみなさんです。
おお 大人だ。

子どもは海岸屋だけ。

素晴らしい紙
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すばらしい筆
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素晴らしくない持ち方。
いや、持ち方は正しい(ようだ)けど、ぎこちないね。

筆は立てるんだそうです。
筆の腹で書くのではなく、筆先で書く。
初めて知りました。 得したな。
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素晴らしいお手本。
右から楷書 行書 草書なんだけど
田中の 「田」 みたいな漢字でもそれぞれ書き順が違ったりする。

楷書の書き順は小学校のとき習ったけど、他は知らなかった。
だいたい、書き順のアレンジなんて そんな罰当たりなこと考えたこともない。
書き取りテストで×を喰らった思い出が海岸屋を縛っていたのだなぁ・・
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おい! 筆の腹は使わないと言っておろうが!(何時代?)
たわけめ!
〇も書けんのか!?
貴様、それでも日本人か!・・・・・・と
心中、自問自答しつつ書く書く書く。

これでも手に職をつけてるというか、技術をもって世を渡っている人間ですから
こういう分野でどうすれば上達するのかはわかっています。

まず
芯をつかみ
次には手が枯れるまで回数をこなす。
できれば間を明けずに毎日積み重ねる。
そして
自分の練度を注意深く点検してほんの少しの上達も見逃さないように気を付ける。
「昨日より少しだけであっても確実にマシな自分」 というわけだね。


言いつつ ホントーにそれをやるのか海岸屋。
50年来の悪筆、大工だけに金釘流錬士8段。
ここから初心者への道のりは遠いのか近いのか。

「おまえの手書きの見積もり書は信憑性に欠ける」 とまで言われた悪筆。
伸び代があるとか言ってる場合じゃない。かもしれない。
芳名帳に名を書くときがこの世で一番キライ とか言ってていいのか・・・


さて おまけの写真は古い門の修理。(ウチの仕事ではない・・)
a0157159_23364688.jpg
な?
機能 性能もそうだけど、美しいということをあきらめていない仕事でしょ?
昔の職人の仕事。
(奥の倉庫はそれに対して経済一辺倒の気配だね。)

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瓦棒葺きの芯木も
丸めたり、反らしたり手を掛けてある。
ねぇ
機能性とか合理化の名のもとにいろいろなものを置き去りにしてきたんじゃないか?
現代日本人のみなさん。 (大きく出たなおい)

ん?
お前の字も合理化のせいで美しさを捨てたのかって?
違います。
不器用者がなまけるとこうなるってだけのことです。
四捨五入すれば60の手習い。
いかがな展開になりますやら、薄目の遠目の甘目でお見守りくだされ。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2015-02-04 23:53 | Comments(2)

残念なお知らせ

みなさん こんばんは。


台風来てますね。
作業場の屋根はトタンなんで かなりうるさいです。

そんな雨の中 東京 銀座に行ってきました。
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そういえば 前回の台風のときも埼玉の美術館に行った記憶があります。
雨男の面目躍如たるものがありますなぁ・・・


歩行者用信号機に半分隠れてますが
りんごのマークが見えています。
西洋の外国の人と東洋の外国の人とが たくさんいました。

買ったのはこれです
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スイッチの入れ方は習ってきたからできるんですが
まだ何もできない。
写真ひとつ読み込めない。

説明書はぺらっとしてる・・・・
うーん。

a0157159_22411162.jpg
薄いな。
チョー薄い。

バームクーヘンを切るために薄いんだそうです。
(たぶんウソ)



まぁ アレです。
残念なお知らせ というのは
海岸屋がマックブックを買ったこと   というわけではない。

昨日 岩手に日帰りで行って見学した蔵
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それこそ最高級の蔵 でしたし、 
庭も、詳しくない海岸屋すら陶然となる素晴らしい庭で、
いつものようにハッスルして写真を撮りまくったんですが
その写真は 今 一枚もないです。
それが残念。
あ、
この写真は 我が社の俊英、K女史が撮った写真です。



で、撮りまくった写真は カメラごと岩手に忘れてきたんです。
それも残念。 (ばっかじゃねぇの? という声が聞こえる・・・・・)

いろいろ考えたあげくに 忘れたとしたらあそこだよなぁ・・ と思ったそこに忘れてて
今朝、「そちらに宅急便で送ります」 というお申し出がありました。
ありがたいありがたい


と言うわけで その夢のような蔵と庭がお見せできません
それが一番残念なお知らせ。


おまけの写真は 日本持ち送り愛好会写真コンテスト参加写真のコレです。
a0157159_2317050.jpg
ん?

暗くて小さくて見えないっすか。
ではこれ
a0157159_23183280.jpg
あれまー
腕木がないのに桁がある。

これじゃコンテスト勝てない?
そうか・・・
残念。(くどいか・・・)

by kaiganyafoo | 2014-10-05 23:20 | Comments(0)

栂(つが)だ! 栂なのか?

みなさん お久しぶりです。
お元気でしたでしょうか。

ブログの投稿欄に入ろうとしたら
あんまり間があいたので 入口が明きにくくなってて大変でした。
ほったらかしはよくない ということですね。 (ウソです)





さて栂。
ツガです。 トガとも言うかな。

床の間まわりを考えていて 「栂!」 という意見が出て
とりあえず新木場に行ってきました。
a0157159_2333552.jpg
うーん 木場っぽいねぇ。
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出して並べてくれてあります。

ま、 ここで言わずもがなの事をあえて申し上げれば
栂の木というのは成長がごく遅くて林業の採算にのらないため
植林されることはないことからすべてが天然木であって、
流通している材料もごくわずかなものなのです。

そして、一部の好事家には重用されるものの
それらは関西に多く、関東には少ないらしく
当然のことながら海岸屋は使ったことのない材料でもありました。

ここの材木屋の社長が言う、「ウチだけだね、こんなに栂を持ってるのは」 という言葉も
まんざらハッタリではないだろうと思います。

ですが・・・

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一緒に行ってもらった二人の大工さん。
どれを見ても「ウン」と言いません。
二人揃ってです。

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取って置きの木目の材を見ても
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高いところにあったやつをわざわざ降ろしてもらったものを見ても
まあ とにかくダメなものはダメなんですな。

理由は様々で 杢は表情がありすぎて部屋に合わない ということだし、
柾のものでも 「アテ」が強いから あとでくるってくるだろう とか。

まあ この二人は名人ですからその場で一目みて即断ですが
海岸屋は凡人以下なので触ってみないと腑に落ちない。
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  ええ。 買ってきましたともさ。
みんながダメダメ言うのを無視するがごとくに強引に。です。
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はい、当然削ってみる。

うーーーーーーーん
どうなんだ?
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おまけにこんなオバケみたいな栂まで買ってくる始末。

栂なのか?





悩んだときは いい道具の写真でも眺めて気を落ちつけよう。
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現場で働いている、水戸の中屋平治の7寸の両刃。
先輩の道具です。
いいねぇ・・

追伸
栂を削った手ごたえは 枯れているがごとくに硬いです。
これを扱うのは難儀なことでしょうね。
難儀をやりたい気がしてるんですが。

ではまた。

by kaiganyafoo | 2014-09-19 23:50 | Comments(4)

戦後日本住宅伝説

みなさん おつかれさまです。


お盆休みをやすんでますか?




海岸屋は昨日の夢の中で
「熱中症対策飲料」 の配合に悩んでいました。
「水」 と 「塩」 とに 「貝の出汁」 を配合するのがミソで
もうひとつ決め手になるナニモノカがあったのですが思い出せません。

決して勤勉ではありません。 ただの夢です。






さて
先日 「台風だから外出をひかえてね」 と気象庁がおっしゃるのもきかず
雨天 強風をついて埼玉に行った海岸屋ですが その目的はコレ
埼玉県立近代美術館の催し。
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 「戦後日本住宅伝説」
おー コラ やんのかテメー ってかんじですよね?
ね?
そんなかんじしないっすか?

しない?
あれ?

そんなはずはないな。
だって
大工の先輩も行ったはず
わが社の俊英 K女史も。


だってコレっすよ?

「丹下健三 自邸」
「コアのあるH氏の住まい  増沢洵」
「私の家 清家清」
「新宿ホワイトハウス 磯崎新」
「スカイハウス 菊竹清訓」
「塔の家 東孝光」
「白の家 篠原一男」
「水無瀬の町家 坂本一成」
「虚白庵 白井晟一」
「松川ボックス 宮脇檀」
「反住器 毛綱毅曠」
「中銀カプセルタワービル 黒川紀章」
「原邸 原広司」
「幻庵 石山修武」
「中野本町の家 伊東豊雄」
「住吉の長屋 安藤忠雄」

あああ 疲れた・・ ってそうじゃなく 疲れたのは見に行った日。

写真撮影 OK! という設定が各ブースにあったけど
ネットでアップOK!かどうかはわからない・・・
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白井晟一の虚白庵の中で夏休みの宿題をする中学生の女の子ふたり。

この子たちの心の中に この体験が何を残すのか
興味のあるところではあるけれども たぶんアレですね・・

外の展示
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おっと これは中銀カプセルタワービルのカプセル。

とうとう解体された中銀カプセルタワービルを惜しんだファンが
形見分けに一つずつ貰った・・わけではないな。 きっと。
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覗いています。
チョー覗いてる。
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うむうむ
大工さんが型を作って その裏表にベニヤを貼って
そこに塗装屋さんが白いペンキを塗ったのだな?
今ではなかなかない「手作り」 ってやつですな?


まあ なんでこれだけこんなにしつこく載せるのかっていうと
外展示なんでよもやアップ禁止ってこともないだろう ということもあるんだけど
もうひとつ 海岸屋はほんの子供 小学生になるかならないかの頃に
黒川作品に接しているからです。
その名は 「山形ドリームランド」

今は影も形もない。
洒落じゃないけどひと時の夢のように消えてしまっています。

海岸屋の父親はこの施設にタダで入れる人だったので
わけもなく連れて行かれてずいぶんここで過ごした・・とは思うんですが
ほとんど記憶がない。 びっくりだな。
だ けれども
はじめて中銀カプセルタワービルを見たときに 不思議ななつかしさを覚え・・
たりもしてない。


だからね、 白井晟一の虚白庵の中で宿題をやっても
たぶん心の中にはあんまり何も残らないだろう・・ という予想。
おそらく
弱いんだと思います。
一過性の経験では。

ですから そこに住むとか
夏休みのたびに遊びに行っていた とか
繰り返し体験することが必要なんだ という気がします。

住宅屋の我田引水ですがね。


黒川紀章等が中心になって考えられた
日本発で世界に通じる唯一の建築思想 メタボリズム。
まさに海岸屋はそれを体現している というツッコミは予想されてはいるけども。
ええ
米飯強調月間で腹は出てきてはいるんだけども。


おまけの写真は 美しいもの。
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桃はもちろん美しいんだけれど 
その美しさを際立たせているのは器。

この美しい器を使うことを幸福と呼ぶ と思います。
海岸屋はそう思います。

では。

by kaiganyafoo | 2014-08-16 23:43 | Comments(2)

古びたもの

みなさん おつかれさまです。



なんか 暑さがやわらいでいる気がする。
おーい夏 元気だせ!
まだまだイケるぞー
・・・って 台風のせいか そうか。

海岸屋は今日 現場で雨の対策の養生をしたから
きっと(きっと)台風がそれる気がするんだけどな。




さて
みなさんは コールテン鋼というものをご存じですか?

錆びてるんです。
最初から。
巨匠 前川國男が使ったんだってねー ということくらいしか知らなかった。
こんなかんじでした。
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いやぁ・・ もうサビサビじゃんってかんじですよね。
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もー大丈夫かしら こんなにサビちゃって・・



なんでこんなことを調べてるかっていうと
新しく建てたのに新しく見えない どこにもないような・・ という研究だからです。


千と千尋の出てきたような食べ物屋さん・・って
一時期 はやりませんでしたか?
レトロな雰囲気っていうか・・・
あれはね アウトなんです。

わざとらしいのはダメ。

京葉〇速の上り線の幕〇サービスエリアの〇〇食堂みたいなのは・・・

これはワザとじゃない。
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海岸屋の手です。
きたないな とか言うの禁止。
作為がないでしょ?
だらしがないな というのも禁止。


作為のないドア 来ました。
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インダストリアル系ですか? (違う? 間違ってますか?)

これにふさわしい壁の研究。
a0157159_21342721.jpg
モルタル塗ってペンキ塗って漆喰塗りました。
・・・・作為を出さないのは難しいなあ・・
作為あるんだもんなあ・・・


できれば こんなの希望。
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いーかんじにヒビ割れ来てますね。

これは外国製の材料を塗ったそうです。
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これが売ってないんだ どこにも。

個人輸入ですかね?
高校で英語2だったのに・・・

どなたか入手方法ご存じありませんか?







おまけの写真は 桃の季節の桃のお仕事。
a0157159_21484349.jpg
ウチの会社の某によれば
これを食べない人は 人生の半分を損している・・・んだそうです。
本当かどうか 実際に試すことができるご近所様は幸せだな。

もちろん海岸屋は幸せの組ですな。
・・・と
幸せ自慢をしたところで今日はお開きざんす。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2014-08-09 21:55 | Comments(4)

はつりました

みなさん おつかれさまです。


作業場 (兼 仮設事務所) で夜になって仕事をしていると
カブトムシが飛んできて うるさいし 危険だし の海岸屋です。

だから更新を怠りがちだ と言うわけではないんですが・・







さて
だいぶ前の話になっちゃったんですが ハツリ やりました。
この丸太ですね。
a0157159_1955438.jpg
海岸屋は はじっこのほうにちらっと写ってます。
墨付けをしようとしてますな。

皮を剥く。
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そして
さあ
ハツリはじめます。
a0157159_2012020.jpg
ええ 最初は先生から。
ね? NHさん?

さあ 二本目です!?
a0157159_2041573.jpg
うおー   
でかい鉞 でたー!
すごい切れ味です。  バッサバサいくぞ。
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何がすごいって この体!
やっぱこうじゃなくちゃね。

ん?
海岸屋はどうしたって?
だって 写真を撮ってるのが海岸屋だからねぇ・・
やってるときは撮れないし・・・

でもまあ こんなかんじ
a0157159_20105885.jpg
なっちゃないね いろいろと。
初めてだから許して下さい。
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おお さすがだ! TTさん。 
ハツリ目が揃ってるぞ。 海岸屋の切れない鉞でたいしたもんだ!
(そこか?)

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3人で仲良く(?)チョウナを使ってます。
黒いのが年寄りです。
黄色い人は 昔とった杵柄で
赤い人は もーバリバリ君です。 




あのね
利鈍 という言い方があるよね。 りどん。

刃物が切れることと 切れないことを言うんだけど
まあ 切れない方はいいよね。 鈍いんだから。

切れる方が 「利く」 って何だよ って話なんだけど
海岸屋はこの日 切れる刃物を 「利く」って表現するのがわかりました。
はい。
4枚目の写真 見て下さい。
すごい食い込みですよ?
これ 利いてますよ。 ええ 利いてる。

そしてタダナラヌ ハツリ屑
a0157159_20282454.jpg
切れてる!
手が決まってる!
やー
こうでなくっちゃあねー

手の皮がむけるとかなんとか言ってる場合じゃないね。
刃物ももっと切らせなくっちゃね。

「道具はいいですよ!」 と言われたけどね。 ははは。
まー
ぼちぼち行きますよ・・・ なんてぇ事を言い続けて50も半ばになっちゃったんだよな。
年寄りの冷や水と笑ってくだされ。
大工と現場と山をつなぎたいのさ。
足元がお留守なのは今に始まったことではないし。

また懲りずに教えに来てくだされ 先生。
どなたでも大歓迎ですぞ。

ではでは。

by kaiganyafoo | 2014-07-16 20:37 | Comments(0)

吉田の数寄屋・安藤のモダニズム

みなさん こんばんは。




海岸屋は 朝、車で移動するときには
ブログのネタを考えています。
でも、うまく思いついても夜まで覚えていられないのが難点ですね。

今日もそうなんですけどね。





さて
これ
a0157159_23494419.jpg
梅原龍三郎のアトリエです。
どうですか?
正直 現地で直接見てみると イマイチ・・
アトリエ部分の壁が大きいというか背が高いというか。

でも写真でよーっく見ると こりゃぁ苦労してるわ。
だってアトリエは窓の大きさが必要なんだろうし
そのアトリエ棟の壁のでかさを隠すために一母屋さがりの玄関棟をくっつけて
さらに下屋でバランスをとっています。
うーむ
これはこれでうまいんだな。

でも 
a0157159_0305131.jpg

a0157159_0311513.jpg
デザインとして天下無敵かというとそうでもなくて
失礼ながら手垢のついてしまったものもある。

真似がしやすくて あまりうまくできてないものも多くて
そうこうしているうちに飽きられてしまった といういきさつ でしょうか。

ただ ここぞというところに柱を建てるなどして
全体を引き締めてみせるという大壁の技術はすごい・・です。



さて
ここの近くに安藤忠雄が置いた箱
a0157159_046494.jpg
角のところが妙なふうに切り取ってありますが この切り取りは屋根まで伸びて
逆側の角まで三角に伸びてる。
そうすると・・
三角形の光が室内に差し込む。
時間が経つとその光が壁から床に移っていく。

室内は写真が撮れないからお見せできないけども。
美術館で自然光 という目論見ですかね。

できて3年たっても中はコンクリくさいから
この手に住もうという根性はないんだけど。





そして
数寄屋だけでもなくモダニズムだけでもない
そんな空間に 海岸屋はここで会うことになる。(なんだ?)
まー
昨日につづいて後半だれ気味の内容で明日にひっぱる海岸屋であった・・・
では

by kaiganyafoo | 2014-05-17 01:11 | Comments(2)

国内最大(級)の民家登場

みなさん おつかれさまです。


なんだか息がきれる海岸屋です。
(人生の話はしていない)
a0157159_18133220.jpg
これは枯れた梅の木につかまって咲くバラ。
不思議な植物ではありません。
a0157159_18161456.jpg
バラにしずくがつくと わざとらしいくらいの構図になるけど今朝の千葉は雨だったのさ。


さて
国内最大級の民家って みなさんどう思いますか。
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このお宅は以前に海岸屋が仕事させてもらったお宅で
うっかり間口10間だと思ったら実は13間もあったというお宅
(うう・・記憶がさだかじゃない・・)
千葉ではこのくらいが最大級だと思います。

山梨 塩山駅前の甘草屋敷
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これも ぎょっとするほどでかい。
間口13間半。
中はこれもんです。
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うお! 広!
なんのためにこんなに広いんだかわかりません。
何十人も住んでた?
作業のスペース?

しかし・・
今回見学させてもらったお宅はもっとでかい。
ここは河口家と言って 山梨市に宮城県から移築したお宅です。
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なんと間口が16間!
延床面積124坪!
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こんな家見たことありません。

でかくて有名な石川県輪島市の時国家でも 下時国家が間口13間 
上時国家が間口16間です。
まさに国内最大級。
(ここから先は面白くありません とばしてくださってけっこうです。)

もちろん海岸屋のことですから 思いっきり写真を撮りまくったんですが
内部の写真は個人のプライバシーにかかわるので載せられません。

で、 いつものことですが 構造材があらわになっている土間に立って
上棟の手順をなぞってみました。
こうすると新築のときの棟梁が どんな手順で梁算段を考えたのかが想像できるんです。

これだけの大きな普請だと 見せ場を作るとか 腕自慢 材料自慢に走ることがあっても不思議ではないんですが、そんなそぶりは見当たりません。 大きな梁は構造上必要な場所に置かれ それが経年変化でどう動くのかを予想して十分な対策を施しています。 いかにも東北の職人らしい抑制の利いた人柄がしのばれます。 おそらくその効果があってのことだと思いますが、こえrだけの古さと大きさにもかかわらず、構造はきわめて健全で偏った劣化を示しているところはありません。 ずいぶんと勉強になった古民家見学でした。

by kaiganyafoo | 2014-05-15 23:59 | Comments(0)