海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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坂の上の雲

あー
読んだ読んだ

ずいぶん久しぶりに小説を読んだ。
坂の上の雲
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みなさんご存知 司馬遼太郎。
大作です。

主人公は3人
正岡子規と
バルチック艦隊を破った海軍の名参謀 秋山真之と
その兄 日本の騎兵隊の生みの親 秋山好古。

でも 時代背景が日露戦争だから
明治の元勲はじめ大物が総出演だし
国際関係は錯綜してるし
まぁ 入り組んでます。

そこを飽きないように
しかも 作り話にならないように
読ませる力は さすがです。

ただし
かの司馬遼太郎をして 構想5年
執筆に4年半 と 約10年近くの時間を使わざるを得ない
それだけの 主題だとは思うものの
彼自信が あとがきのなかで
「私の40代はこの作品の世界を調べたり書いたりすることで消えてしまったといってよく」
と語る通り 消費された労力の大きさには 唖然とする想いがする。

もちろん これは貶しているのではない

やがて第二次世界大戦へと傾斜してゆくなかで
その愚劣きわまりない軍部を生み出したものが
日本自体の固有の性格なのか
それとも一過性の熱病のようなものに過ぎないのか
それを日露戦争当時まで遡って ときほぐしてゆく という
司馬遼太郎なりの 「戦後の総括」が隠れたテーマとして語られていて
そこにこそ40代 という知力 体力のもっとも充実した時期を使う
かれの誠実さがある という意味だ。

事実 彼はその後60代なかばから ほとんど小説を書かなくなって行く。
すでに この作品自体が 小説といえるかどうか と語られているように
正確に調べて 事実の積み重ねをもって 語らしめる というスタイルは
創造的ではあるものの 想像の分量は少ない。

まー
この勢いを駆って
しばらくおあずけになってた ドナルド キーンの明治天皇 を読もうかな。

目が めっきり弱くなって
いつまで本がよめるか疑問だからな。

by kaiganyafoo | 2010-07-26 22:33 | 読んだ本 | Comments(0)
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